6時
突然階下から響く物音
何かを落とした音に目が覚める
耳を澄まし、辺りの様子を探る
人気の無い部屋
押し殺したような悲鳴と口を塞いだような声
ベッドの上に飛び起き
……………安堵したように再びベッドの中へと戻る
辺りを包むのは穏やかな雰囲気
ラグナは、ゆったりと目を閉じる
なんの心配もいらないような平穏な朝
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