塩狩温泉 塩狩温泉観光ホテル(塩狩温泉ユースホステル)

温泉名しおかりおんせん
塩狩温泉
施設名しおかりおんせんかんこうほてる(しおかりおんせんゆーすほすてる)
塩狩温泉観光ホテル(塩狩温泉ユースホステル)
所在地ほっかいどうかみかわぐんわっさむちょうしおかり
北海道上川郡和寒町塩狩3
場所概略旭川市街地より国道40号線を北上する。看板があるので右へ曲がる。塩狩駅近くにある。
駐車場専用駐車場あり。10台くらい停められる。無料。
営業時間8:00〜21:00
料金\400
風呂数男女別内風呂各2
脱衣所男女別各1
泉質酸性−鉄(II)−硫酸塩泉
湯色無色透明
問合せ先0165-32-2511
入湯日2002/9/2
感想ユースホステル内にある温泉。素朴でよかった。内風呂の1つに「くすり湯」というのがあり、それは「酸性・緑礬・ラジウム」と書いてある。施設内には相田みつをの詩が展示されていて、それがよかった。
評価5

 塩狩温泉は、私が「一人旅 −北海道へ−」編で7番目に行った温泉です。そして、7番目に入った温泉です。
 塩狩温泉はJR宗谷本線の塩狩駅近くにあります。
 塩狩温泉に行くには、旭川市街地より国道40号線を北上します。旭川市街地より約30km北上すると、右側に塩狩温泉 塩狩温泉観光ホテルが現れます。この塩狩温泉観光ホテルは塩狩温泉ユースホステルにもなっています。
 塩狩温泉 塩狩温泉観光ホテルは塩狩峠付近にあります。この塩狩峠付近にはJR宗谷本線の塩狩駅があり、塩狩駅からも徒歩で行くことができます。交通の便がよくていいですね。
 ちなみに、この塩狩峠は天塩と石狩の国境にあることから塩狩峠と名付けられたそうです。現在の地図で天塩という地名を調べてみると、上川郡朝日町と紋別郡滝上町の間にある天塩岳という山があり、この付近が天塩に当たります。また、石狩というのは石狩市付近になります。塩狩は天塩と石狩の国境と言っていますが、現在の地名での塩狩と石狩はかなりの隔たりがあります。それなのに、なぜ天塩と石狩の国境と呼ばれるようになったのか詳しく調べてみると、昔は天塩国と石狩国という国があり、その間に塩狩峠があったそうです。今は国ではなく郡に細分されたため、位置的にずれてしまっているのです。
 話を元に戻しましょう。塩狩峠は昔は交通の難所だったのですが、塩狩バイパス(現在の国道40号線)ができたことにより、今では苦もなく行き来することができるようになりました。
 私はユースホステルに泊まるため、ここにやってきました。もちろん、温泉があるということを知っていたので、温泉目的も兼ねてここに泊まることを決めていました。
 塩狩温泉ユースホステルには、私のほかに男性2名女性1名が宿泊するために来ていました。夕食では彼らと一緒にジンギスカンを食べました。ここでのジンギスカンは食べ放題です。ジンギスカンが好きな人にはお薦めです。
 彼らと食事をしながら話を聞くと、女性の方は一人旅で北海道に来たそうです。大阪の方からわざわざフェリーで来たそうです。しかも、移動手段は電車かバスということでした。すごい! 思わず関心してしまいました。男性の方の1人はバイクでツーリングに来たそうです。こちらも一人旅で来たそうです。みんな一人旅でしたので、なんだか親近感が持てました。
 食事も終わり、いよいよ温泉です。塩狩温泉は1921年に牛が発見した温泉です。牛が発見するなんて北海道ならではですね。
 浴場はそれほど広くないところでした。また、浴槽もそんなに広くはないのが2つありました。1つは「くすり湯」と書いてありました。こちらが温泉です。もう1つがただのお湯でした。温泉の泉質は酸性緑礬泉です。これといった特徴的なお湯ではありませんでした。しかし、ここのお湯はアトピー性皮膚炎や水虫に効くそうです。お悩みの方はぜひ行ってみて下さい。
 温泉ではあまり感動はなかったのですが、私はこの塩狩温泉ユースホステルで驚いたことがあります。なんと、私の好きな相田みつをのギャラリーがあり、そしてグッズが売られていたのです! こんなところで相田みつをに出会えるなんて!! 私は感動してしまいました。
 壁には相田みつをの詩が書いてある額が飾られていました。また、グッズコーナーもありました。私はそのグッズコグッズコーナーで思わずストラップを買ってしまいました。そのストラップには私のお気に入りの詩が書いてありました。今でもそのストラップは私の宝物です。
 北海道に来てまで相田みつをのギャラリーがあるとは思いませんでした。相田みつをは北海道にはあまり縁がないはずだと思い、私は受付の方になぜここで相田みつをのグッズが売られているのか聞きました。すると、塩狩温泉のオーナーが相田みつを美術館と提携してグッズを販売しているようなことを言っていました。
 相田みつをのグッズを手に入れることができたことで、感激しながら塩狩温泉をあとにしました。

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