宮城 [ホットハウススーパーアリーナ] 2008/08/20(Wed)篇



すでにライブは始まっておりました。外まで音はバンバン聴こえてきてましたね。聴こえるというよりも建物全体がビリビリビリビリと鳴ってる感じですごい迫力でした。外で立って音を聴いている人も20人以上いた感じ。お迎えの人かもしれないけど。



M10 ジェットコースター・ロマンス
M11 フラワー
セットリストは変更なしと想定して。このへんから会場に入ったんですが、「フラワー」の最後の♪ララララ・・・・・・の時、剛さんが「夢をつかめ!」「愛をつかめ!」ってシャウトしてるのを聞いて、あー、ここまでかなり盛り上がったんだろうなあとちょっと羨ましく思いました。これまではこの曲でこんなふうに上がってなかったですからね。



光  「「たよりにしてまっせ」は15、6歳の時にやってた曲で。
剛  「昔のビデオ見ると、ヘアースタイルとかは時代を感じさせますよね。なんでアレを自分でよしとしていたのかわかりませんけども。
光  「剛さんは、♪ほんまにたよりにしてまっせ、の“せ”でカメラ目線とかしてましたよね。
剛  「カメラ目線した方がいいっていうのが何かあったんでしょうね。
光  「これから僕は、あの頃の僕になって踊ります。あの頃の気持ちになって。
剛  「僕は正直、あの頃の自分を全然憶えていないんで(笑)。
光  「剛さんもがむしゃらに踊ってくださいよ。
剛  「ぎゃむしゃらぐらいだったら。



M12 たよりにしてまっせ
剛さんは片手ロンダード入れてましたが、光一さんは精根尽き果ててバク転できず。歌終わりで、「がむしゃらすぎるわ!あの頃だってこんなふうにぐっちゃぐっちゃにはやってなかったわ!」と剛さんに言われてました。



光  「皆さん年齢的にもキツイと思うんで、どうぞ座ってください。
剛  「こっからビックリするぐらい長いんでね。歌、踊り、トーク、どことってもライブできるよな。そのうちトークライブもあるかもしれません。
光  「やだ。俺歌いたいもん。踊りたいもん。喋りも上手くないし。
剛  「っていうかお前は天然やからな。南アルプスぐらい天然ですから。
光  「天然って思ってんだったら、みんな俺の手の上で転がされてるにすぎないってことだな。
と言いながら光一さんが得意げに上下に揺れながら高笑いをしてたら、胸にかけてるごついネックレスが顔に当たりました。
剛  「だからそういうところが天然だって言ってるんです!そういう計算できないところが!
剛  「暑いから皆脱いでいいですよ。
光  「さっき水着の人いた。
剛  「奥にいたなあ。
光  「いろんな方に来ていただいて。若い人からそうでない人まで。
剛  「男も増えてますよね。
「ハゲー!」
剛  「ハイ、男から「ハゲ」コールいただきました。これは貴重ですよ。
光  「(客に向かって)フッ。キミも同類かな?
剛  「なんかハゲコールすごいなあ。相方のことやけどなんか傷つくわ。
光  「でも大人ですから。全部受け止めますよ。
光  「仙台は(地方限定販売)タオルがピンクなんですね。・・・今ね、前の方のお客さんが、「かわいいでしょー?!」って(笑)。
剛  「んふっ。さも自分が作ったみたいに言ってますけど(笑)。
光  「アンタが作ったんか?!
この他のところでも、客さんがかなりフレンドリーな感じで(田舎のオバチャン的な感じで)KinKiさんに話かけまくり。でもオモシロコールはできれば1人1回ぐらいにしてくれると助かる。
光  「なんか1回目のMCで話すこと大体話しちゃったんだよね。
剛  「じゃあMA呼ぶ?ミュージックステーションアカデミーのお二方。
MAが出てきてご挨拶。町田さんが「KAT-TUNよりKinKi Kidsの方がカッコいいと思います!」とか言ってました。
剛  「じゃあ・・・マジマゲームする?
光  「しないよ!
剛  「(無視して進行)これより、マジマ一本勝負を始めます!
光  「みんな「ヒュー!」とか言ってるけど、絶対「?」ってなってる人もいるって。あのね、大阪でやったんかなあ、ダルマさんが転んだみたいなゲームですよ。
東京と大阪がすでにごっちゃになっていることに衝撃。ま、そんなもんだよね・・・。剛さんはドラムセットに座ります。
剛  「とりあえず、マジマゲーム、やっちゃって。
光  「オマエ口先だけで喋るのヤメ(笑)。
剛  「俺がマジマビート出すから。感じてよ。マジマを
光  「俺たちを今日初めて見る人もいると思うんだけど、俺がこんなことやることによって、幻滅する人もいると思うんですよ。
剛  「ノーノーノー。お前のキュートな部分が出るから大丈夫。
お約束の「ワン、ツー、スリフォー!」を挟みつつマジマゲーム開始。個人的にはこのカウントだけ5回ぐらいやってもらってもまだまだ笑えるオレです。ゲームの方はなかなか勝負がつかず、途中から高速モードに。で、ブレイクの時に米花君がかなりぐらっときたんですが、その後光一さんが大袈裟に倒れ込んだみたいに見えました。そうなんですよ。このゲームMAが負けちゃーダメなんです。
剛  「アレ?アソコニタオレテルノハ、マサカボクノパートナージャナイヨネ?マサカ?ボクノパートナージャナイヨネ?
何故かカタコトで喋りながら剛さんがドラムセットから倒れ続けている光一さんの目の前まで歩いてきます。
剛  「オーマイガー。オーマイガー。
光一さんの顔を見るや、ショックを受けたように剛さんもその横に倒れこみます。すると今度は光一さんが立ち上がって。
光  「アレ?マサカアソコニタオレテルノハ、ボクノパ・・・・
再び光一さんが倒れ、剛さんが起き上がり。
剛  「アレ?アソコニタオレテイルノ、ボクノパートナージャナイヨネ?ボクノパ・・・
倒れる。
光  「意味がわからない(笑)!何なの(笑)?
意味がわからないのにここまで乗る。相方って有難いものですね。
剛  「光一さんは罰ゲームで・・・・・・新体操の床みたいなのやってくださいよ。バク転とか入れて。
光  「じゃあ、女子体操の床をやります。
剛  「(実況風)女子体操、床です。どうですか掛布さん。(モノマネで)「そうですね、ドウモトミツコさんは非常に安定した演技で、大変期待できます」。そうですか。それではビートたけしさん。(モノマネで)「そうだね・・・・」
光  「掛布もたけしもあんまり変わってへんわ!!
光一さんの演技は、ロンダードからのバク転。その後、両手をピンと挙げて、足を前後に開き気味にして背中を反らせて四方にアピール。まあ体操知ってる人ならお馴染みのポーズです。でも普通は着地の時正面であと左右だよな。真後ろにもしてたのがちょっとオモシロ。
剛  「あははは!それむっちゃオモロイ!四方向いった。
光  「バク転よりもこれ(背中を反らす)がキツイ。なんで俺こんなとこで体力使わなアカンねん。聞いてる?つ・よ・しさん
剛  「・・・は・あ・い
なんだコレ。むっちゃカワイイ(笑)。っていうか、直前の光一さんの言い方が、「つ・よ・し・さん?」って、子供が友達の家にお迎えに来たときみたいな言い方で言ってたから、剛さんもこういう風に答えたんでした。
剛  「今ドラマの現場で流行ってるゲームがイッコあった。むっちゃおもんないで。
光  「おもんないことやんないでくださいよ(笑)。
いかめしい顔をして、左右の腕の力こぶを交互に指さしながらゆっくり歩いてくる剛さん。客席はザワザワ・・・。
剛  「これだけなんですよ。これもあさみが考えたゲームで。結婚式場でのロケやったんですけど、階段上から、ベールをはいで、こうやりながら降りてくるんですよ。めっちゃおもろかった。
光  「ちょっと変わったコだよねえ。
剛  「ちょっとやないな。変わったコです。



M13 全部だきしめて
M14 Hey!みんな元気かい?
「全部抱きしめて」のビジョン映像がハデハデネオンから変わったような気がします。今日は映像の記憶がない。
M14の前に光一さん=アコギ、剛さん=エレキを中心に、バンドさんとのセッション。そういや長野でも3日にはちょろっとあったような気がする。「♪Hey!みんな元気かい?」というコール&レスポンスも健在。個人的にキーが低いだの言ってたんですが、光一さんは「音程関係ない!もっと!」って言ってましたね。それでもみんな音程通りに歌ってましたが。今回は「男だけ!」「小さく!」というバージョンもあり。「男だけ」はかなりのチャレンジですが、かなり頑張ってたと思います。
相変わらず剛さんのシメのギターソロが長くて、光一さんはずっと剛さんの顔を覗き込んでいたんですが、その顔がもうダメすぎました。ワタシは剛さん側だったので、剛さんの方を向いてる光一さんの顔が良く見えたんですよね。もうなんか、ダメでした(笑)。



M15 青の時代
M16 to Heart
M17 薄荷キャンディー
M17を歌ってる剛さんの感じがなんかすごくいいなあと思って見てました。目をつぶって内に入るわけでもなく、空に放ってる感じがして。秋川雅史が去年の27時間テレビで「歌は感情を込めると閉じていく。外に開くことで人に伝わる」みたいなことを言ってたんですよね。剛さんもそういうステージにきつつあるかなと思ったりした。



intermission(インストメドレー)
M18 ビロードの闇
インターミッション終わりで、KinKiさんはステージ真ん中奥からの登場だったと記憶しているんですが、今日はステージ左右の端っこにKinKiさんがそれぞれ登場しました。スタンド至近。白スーツがキラキラ光って見えました。



M19 涙、ひとひら
M20 ボクの背中には羽根がある
M21 Anniversary
ムービングステージでアリーナ後方まで移動したKinKiさんが、M20終わりで後方ステージでクロスするんですが、その時剛さんが光一さんのケツを触っていたような。KinKiさんがクロスするときに「何かするかしら?」って期待する感じ。これも8年とか7年ぶりな感覚です。別に何もしなくてもいいのにねえ。サービス精神っていうことなのか。サービス精神なんて大層なものじゃなくて、自然にそういう感じになってるんだったら嬉しいばっかりですが。



M22 愛のかたまり
M22の後半で跳ね上げになってた大階段が降りてくるのですが、その降り方がガクン、ガクン、となっててちょっとオモシロでした。



E01 Secret Code
E02 もう君以外愛せない
長野のアンコールでは私服だった剛さん、ツアーTシャツ姿に戻ってました。E01では色紙を3枚ずつくらい飛ばすのが恒例。光一さんが色紙で剛さんのケツをばしばし叩いてたのに笑いました。さっきのクロスの仕返しとみた。
E02の前には、「以前ではバラードでシメるというのは考えられなかったことですが・・・」と光一さんがご挨拶してましたね。確かに、本編のバラード締めはそれこそデビュー前からアリでしたけど、アンコールでバラード締めというのはこれまでなかった気がする。「それだけ大人になったっていうことですね」と自分で言ってました。
アンコール終わりでステージ奥にはけていくKinKiさん。しかし剛さんが入り口の柱にぶつかって倒れこんでしまいます。それに向かって光一さん、こともあろうにさっきの「筋肉見せゲーム」を倒れている剛さんに向かって延々展開。

剛  「そこで(笑)?!そこでそれ出してきたかー。さすがウチの相方やな。俺あれやりたかってん。「ボクノパートナージャナイヨネ?」っていうの。
光  「そっちかー!どっちか迷ったんやけど。
あんなにわかりやすい前フリなのに・・・・。そういうトコが天然やねん(笑)!



MCはまったりとした雰囲気で、東京に若干近かったかも。マジマゲームしかり、変なガイジンゲーム(ゲームか?)しかり、筋肉見せゲーム(ゲームか?!)しかり、意味不明なことを嬉々としてやり続けてる様子が何とも癒し系。そして、わけわかんないことをやりつつも、客に対して決して「ついてきて?」なんて野暮なことや媚びたことは言わない。それによって新規ファンは取り込みそびれてる気もするけど(爆)、個人的にはそういうところが好きだなあとか改めて思った。ま、そう思う新規ファンもきっといる!ハズ!
長野の1日目、あんなにWアンコールしたのに結局無かったこともあり、今回も「ないんだろうなあ」と。そこそこで退場してきました。一応プロモーターさんが本格的に退場の声がけを1人1人してたとこまで確認してね。しかしこの「そこそこ」を明日とても後悔することになります。心おきなくやればよかった・・・・。


以 上。