長野 [長野ビッグハット] 2008/08/02(Sat)篇
■ 長野ビッグハットは、長野駅東口のシャトルバスで10分弱。歩いても20分くらいでいけるかもしれない。開演1時間ぐらい前に到着したら、長野限定の黄色いタオルは既に売り切れでした。買おうと思ったんだけどなあ。■ 外は35℃にもなろうかという猛暑。隣のケーズタウンで時間を潰してから入場しました。客席数8,000人と聞きましたけど、それよりも少なく感じました。グランディよりコンパクト。自分は2日間ともスタンド最後列だったんですけど、それでも全然近いなあと思いました。■ ステージセットはドームの縮小版ですが、中央の高輝度ビジョンはなし。比較的高画質なLEDビジョンだけになってました。ムービングステージはありますが、後方ステージは細長くって狭い。「たよりにしてまっせ」を踊るにしては小さすぎるなあと思いました。どうやら後方ステージはあまり使わないようですね。
M01 愛のかたまり■ オープニングのアカペラは2人の声が均等に聞こえたなあ。バンドさんの音がインするまでちょっと間があり、そこでのドラムの「ドン!」という曲入りはすごく緊張感がありました。大階段はあるのかなあと思いましたら、上に跳ね上げになってたのがオープニングと共に降りてきて、その上をKinKiさんが歩いてきました。
M02 硝子の少年■ イントロ入りの発破は健在。狭い会場なのでドームより迫力ありますね。この大画面もアリーナクラスだと圧倒的な迫力です。途中、剛さんが歌っている時に音がふっと小さくなるトラブルあり。しかしすぐ回復してその後は目立ったトラブルはありませんでした。イヤモニは相変わらず聞き取りづらそうでしたけどね。♪歩道の空缶蹴飛ばし〜、のところの剛さんの足も相変わらず上がってます。
M03 やめないで、PURE
M04 KinKi Kids forever■ KKFの前の「愛されるより愛したい」がカットになってました。
M05 永遠に■ ミラーボール×2と、さらに小さな光の粒を映し出す照明もぐるぐる回り、会場中が光に包まれます。ミラーボールはドームにあった巨大なものではありませんでしたが、それでも十分キレイだった。歌自体も東京ドームより断然よく、バラードで世界観にぐぐっと引き込まれる感じがしました。■ 隣の「KinKiは小学校の時流行ってたんで好きだったけど、今はあんまり歌知りません」みたいな若いネーちゃん(実際、「最近の歌よくしんないんだよねー」とライブ前に言っていた)が、「KinKiって29歳だっけ?(いい意味で)ヤバイ」と連発してました。まだまだ騙せるみたいですよ?でもMCの長さには引いてましたね(笑)。ここがコアなファンとそうでない人の分かれ目になるわけか。MCも二言三言・・・みたいな感じでとにかく歌聴かせまくって、女子騙しまくり・・・みたいな感じの方が(すれてない)新規ファンを獲得できるってことなんですかねえ。でもそんなのKinKiじゃないよなあ。
光 「こんばんは。KinKi Kids堂本光一です。
剛 「こんばんは。北野武です。
光 「KinKiとして長野に来るのは初ということで、ここに来るまでの景色がまああなた。
剛 「・・・何を言いたいのかは大体わかりますけども。
光 「民家をすり抜けてね。この辺に大きい会場なんてあるかー?と思ったらドーンと。
剛 「ここは、長野オリンピックのときのフィギュアの会場やったんですよね?ホッケー?せやから楽屋入ったら床がゴムやねん。スケートシューズ履くから。そしてトイレ行こうと思ったら・・・
光 「同じこと思ったんやな(笑)。
剛 「こう(爪先立ちで股間を上に突き出すポーズ)なって。便器が高かったんですよ。
光 「やってみよか?
剛 「(光一さんの手で作った丸に向かって)こうですよ。
光 「・・・みずから便器になってもうた。
剛 「マイケル・ジャクソンみたいなね。「ポウ!」ですよ。
光 「健さんとかかなり背が高いのに、それでもヤバかったらしいですからね。
「ポウ!」をする健さんにKinKiさん爆笑でした。剛 「前から思っててんけど、長野と山梨は奈良に似てると思うんですよ。盆地やし。
光 「それはアレってことか。田に、かさかんむりの…
剛 「田舎いいたいんか!
光 「・・・ほんといいとこですよねー長野。
剛 「戸隠とか。
光 「とがくし?
剛 「地名ですよ。ええとこですよ。戸隠そばとか美味しいな。
光 「お前ー、いいとこ見せようとしてネットでちょちょっと調べたんやないか?
剛 「それはお前やろ。
光 「(笑)。いつ行ったの?!
剛 「暑かったおぼえがあるから、去年の夏頃ちゃうかなあ。
光 「昨日か今日行ったのかと思った。
剛 「ライブやのにそんなヒマあるわけないやろ!剛 「でね、戸隠神社にお参りして、「パワースポットやなあ」なんて言いながらって歩いてたら、鳥居のところで女の人に「すいません、写真を・・・」って言われてん。これはバレたなと思ったけど、まあ俺は逃げも隠れもせえへんし、ええわいと。
光 「うちの事務所、写真とかうるさいところあるけどね。まあそこはね。
剛 「したらカメラ渡されて。一緒に行った仲のいい男友達から「剛君ヤバイよ」って言われて。でもしゃあないから撮ったったがな。で、カメラ返すとき、「気づけよ」って感じををすごい出したんやけど、全然気づかんと、「ありがとうございました」って、すごい深々とお辞儀をしていきはりました。だからさ、俺ももっとオーラ出していかなアカンな思って、すごいオーラ出して歩いててん。「オーラ出てる?」「さっきより全然出てますよ」とか言いながら。そしたら何か滝みたいなんがあってん。
光 「マイナスイオンやな!
オモロイなあ光一さん。
剛 「暑かったから、そこで頭から水浴びてさー、「いやーきもちかったー」とか言ってタオルで拭いてたら、そこらへんで「アレ?堂本剛?」って気付かれて。
光 「そんなタイミングでなあ。
剛 「なんか結構人おったから、俺も逃げたいと思って、「皆さんも・・・」みたいなこと言ってその場を立ち去ってん。したらなんかそれが当たり前みたいにとられたみたいで、その後3つの家族ぐらいがみんな水かぶってた。
光 「そんなことする場所ではないのに?
剛 「アレはあかんことしたわ(笑)。光 「俺、「蕎麦打ち名人」の資格を取ってんけど、そのとき長野に来たかもしれへんなあ。違うかもしれないけど。
残念ながらそれは埼玉県でした。
剛 「そばはさあ、長野がダントツうまいと思わへん?俺、ライブの時って、少しおナカ減ってるぐらいの方が声出るから、軽くしか食事とらへんねん。だから、そば・・・天ざるなんかを食べてライブやるってパターンが多いねん。
光 「そばはすぐエネルギーになるからな。
確かに剛さんはソロツアーの時も天ざる食べたって言ってましたね。それにしても、仕事前の腹ごなしに天ざる・・・「オッサンやん!」と口に出して言ってしまいました。この会話、間違いなく29歳だわ。同期仲良し3人とかがやってる会話を彷彿とさせたもん。ていうかただのざるそばにしといた方がいいんでないの?
剛 「でも今日は手配ミスで食べれんかってん。昨日の夜から、今日は会場入ったらすぐ食べる!って決めてたのに。
光 「そういう時あるなあ。
剛 「それなのに、楽屋入ったらないねん。「あの、そばは…?」って聞いたら、「あと30分ぐらいで来るそうです」って。
光 「打っとんねん!打っとんねん今!頑張って!
光一さん、蕎麦打ち熱演。
剛 「待ちきれんから、なんや置いてあったミートボールみたいなん食べてしまったわ。
光 「ソレ俺も食べた(笑)。
剛 「で、結局食べれなかってん。だから俺は長野にいる間に絶対そばを食べる!なんなら明日ステージの上で食べるぐらいのイキオイですよ。
光 「TOKIOのライブではリーダーがメンバー紹介の時に弁当食ってたからね。
剛 「ライブで弁当食うのはミュージシャンとしてないですよね。
Zepp仙台で食うてたのはアナタです。
光 「でもさ、誰か学者さんが言っててんけど、食事をする姿は最高にセクシーな姿なんだって。
剛 「女の子がゴハン食べてる姿はほんとかわいいと思うよ。
光 「・・・やーん(照)。
何故照れる。
剛 「でも男が食うてもねえ。オッサンなだけですから。光 「この会場でも長野ではすごい大きい会場だと思うんですけど・・・
ここで会場から微妙な笑いが。実はエムウェーブ(10,000人超)とか、ビッグハット(8,000人)より大きい会場はあるから、だと思うんですけど。
光 「なんや?
剛 「いや、今の言い方は俺が長野人やったらちょっと腹立つかも。
光 「・・・ちょっと、俺に7秒くれ。(7秒経過)よし、整理した。・・・こんな素晴らしい会場でね。東京ドームに比べれば小さいですけど、その分皆さんを近くに感じられるという。
剛 「小さいからライブ感はすぐ出ると思いますよ。今日はみんな・・・愛し合おうぜ・・・。
会場はキャー。
光 「はー、そういうのが、いいんだー。なるほどね。
剛 「光一も言うたったらええねん。剛 「今日から「33分探偵」が始まります。帰ったらすぐ見てくださいね。
光 「今日かー。今日は9時からF1の予選があるんだよなー。
剛 「お前・・・愛情ないな。相方が頑張ってやっとんねん。ドラマとライブの現場を行ったり来たりしてやってるわけや。したら、君は今日、「33分探偵」を見ますか?見ませんか?どっちですか?っていう話ですよ。
光 「俺、準備万端なのよ。家のハードディスクに番組予約を入れてて、それをパソコンに飛ばすことができるっていう、まあそういうシステムを組んでんだけどね。ハハハッ。
このオタクさ加減がたまらなく素敵。
剛 「それで見るのはもちろんフジテレビですよね。
光 「見るよ。フジテレビ。721。
剛 「・・・お前がそんなん言うんやったら解散や。
光 「(焦って)オマッ、オマエ、そんなんいうけど「スシ王子!」見てへんやろ。
剛 「(すぐさまウミガメのポーズ)。なんやかんや見てますよ。
光 「じゃあ、じゃあ、俺がここ最近やったフジテレビの単発ドラマは何でしょう?
剛 「単発?えーと・・・
光 「愛情ないのねっ!
腕を組んでぷいっとそっぽを向く光一さん。昭和のリアクション。
剛 「めんどくさい女みたいなこと言わないで下さいよ。
光 「初めに言ったのはお前やろ?答えは「世にも奇妙な物語」です。
剛 「それは知ってましたよ。お前が今度やるんやてーっていうの聞いてましたから。でも単発っていうと主演とかそういうの考えるじゃないですか。それやったらタモリやんか。光 「今日は、フェラーリがシャークフィンを初めて投入してくるんです。あんまりカッコ良くないんだけどねー。
剛 「もういいです。わかりました。「今日はF1があるけど、それは録画してるから、今日は「33分探偵」を見ます。みんなも僕と一緒に見ましょうね」でいいじゃないですか。
光 「俺は嘘は言いたくない。
剛 「俺がこれだけ時間かけて、MCの時間割いて言うてるのに。「おう、見るわ」って言っとけば済んだことなんじゃないですか?ちょっと引くわ。
光 「・・・わかった。見ます!・・・いややっぱり・・・・・・後で考えるわ。
剛 「彼が見たかどうか、明日のライブでわかりますよ。
光 「俺のことはええねん(笑)!光 「新曲は、どうしても聴いたことない人が多いので、どうしてもこう(前のめり)なっちゃうんですよね。それをこう(「ポウ!」)して聞いてくださいね。皆ちゃんとやって下さいよ。皆でやれば前の人にも後ろの人にもぶつかりません。
剛さんを前に立たせて、2人で「ポウ!」を。確かに2人とも後ろにのけぞるのでぶつかりはしません。
光 「でも前の人がやらないと、こうなってしまいます。
直立の剛さんの後ろから光一さんが「ポウ!」をやると・・・当然ナニがアレにナニするわけで。まあ当ってるだけだけど(当たり前やがな)。ここでキャー言うファンはアタマおかしい(自分含む)。
剛 「あのなあ(怒)・・・・・・・・・・・・・お前最近チンピラみたいやぞ!自分からぶつかっといて「あいたた・・・」みたいな。
剛さんのこの怒り具合というか動揺し具合は。光一さんはしれっと。
光 「僕は会場の全員がやって欲しいからやっただけですよ。一人でもやらないとこうなるよって。
M06 Secret Code■ 映像に33分探偵のOPの写真なんかが出ました。しかしこの曲、シンコペーション(裏打ち)でビートを取り続けるのはかなり至難の業です。
M07 lOve in the φ
M08 Natural Thang
M09 月光■ あまり憶えてなかった衣装ですが、黒のスーツで襟のところとか袖のところとかに銀色の斜めのラインが何本か入っているというものでしたね。しかし2人の素材はそれぞれ違ったと思います。剛さんは登場から被ってた帽子(ドームと同じもの)をMCの時脱いでたと思うんですけど、M07の時再び被って登場してたのでアレ?と思いました。■ 前2曲は踊りまくりなので、「月光」では剛さんバテ気味。ここは光一さんはまだまだ元気ですね。じゃんけんは光一さんがグーを出したのに剛さんが後出しパーでした。
Intermission(ジェロマPV)■ アテレコは2日は「バカンス篇」、3日は「格闘技篇」でした。
M10 ジェットコースター・ロマンス
M11 フラワー
■ これぞ夏!という感じの海・空のビジョン映像から、ムービングステージでの登場はドームと同様。コレ、10月とかになってもやり続けるのかしら。今回は後方ステージは使わず、ジェロマ終わりで後方ステージを歩いて交差して、すぐ逆のムービングステージに乗り換えて正面ステージに戻る、という構成になってました。■ 「フラワー」で印象的だったのは、最後の♪ララララ〜、でKinKiさんが2人ともマイク外して、自分も口ずさみながら皆の声を聞いてたこと。ドームよりは客の声が格段に届いたんでしょうね。
光 「これからやる曲は「たよりにしてまっせ」という曲で・・・・・当時のビデオ見たら凄かったわ。
剛 「前髪パッカー分けてね。
光 「そうあの頃はまだ分けられた・・・・・・ってオイ!
剛 「おっ、今日のトークいいですね(笑)。
M12 たよりにしてまっせ■ 剛さんは最後にロンダートしてましたが、光一さんは曲が終わるちょい前あたりから床に倒れこんでおり、バク転どころではない感じ。っていうか特に「バク転する」とも言ってなかったんでいいのか。■ その後の「このまま手をつないで」はカット。東京ドームでの光一さんの提案通りにことは進んでいるようです。
とにかく2人ともゼーハーです。光一さんは上のシャツを脱いでタンクトップ姿に。剛さんもなんかごそごそしているなと思ったら、黒いジレの中に着ているシャツだけを脱いでました。
光 「あのね、体力は昔よりあるんですよ。でも、昔より踊りが上手くなってんだよねー。
剛 「そりゃ成長してなきゃダメでしょ。
光 「だから昔より体が動いちゃうんだよねー。ハハハッ。だから当時よりも疲れるんです。
「体力は昔よりある」ってことは絶対に譲れない。確かに序盤のダンスナンバー連投の時も光一さんはバテてる感じは全然ありません。それにしてもドームではあの後「このまま手をつないで」(しかも全編ユニゾン)をすぐに歌っていたなんて信じられない。光 「「33分探偵」は今何話まで撮ってるんですか?
剛 「4話、5話あたりですね。
光 「じゃあ結構オンエアに追っかけられてるね。去年の今頃は俺がそんな状況でしたよ。特に映画のスケジュールが押しまくって。ロケで、あと何時間で何十カットとらなアカンって状態になってしまったんですよ。絶対無理やねん。だから・・・・これ言うてもええんかな?ここだけにしといてくださいね。
剛 「そんなこと言うてもネットの時代ですから。
光 「せやな。ま、ええわ。あの、映画で最後の対決シーンの時、ホントは北大路欣也さんとか、皆あの場にいるって設定だったのよ。それを、現場で「イネコ、みんなを頼む!」って台詞を足して、俺だけのカットに変えたってことがありましたね。剛 「「33分探偵」の初回は、結婚式場で殺人事件が起こるんですよ。
光 「・・・・・・・・・
剛 「お前、自分の話終わったら興味無しか!なんかあるやろ?「ほおほお」とか。これじゃKinKi Kidになってまうやないか!
光 「Sつけろや!
剛 「おまえが取ってるんやないか!
どうやらこのくだりを持ちネタにすべく猛練習中のよう。なおも光一さんが「ほおほお」と専心して聞いてくれないのが不満な剛さん。
剛 「・・・・・・なんっやねん(怒)。
光 「蚊に刺された。カユイ。なんか塗っとかな。
ヒジの辺りを刺された様子で、無心でカイてます。
剛 「・・・ドラマの話してもいいですか!?
光 「♪かゆいところにはもろこっし!
踊りだす光一さん。
剛 「だから!!!今関係ないやろ!!!
光 「あのさあ、もろこしヘッドのさ・・・・・・
剛 「まだ話すんか(激怒)!!!
あーあ(笑)。
光 「あのさあ、今変わっちゃったけど、あの♪かゆいところにはもろこっし!っていう踊りを、風呂上がりについ一人で全部踊ってもうた時、ちょっと自分で落ち込んだわ。
剛 「・・・・・・・・・・・・
光 「あ、ポケムヒが出てきた!気が利くねえ。
ウナではなくてムヒだったようですが、下から出てきたみたいで。無心で塗る光一さん。この自由な振る舞いは間違いなくB型オトコ。
光 「スーッとする!剛 「「33分探偵」は、スタッフに妙なこだわりがあって、「じゃあこれから休憩33分でお願いしまーす」とか言われたりするんですよ。あさみは「ごっはんだごっはんだ!」って行くんですけど。「堂本兄弟」に出た時大体わかったと思うけど、変わったコやから。
光 「そうみたいですね。
剛 「でも朝の6時半から午後3時までやってやっと休憩やのに、33分て。オカシイやろと。だから克実さんとかとも一緒に交渉して、1時間取ってもらうことにしたんです。
光 「スシ王子の時は「食べ次第」っていうのがありましたよ。
剛 「そんなん、ゆっくり食うたったらええやん。主演がゆっくり食べれば周りも休めるし。
光 「うん。ちょっとゆっくりめに食べた(笑)。でもそうやってると、周りのスタッフとかがもうスタンバイしだすんだよね。そうすると、給食の時5時間目まで残されてたトラウマを思い出すんですよ。当時茄子がどうしても食べられなくってね。
剛 「食べれるようになったみたいに言うなよ。今も食えへんやないか。茄子。光 「今はそういうのないんでしょ?食べれるものだけ取りなさいっていうのだって聞きましたよ。そういう点では、今いろんなことが甘くなってるね。土曜日も全部休みなんやろ?ゆとり教育っていうの?
光一さんのこのコメントは間違いなく40代のソレだ。っていうか「ゆとり」言うのヤメテ。
剛 「でもねえ、そういう時間で、友達とか、家族とか、身近な人とのコミュニケーションを図っていく事も大事だと思いますよ。今コミュニケーションが足りなくていろんなおかしな出来事が起こってるでしょ。働きすぎなんですよ。日本人は。
光 「外国の人は「クレイジーだ」って言いますよね。
剛 「だから、KinKi Kidsも、朝7時から夜5時までとかにしたらええねん。朝6時入りとかはないっていう。したら「この後飲みいこか?」とか言えるわけですよ。
光 「でも仕事やからしゃあない部分もあるやん?
剛 「仕事の後でも遅くまでネットゲームやって目の下にクマ作ってるやないか。
光 「でも、舞台のリハやってる時にそんな時間で終わられたらたまらん!
剛 「出来ないと思ってるからできないんだ!
光 「いいものを作りたいんです!
残業代を削減したい人事部と熱血サラリーマンの会話か。こういう会話はどの会社でも日常的に行われてますよねえ。ワーク・ライフ・バランスは確かに大事だと思います。相変わらず剛さんは考え方がアップ・トゥ・デイト。でも、給料制じゃない年俸制とか歩合制の人、サラリーマンでも高額収入のある人は、9時5時とか言わないで自分の裁量で働くのは当たり前。だからまあ、どっちも正しい。ちなみに、欧米のエリートサラリーマンは日本人のそれよりも全然昼夜無く働く。光一さんは多分「SHOCK」に出演している外国人ダンサーさんをイメージして喋ってたんだと思いますけどね。
光 「俺、間違ってる?なんか気持ち悪いねんけど。
剛さんの意見にも、光一さんの意見にも客席は拍手が出てたけど、どっちか言うと剛さんへの方が多かったので。でもそれは大体が「そうだ!お前ら飲みに行けよ!」っていう拍手だったと思います。
剛 「お前はめんどくさい女かっ。間違ってないよ。ただ、そういうところは大人になって、「そうはいうけどなかなか難しいなあ」ぐらいに言うとけばいいじゃないですか。剛 「ドラマの現場でさ、助監督が目線を(グーで)作って、「じゃあ台詞のきっかけを出しますんで」って言うんですよ。でもね、「ハイ本番!スタート」「・・・・・・・・・・・」「あ、きっかけ出すの忘れました」って。
光 「みんな寝てへんからね。
剛 「こんなことが一度や二度やったら話してないんです。もう二桁いってますよ。
光 「ずっと前やけど、ドラマの現場でこういう人いたわ。こう(グーで)やって目線を作んねんけど、芝居してるとだんだんこう(手が開いてくる)・・・なってくんねん(笑)。
剛 「それはアカン。
光 「気になってしゃーないっていう。
剛 「向かい側に相手役の人がいる体で芝居する時あるやん?その時、目線の先に照明さんとか仕事してはる人が入ってくるのはええねんけど、メイクさんとか何にもしてない人が入ってくるのが気になる。
光 「だから芝居する時は目線の先はなるべく空けてもらうようにしてますよ。
剛 「ライブとかでも、♪〜って歌ってる時に、目線の先にマネージャーがおったりすると、♪ナンデ〜オマエ〜ソコオンネ〜ン〜(怒)、ってなるよな。
光 「俺それはないなあ。おるか?マネージャー。
剛 「俺結構あるで。こっちは仕事しとんのに♪ナニキャクニ〜ナットンネ〜ン(怒)、っていうの。剛 「マネージャーといえば、昨日の夜、長野に着いたんですけど、駅の改札で「ピンポーン」ってなってたわ。
光 「・・・それ、ウチのマネージャーもなった(笑)。改札にこう切符をガチョンと入れるじゃないですか。
剛 「ナニ?ナニ?ガチョン?
光 「ガチョンと。したら「ピンポーン」って。俺はもう出て改札の外から見てんけど。どうやら前のご夫婦が切符を取りはる前に入れたみたいやねん。で、そのご夫婦が駅員さんを呼んできて、機械の中から切符出して見てんねんけど、「アレ?これ違うのが入ってるなあ」とか言ってるわけ。
剛 「ホンマにねえ、お払い行った方がいいと思うねん。車乗っててさ、「渋滞してるんで、近道いきます」って行ったら思いっきり工事中とかさ。こんなことが一度や二度やったら話してないんです。もう何回もなんです。
光 「そうなんか。
剛 「ちょっと、俺のマネージャー見ててよ。
剛さんのマネに対する発言は常に厳しいよね。芸能人とマネの関係ってそんなもんかもしれないけど、自分が人よりも気働きがきく分、目に付いちゃうんだと思います。まあ今のマネはかなりやらかし系みたいだが。
M13 全部だきしめて
M14 Hey!みんな元気かい?■ 「実は3回ぐらいしか合わせてないんで、上手くいくかどうか」ということで、この2曲。KinKiさん2人ともギターを持ってます。M13では2人ともアコギ(剛さんはピンクのアコギ!)でしたが、M14の前に剛さんだけエレキに持ち替えます。■ ♪君を僕の自由にしたくて、(こぉちゃ〜ん)、という合いの手は相変わらず客席から大声で出てたんですけど、光一さんがそこに「お客さ〜ん!」とカブせてコールしました。2回。それをどうとるかですけど…オレには「お客さ〜ん(ソレいらない)」って言うふうに聴こえたんだよなあ。どうしても堂本ブラザーズバンドファーストライブのトラウマで。個人的に以前からイラナイと思ってるのもあるが。とりあえず言われたお客さんはさらに盛り上がって「こぉちゃ〜ん!」「つよし〜!」とコールしておりましたが。■ セットリスト初登場となった「Hey!…」は結構変則的なアレンジですね。まだ固まってないのかもしれない。最後、剛さんがシメ前にオカズ的にちょろっとギターソロをとります。その時、光一さんが剛さんの弾いてる前に向かい合わせに立って、顔を覗き込むようにして最後の「ジャーン」を合わせようとするんですが。剛さんがこのソロを引っ張るもんでその状態が続いてしまい、光一さんに「長い(笑)!」と言われてました。
M15 青の時代
M16 to Heart
M17 薄荷キャンディー■ やはりジャケットを羽織って。このバラード三連発では「薄荷キャンディー」での照明の美しさが印象に残りましたね。白と緑で。
intermission(インストメドレー)■ インストのシングルメドレーなんですが。東京ドームではビジョンに曲名しか出なかったと記憶してるんですけど、今回はシングルジャケットが映し出される演出に変更されてました。ちょっとした変更ですが、確かにこの方が飽きないというか、間延びしないように感じる。ファンはとにかく映像でも何でもいいからKinKiの姿が見たいもんなんだな。
M18 ビロードの闇
M19 涙、ひとひら
M20 ボクの背中には羽根がある
M21 Anniversary■ 「ボク羽根」でムービングステージで後方へ移動。そして左右の立ち位置を入れ替えて「Anniversary」で再び正面ステージへ、という流れ。「永遠のBLOODS」はカットになりました。■ 「ビロードの闇」で片手を挙げてくるくるくるーっと回る振りをガン見してみました。でも、今回は剛さんはこなれた感じで片手を残さないで回ってましたね。ちょっと残念。光一さんは挙げてたけど。■ 「ボク羽根」は、ドームと同様にビジョンにゾウとリスの友情物語のような線画アニメが映し出されています。ムービングを追うのに必死で全部は見切れてないです。4回見たのにいまだに・・・・・。
M22 愛のかたまり■ 「愛かた」のビジョン映像は、最初雨のような青の雫が後半にばーっと赤になって、最後には炎のナイアガラに燃え上がるというもの。一体何イメージなんだろう。■ 曲前にイントロバックにご挨拶があります。ここでは剛さんが長めに。そして光一さんはとっても短めです。その代わり、曲終わりで剛さんが光一さんの方を見ます。すると光一さんだけがマイク通して挨拶をして、降りてきた大階段を2人で上がっていくんですよね。このアイコンタクトが大変ツボでした。それから2人ではけて行くまでに、階段下、階段上と何回か礼をするんですが、そのタイミングが相変わらずピッタリでした。
E01 Secret Code
E02 もう君以外愛せない■ 新曲のイントロは一度鳴って、ふっと消えて、また鳴って・・・・というフェイントあり。アレが真正バージョンなのかな?客はまんまと術中にはまってザワザワしてました。それにしても「ナイリバがない=バンド紹介がない」ということで、大変残念でしたね。■ この曲のときは、正面ステージの真脇に設けられたスペースで、側面スタンドの客を煽るシーンが良く見られました。アリーナはなんだかんだいって演者の足の下ですが、あの辺のお客さんはほぼ同じ高さにいますのでかなりオイシイと思います。色紙投げもあり。最後は剛さんがひな壇の上に上り、ウミガメのポーズからのジャンプ!まさかの「ウミガメジメ」でした。■ 「もう君…」ではハプニングが。光一さんが最後の♪もう、君以外・・・を出トチリして、♪・・・・・・・・・・愛せない〜、と歌ってしまったんですね。光 「最後のハモリに気を取られすぎて、なんか演奏を聴いてしまった・・・・・・。
剛 「♪愛せない・・・・・じゃあなんのこっちゃわかりませんからね。じゃあすいません、そこからもう1回やりましょうか?■ ということでそこだけやり直し。いやー、収録でもないのに歌い直し。斬新だなKinKi Kids!
■ どうしてもナイリバを聞くまでは帰れん!と思ってWアンコールを要求しましたけど、この日はこれで終了。客も10分以上粘ってコールしてたんだけどねえ。っていうかここまでコールしたら普通出てくるもんなんですが。もうこの日はやらないと決まってたんでしょう。あと会場で気になったのが、ドアのすぐ脇の席だったんですけど、客ではなく係員がバタンバタン出入りするんですよ。バラードなのに光はもれるしバタンバタンいうし。ちょっと気ィ使えや思いましたね。その点今後改善していただきたい>長野のプロモーター。■ MCでは剛さんがお疲れなのかちょっとカリカリしているというか、アグレッシブモードで光一さんに絡んでたので「うわー」と思い、働き方云々のくだりでは完全に2人の意見が決裂しててさらに「うわー」と思いましたけど。よくよく考えてみれば内容は犬も喰わない何かだし。「うわー」とか焦ってたのは多分ワタシだけだろう。何より歌のイキやハーモニーはピッタリだったもんなあ。
以 上。