8時
カーテンの隙間から
強い日差しが差し込んでいる
まぶしさに目瞼を開き
観念したように起きあがる
のぞき込んだ時計の針は遅くもなく、早くもない時間を指し示す
ベッドの上でしばらく考える
今起きるべきか?
それとももうしばらく寝ていようか?
階下から聞こえる楽しげな声
誘われる様に腰を上げる
………起きるか
楽しそうな声に降参し、床の上へ足をおろした
戻る