北温泉 北温泉旅館

温泉名きたおんせん
北温泉
施設名きたおんせんりょかん
北温泉旅館
所在地とちぎけんなすぐんなすまちゆもと
栃木県那須郡那須町湯本151
場所概略東北自動車道の那須ICより県道17号線(那須街道)を北上する。そのまま那須高原有料道路(普通車\360)に入り、内回り方面に行くと看板が見えるので、それに従う。
駐車場専用駐車場あり。30台くらい停められる。無料。
営業時間9:00〜17:00
料金\700
風呂数混浴露天風呂1、混浴内風呂2、混浴打たせ湯1、男女別露天風呂各1、男女別内風呂各1、女性専用内風呂1、子供用露天風呂1
脱衣所男女共用1、男女別各2、女性専用1
泉質単純温泉、ナトリウム−塩化物泉、鉄泉
湯色無色透明
問合せ先0287-76-2008
入湯日2001/7/8
感想混浴露天風呂がすごく広くていい。ぬるめで長湯もできる。でも、外からは丸見え。他のお風呂もよかった。
評価5

 北温泉は、私が「一人旅 −北へ−」編で59番目に行った温泉です。そして、49番目に入った温泉です。
 北温泉は那須岳のふもと、那須高原にあります。
 北温泉に行くには、東北自動車道の那須ICより県道17号線(那須街道)を北上します。約13km行くと那須高原有料道路の料金所に着くので、そこで料金を払い有料道路に入ります。料金は普通車だと360円かかります。そこから内回り(反時計回り)に行きます。あとは看板が出てくるので、それに従えば北温泉の駐車場に着くことができます。
 北温泉付近は、他にも八幡温泉朝日温泉などの温泉があり、那須温泉郷と呼ばれています。特に、那須温泉大丸温泉北温泉弁天温泉高雄温泉三斗小屋温泉、そして板室温泉は那須七湯と呼ばれています。ICからも近く、人気がある温泉郷です。
これが噂の「泳ぎ湯
外からは丸見えです。
 北温泉の駐車場からは階段を下っていかなければなりません。その階段は結構急なので、気を付けてください。階段を降りると、なだらかな下り坂になります。その先には北温泉の旅館が見えてきます。やっとたどり着いた!と思って、歩を進めている私に信じられない景色が見えてきました。なっ、なんと、右側にプールのようなものが現れてくるではありませんか!? これがうわさに聞く「泳ぎ湯」だ、と私は確信しました。ガイドブックにはもちろんそれが載っているのですが、実際に間近で見てみると、その大きさに口がふさがらない状態になってしまいます。私の最初のびっくりです。大きさは25mプールがあるかと思わずにはいられない大きさです。でも、プールではありません。水が入っているわけでもありません。この中にある全ての液体が温泉なのです!
 私は見ていただけなのですが、もう泳ぎ湯に入りたいという気持ちが、私の足が急ぎ足になることで現れていました。
 ゆるやかな上り坂を上り、とうとう私は北温泉旅館に入りました。北温泉旅館は木造3階建ての情緒ある建物でした。旅館内は昼間でも薄暗く、何だか神秘的です。玄関付近には、人気のある旅館を反映しているのでしょうか、人がいっぱいいました。
 私は料金を払って、さっそく先ほど見た泳ぎ湯の方へ向かいました。泳ぎ湯は受付の近くにある下り階段を下りて、来た道を引き返すような感じで行くと着くことができます。でも、泳ぎ湯に行く前に木造の簡易的な建物があるのですが、そこには何と内風呂がありました。私はこれにはびっくりしました。2度目のびっくりです。泳ぎ湯に入りたいと思って行ったのに、内風呂があるとは思ってもいませんでした。
 その内風呂は泳ぎ湯と兼用の脱衣所にもなっているみたいなので、私はその内風呂に先に入ることにしました。内風呂は「相の湯」と呼ばれていて、男女別でした。内風呂はかなり熱くて、熱い!と叫んでしまいました。もしかして、泳ぎ湯もこんなに熱いのかな、と心配してしまいました。熱いので早々に切り上げて、タオルを腰に巻いたまま泳ぎ湯へと向かいました。ちょっと恥ずかしかったのですが、そんなことは言っていられません。入りたいと思っていた泳ぎ湯に入ることができるのですから。
 目の前には泳ぎ湯がありました。広いです。泳ぎ湯の隣りには普通のお風呂くらいの大きさの浴槽がありました。この浴槽は泳ぎ湯よりも浅くなっています。子供用の泳ぎ湯だそうです。
 先ほどの内風呂で熱い思いをしているので、ゆっくりと足を沈めました。あれっ、熱くない。むしろぬるいくらいです。でもそのギャップがマジックにかかったという感じがして新鮮でした。最初は熱いお湯を体験させておいて、ぬるいお湯でどんでん返し、という感じでした。でもトリックを考えてみれば、こんなに広い浴槽だから熱いお湯でも冷めてしまうのだろうなあと思いました。このあたりは北温泉旅館の演出なのでしょうか。
 泳ぎ湯では、皆さんもそうしてしまうと思いますが、私は泳いでしまいました。道を通る人たちからは丸見えですが、それでもやはり泳いでしまいました。また、ぬるいお湯ですので長湯してしまいました。
 困った、困った。北温泉は私を温泉というマジックで魅惑しています。私はそのマジックから逃れることができるのでしょうか。このままではどんどん引きずり込まれてしまいそうです。
 一通り泳ぎ終わったら、ではなく泳ぎ湯を堪能したあと、私は相の湯に戻り、服を着ました。そして、いよいよ旅館内の温泉を調べることにしました。
 旅館内はとても薄暗くて、廊下が細かったです。そして、いろいろと増築を繰り返したのでしょうか、迷路のようになっていました。どこへ行くかわからずにいろいろと迷走して、ようやく「河原の湯」という浴場にたどり着くことができました。
 河原の湯は旅館内の薄暗さとは対照的に、明るい場所にありました。結構新しく造られた浴場みたいです。建物の木の色がそれを証明していました。河原の湯は男女別露天風呂でした。さっそく脱衣所で服を脱いで入ると、結構人がいっぱいいました。浴槽もそんなに大きくありませんでした。でも、泳ぎ湯ほどではありませんが、開放的な場所だと思います。男女別の露天風呂に入りたいという人にはお薦めです。
 これで私は北温泉旅館の温泉を3つ堪能しました。でも、他にも浴場があると聞いているので、旅館内をさらに探索してみました。私はとりあえず受付に戻ろうと考えて、もと来た道を引き返しました。受付に戻って、そこから今度は左側の方へと進んでいきました。左に行ったと思ったのですが、またいろいろと迷ってしまいました。そして、ようやくたどり着いたのが受付・・・。あれっ? さっきいた場所じゃん! 自分でもわけがわからなくなってしまいました。また、マジックにはまってしまいました。3度目のびっくりです。今度はマジックというより、迷路にはまってしまったのかもしれません。このまま私は未知の浴場に無事たどり着くことができないまま、事件は迷宮入りになってしまうのでしょうか。仕方がないので、私は受付にいたお客さんに聞いてみました。そしたら、その方はご存知でいらしたので、詳しく教えてくれました。その方の通りに行ってみると、ちゃんとありました、「天狗の湯」が!! 目的地に無事到着です。ようやく迷路から脱出することができました。
 天狗の湯は大きな天狗のお面が壁に飾ってある浴場でした。ガイドブックにもよく載っていて、有名です。ここは混浴内風呂です。脱衣所はあるにはあるのですが、廊下から丸見えです。はっきり言って女性には入りづらいかもしれません。しかし、私が入ったときには女性が入っていました。しかも、連れなどがいなく、一人で入っていました。すごい方だなあと思いました。4度目のびっくりです。天狗の湯は天狗のお面がなんだかじろじろと見ているようで、奇妙な感じがしました。でも、いい湯でした。
 天狗の湯あたりは上り坂になっていました。上には混浴の打たせ湯がありました。打たせ湯は脱衣所がなく、天狗の湯からそのまま行くような感じになっていました。打たせ湯はとても熱かったです。長くいることはできないと思います。あとで調べてみると、源泉のお湯がそのまま打たせ湯に流れているみたいです。ここはちょっと打たれるだけでいいと思います。
 そして、打たせ湯のさらに上には混浴の内風呂がありました。この内風呂は鍵が付いていて、鍵を閉めれば貸し切りにできるみたいです。でも勝手に鍵を閉めていいのかな。ちょっとその辺はわかりませんでした。ここの浴槽は深さが2段階になっていました。浅い場所は寝湯になります。深いところは普通の浴槽になります。カップルで入り、鍵を閉めて貸し切りにして、一人が寝湯で横になりながら、そしてもう一人が普通の浴槽に浸かりながら、愛を語り合う・・・なんていうのもいいかもしれません。
 そして、まだあります。さらに上には女性専用の内風呂もあるのです。私は入ることはできないのですが、一番上にあるお風呂なので眺望はいいかもしれません。入ったことがある女性の方がいらしたら、ぜひご感想を教えてください。
 北温泉は浴場がいっぱいあり、どの温泉も楽しめていい場所でした。そして、びっくりがいっぱいある旅館でした。皆さんも行ってみてください。私よりも多くのびっくりが発見できるのではないでしょうか。びっくりを見つけるのもよし、迷路に迷うのもまたよし、だと私は思います。

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