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6月24日(水) Zepp Nagoya 1日目。
◇ 剛さんのライブハウス公演はZepp Sendaiしか行ったことがなかったのですが、そん時よりもだいぶ1ブロックの設定人数がギューギューでした。真ん中が込むのはいつものことなので、ワタシはサイドのユルユルしたところ(右側より)に位置取りをしたつもりだったんですけど、どんどん人が入ってきて、最終的にはサイドもかなりキツめになりました。◇ ローディーさんのベース音出しがめっちゃ大音量で、かなり割れ気味だけど…いいのか?とか思った。
M01 美我空◇ 剛さんが1人きりで登場。スタンバイにちょっと時間を取り、おもむろに映像ON。映像はホールと同じです。しかしひとしきり曲が終わると、剛さんはステージ上に設けられた補給コーナーのあたりで、後ろを向いてちょっとかがんでなにか話してます。どうやらバックヤードに通じるマイクがあるみたい。こういうシステム初めて見たなあ。いちいち引っ込まなくてもスタッフに指示できるということらしい。◇ 剛さんは正面に向き直ると、「音がちょっと悪かったんで、もう1回やるんで」と早口にぼそぼそっと、マイク入ってるかどうかも怪しいぐらいの小声で言います。そして改めて「美我空」が演奏されました。イレギュラーな事態に、インストにあるまじき妙な盛り上がりになりました(笑)。
M02 Talk to Myself◇ ユラユラとゆらめく光の球のようなものと、シンプルにただそこにいる剛さんのモノクロの映像。この剛さんの表情がヤバイ。「こっち見んな!」とか思いました。
MC @
このツアーも、明日と明後日で終わりなんですが。(正しくは“今日と明日”だったことに気づいて)いや、会場さえ許せば僕は全然やりますけどもね(笑)。そのうちいいお知らせがあるんじゃないかと思います。ここでちゃんと話ができるといいんですけども…スケジュールを切ってるのがかなりのおじさんなので。つっついてはいるんですけどね。
M03 素敵な詩 孤独な詩◇ 相変わらず前置きのエレピソロはとっても微妙な感じなのですが。どこからでも出だしがビターっと合ってしまうバンドの皆さんはやはりすごい。◇ kenkenは念願の初見でした。ちょっと顔がミヤギサトシみたいだとか思ったけども。なんかベース“弾いてる”って感じじゃないですね。手に持ってないようにも見える。宙に浮いてるベースを触ってるみたい。魔法のようだ。ライブハウスではホーンズの皆さんはいないのかと思いましたけど、3人揃いでいらっしゃいました。仙台ではお休みだったスティーブもいましたね。
M04 <ドラムセッション>
M05 NIPPON
M06 叶え Key◇ 剛さんはステージ左前方に置かれた専用ドラムセットに移動してセッション。でも「ku」ではなかったです。ギターに持ち替えての「NIPPON」は、とにかく客席がギューギューだったこともあり、否が応にも盛り上がりました。個人的にはやっとこの曲で後ろめたさなしに「ニッポーン!」と盛り上がれた。◇ ライブハウスでは別会場でも「愛詩雨」と「雨の弓」はやんなかったのかなあ。そもそも「美我空」というアルバム自体に、そんなに盛り上がれるような曲はないんですが、その中でも若干明るめの曲に比重を置いたようなセットリストになってましたねえ。
MC A◇ 向かって右側寄りに置かれたキーボードの前に座ってトーク。なんかすごくリラックスしてる感じでした。
ニュースを見ても暗い話題ばかりで…まあ、それも本当かどうかわかりませんけども。僕もテレビの世界にいるのでそういうのがよくわかるんですが。それにしても、若い人たちが希望を持てるような大人がいないんじゃないかと。若い子と話していると、「何かが足りない」って言うんですよね。でも、「その何かがわからない」と。そういう世の中にしてしまってるのが大人なんじゃないかと思うんです。数字だとかそういうものを意識してものを作ってしまってね。よく耳にするのが、「時間が…」とっていうアレ。ジカンナクナール、っていう錠剤を呑んでるんだと思うんですけど。だから、こういう人達とだったら、こういう面白いことができる、ってのが、なんか中途半端な形で終わってしまったりしてしまうのが残念です。それから、「一旦持ちかえらさせていただきます」っていうのとか。持ち帰ったらなかなか持ってこーへんからね。「あー…」って言うってことは、皆そういう経験をしているってことですね。そういう人は持って帰るくせに休みはきっちりとるからね。物販とかもさ、いいものを作りたいから一生懸命にやってるのに、土日、全然電話通じなくて。月曜日に「お電話いただいててすいません」とかって。で、最悪なのがちょっと日焼けしてたりするパターンね。それなのに「時間が…」って。お前がちょっと土日頑張ったらできるやん。金曜日までにできてたらいいんですよ。でもできてへんねんから。仮病とか使う人もいますからね。「ちょっと風邪気味で・・・」とか言うてたのに、3時間もするともう普通に喋ってる。僕、誰かが体調崩したときのために、薬を持ち歩いてるんですけど、そういう人に風邪薬とかあげてもなかなか飲まへんもんね。「薬が効いたみたいです」とか言って、絶対飲んでへんやん!ってのがありますからね。
◇ 仮病を使う人ってのはよくわかりませんが。地域の子ども会で土日にソフトボールの試合に出なきゃいけないおとーさんとかだっているぞ。日焼けしてきたけど、アレはアレで果たすべき“大人”の義務さ。とか言いたくなった。
僕のことを気にかけて下さる皆さんと、こうやって過ごす時間を大事にしたい。この景色を守っていきたい。そのためには、自分もただの男として、ありのままの自分を出していきたい。恋愛でもそうだと思うんですよね。ありのままの自分でなきゃできない。でも、皆さんの、女子特有の母性本能というか、包容力で受け止めてもらうと、いとも簡単に素直な自分になってしまうんですけどね。
M07 綴る
M08 歴史
MC B今日はカップルの人どれぐらいいますか?1、2・・・サンガリア、ぐらいですね。サンガリアはおいしいよね(笑)。じゃあ男の子は?
(「ハイハーイ!」と張り切って手を上げる男の子がいまして)
なんか“もう中学生がいるみたいですね。ためになったねえ〜〜〜〜(笑)。声高いなあ。これぐらい?
(男の子の声のキーを確かめると、「ハーイハイ!」と歌詞をつけつつ、バンドの皆さんがセッション開始)
…「ハーイハイ」では広がりないなあ(笑)。ところでさっきの子ほんと男の子?
◇ 「男ですよ僕は!」とさっきのコがまたまた張り切って言うと、その音程をkenkenがさらーっとベースで弾き、そっからまたバンドさんがそのフレーズでセッションを始めました。話し言葉を音符に替えて始まるセッション、っていうのが面白かったなあ。「男ですよ僕は!」はちょっと複雑なフレーズだったので、剛さんはギターでそんなに早く弾けず、倍ぐらいのテンポで伸ばした感じになりましたけど、なんか迫力のあるセッションになりましたね。剛さんも「なかなかいいですね」と言ってた。
M09 Raindrop Funky
M10 FUNKAFULL FUNKAFULL
◇ 「Raindrop…」の演奏がブレイクするところで、「男ですよ僕は」のフレーズをギターで弾き出したかったいらしい剛さんですが、もう忘れてしまったらしく、「あんなにキャッチーだったのに…」と自分で言ってました。◇ それにしても本編は約10曲で終了!「Purple Stage」がないのは残念すぎた。
Encoreいろんな楽器をやって、恥をかいてます。恥かかないように、できてるふうにもできるんですけど、やっぱりこうやって皆さんの前で恥をかいていくことが、一番の上達法なんじゃないかと。母とは本当に魂が近いというか、ソウルメイトというか、そういう感じで。いろいろお互いに、人生のアドバイスをしあったりしている仲です。今日もオカンに会ってからきました。東京に17、8年住んでますけど、やっぱり地元じゃないんで、本当の自分がわからなくなってしまうんですね。そんな時は奈良に帰って、僕の大好きな平城宮跡の、360度に広がる空を見て、元気をもらって、また東京に帰るってことをしてたんですけど。5、6年前くらいから、本当に奈良に住みながらこういう活動をしていきたいな、なんて思ってるんですが、なかなか実現はできてないです。皆さんも時間があったら是非、「美我空」という字を墨と筆で書いてみてください。そのときの自分が出てしまいますのでね。美しいものを求める心がないと「美」と書けないし、自分をしっかり持ってないと「我」という字は書けません。でも「空」はね、何も考えずにかかなければならない。あるようでないものですから。
E01 空 〜美しい我の空◇ 仙台を見た後では、もう鹿角スタンドは使わないのかしらー、とか勝手に思い込んでましたけど、普通に使ってました。でも角部分ではなく、マイクのところをずっと持ってたかな。
E02 <セッション>
E03 <不明>◇ 剛さんはギターを持って、♪愛を…、愛を…と歌い出します。その後はドラムセットに行ったのかな。ソロは結構ホーンズさんをフューチャーした感がありました。でも今日はちょっと全体的にグダグダ感が。A.サックスの川島さんは、長ーいソロをふられて途中でギブアップしてた(笑)。トランペットのルイスは、途中からスティーブのとこに行ってパーカッションを叩いたりしてたましたね。◇ 終盤はかなりカオスってきて、スタッフさん(アレ誰なんだろう…マニュピレーターさんとかなのか。タンバリン芸人のゴンゾーに似てたけど…)が袖から走り出てきて、ステージを走り回り、「1、2、3、ダー!!」と客席を盛り上げるも、バンドさんがしらけて帰っちゃう、というコントをひとしきりやってました。◇ 「BI・GA・KU・FUNK」はやらず。ホーンズさんも勢揃いだからできるー!とか1人でホクホクしてたんですが。カオスなセッションから最後はまたしてもアドリブ曲でシメ。♪どうしたんだい 時代よ… どうしたんだい 僕らよ…
♪Funkyな Sexyな Lovelyな ファンクミュージックを 奏でよう… 奏でよう…
6月25日(木) Zepp Nagoya 2日目。ツアーラスト!
M01 美我空
M02 <ベースセッション>
M03 NIPPON
M04 叶え Key◇ 剛さん登場。「美我空」に入る前に、ベースの音出しを念入りにやってました。昨日ああいうことがあったからね。◇ 「美我空」が終わると、剛さんがノリのいいベースを弾き出します。それにバンドさんが徐々に加わってきて、挨拶代わりの長いセッションになりました。昨日と全然ちがーう。でもバンドさんは昨日と勿論同じでしょう…と思ったら、ホーンズはサスケさんしかいなくなってた。
MC @
30歳を機に、「美我空」というこのプロジェクトを始めました。人生は一度きりですから…出会った仲間たちと悔いなく過ごしたいといつも思っています。スタジオ取って楽器の練習とかもしたいんですよね。でも、学生さんのバンドとかが使っててなかなか取れなくって(笑)。電話しては断られ。電話しては断られ。「いつもお世話になっております、堂本ですけど…空いてますか?」「ちょっとダメですね」「あ、そうですか…」。っていうの結構何回かやってます。左隣の彼(竹内さん)のニックネームは「セクシー」って言うんですよ。そのカケラもないんですけど(笑)。セクシーな男性はあんなに股広げて立ってないと思うんで。彼は楽しいことを考えて、ただただ夜道を歩いていただけなのに、職質をうけてしまったという。
竹 「『今、笑ってたよね?』って(笑)」
思い出し笑いしてただけなのにねえ。スティーブは、奈良の天河神社ってところで奉納する演奏会があったとき、普通に立ってたら、おばあちゃんの団体が、お坊さんか神様レベルの人に感じたらしく、順番で皆に手を合わされたと(笑)。普段着だったのに。ある意味、(竹内君とスティーブは)真逆の2人ですよね。オレも、こないだ自転車に乗ってたらさ、「お兄ちゃん、ちょっといいかな?」って。警察の人に止められて。
「お兄ちゃん、コレ、キミの?どこで買った?」
「あの、六本木のトコで」
「どの店で買ったの?」
「…どうしてそんなこときくんですか?」
「最近自転車泥棒がいてね……」
……確かに奇抜なファッションはしてました。でも、僕は4日か5日分ぐらいの食料を買って、ネギとか袋から出てる状態にもかかわらず、「お兄ちゃんちょっといいかな」って。どこ見てんねんっていう話ですよ。竹内君、総理大臣になれば?オレ、頑張って500万票ぐらい集めるよ。みんな入れるよな?
竹 「いい国作るよ。地震とかで大変な思いをした人はさ、ハワイに連れてくとかさ、オレだったらそういう施策をするよ」
確かにね、メンタル的なケアをする必要はあるよね。
竹 「だったら、『地震きてラッキー!』って考える人も出てくるじゃない」
マイナスをプラスに変えるようなハートのある政治をしたいということだよね。竹内総理大臣ねえ…。「NEW YORK」って書かれたキャップ被って演説するよね。「わ、わ、わが国は……ぼ、僕は…」とかかみまくりそうですね。その間ずっと携帯が鳴ってたりして。ここまでずっと話してきて気づいたと思いますけど、彼は総理大臣にはなれません(笑)。でも、福井県知事とかどう?
竹 「・・・・・・大変だよ?」 ←何マジメに答えてるんスか。
(笑)。竹内君はこう見えてクソ真面目だからね。後ほど昨日のめっちゃオモロイトークをしようと思いますが。竹内君は昨日、川島君に脱げ脱げってずっと言ってて。オレも、2コ上なのに、「はよ脱げや!」とか言ってたんですけど。川島君が「わかりましたよー」って脱いだら、乳首がめっちゃ上にあんねん(笑)。もう相当上でした。それからもっと面白かったんが、上にアウターをはおったんやけど、胸ポケットのボタンが乳首とおんなじ位置にあったという。昨日は川島君とルイスがやむをえず最後で。でもサスケさんは残ってくれたんですよね。「1人でも出るでー」って言ってくれて。
M05 <エレピソロ>
M06 素敵な詩 孤独な詩
M07 歴史
M08 綴る
◇ あのトークのゆる〜い雰囲気からよくスッと曲に入れるもんだなあと感心しました。キーボードソロが丁度いいクッションになったかも。昨日はあった「Talk to myself」はカットになったんですねえ。
MC A先日ね、僕のライブにきて、それがきっかけで結婚した人がいるんですって。だから2人でまた行きますって。この会場で、ちょっとかわいいな、とか、カッコいいなと思ってる人がいる人は?ライブ終わってからでもいいので、「あの、すいません」とか声かけてみたら?
M09 Raindrop Funky
M10 <ギターセッション>
M11 FUNKAFULL FUNKAFULL◇ 「FUNKAFULL…」の前になかなかオシャレな感じのセッションがあって、そっからの曲の入りがめちゃカッコ良かったですね。このセッションって昨日もあったっけかなあ?「FUNKAFULL…」はベースがかなり炸裂してました。まん前ぐらいにいたのでもうkenkenばっか見てしまいましたよ。これにて本編終了。
Encore
E01 空〜美しい我の空
MC
この曲(「空」)は、本当は予定にはなかったんですが、録音の日の朝に起きて、急いでピアノの前に座って作った曲なんです。だからリリースする予定とかも全然なかったんですけども。何か自分にとって重要な曲のような気がして、スタジオに持っていって形にしたんですよね。本当は、こういう楽曲を日本の音楽シーンでもっと多く歌っていきたい。僕みたいなアイドルといわれる立場の人間が何を、って感じですけども、そうであれば尚更。世の中が、愛とか、生について世の中が真剣に考えてくれればいいなと。こういう曲はずっと作っていくと思います。泣いてくださってる方もいますけども…曲に行く前に昨日の話をね(笑)。まず皆さんに見てもらいたいものがあるんですけど。昨日お座敷でゴハンを食べたんですよ。そこで僕、ゴリラを見たんですよ。それがコレです。
(写真:川島くんが鴨居をつかんでいるところ)
なんか知らんけど川島君ずっとコレだったんですよ(笑)。でも手に持ってるのは梅酒という。それから、皆さんステルスって知ってますか?昨日、居酒屋で黒いステルス偵察機を見ました。
(写真:なんか川島君のベストの端を持ってびろーんって三角形にした後ろ姿)
これねえ、右の翼の辺りで、十川さんが本気で嫌がってるんですよ(笑)。
(写真:竹内さんのワンショット。首のところにちょっと湿布がみえる)
湿布というのはね、密閉された状態で初めて効果があるものだと思うんですけども。それが明らかにネックレスの上から貼られているっていう(笑)。竹内君は1時間ぐらいゴハンに遅れてきて、川島君をいじくり倒したくせに。自分がこんなんなってて。ビックリしました。川島君がねえ、何回ふっても全っ然ボケれないんですよ。それを竹内君が、赤いおハシで指しながら、「そういうトコだぞ!」「そういうトコだぞ!」ってずっと言ってるんですよ(笑)。そのうちみんな悪乗りして、竹内君のことを「殿!殿!」とか言っちゃってね。「ここは我々が守りますから、殿はこの白熊(川島君)に乗ってお逃げください!」とかって。
(姿がみあたらなくなってた竹内さんが、ホラ貝と合戦のSEとともに登場)
・・・・・・・・・それだけ?!殿は一体何と戦ってるんですか?川島君がなにかでまぐれでウケたんですよ。そしたら調子に乗っちゃって。ふってもいないのに、「僕ね、母親に、オマエの足首はどこにあるんだってよく言われるんですよー」とか言い出して。「見てください」「見てください」って立って足上げるんやけど、テーブルがあるからもう全然見えへんくて。イライラしちゃって、2歳年上なのに「…っやから見えへん言うてるやろ!」「あ、すいません」「見えへんねん!」「すいません」とかって、どんどん足を上げてましたね。そしたら今度は、「僕、カカトにおできがあるんですよー」とか言い出すから、オレが「お、これポンプフューリーちゃうん?リーボックちゃうん?」とかイジってさ、「リーボック…からのー?」とかふっても、全然ボケられへん。同年代のオトコなんて「ポ…ポンプフューリー!」ってそれだけでウケてんのに。一番腹立ったのがさ、「川島君って、目細めて見たら、ちょっとライオネス飛鳥に似てるよね」って言ったら、「え、そうですかー?」って、自分が目細めんねん。周りの人が目細めて見たらっていうことぐらいわかるやろ!って。もうね、楽しいのは最初だけでした。後半はちょっと迷惑でしたね(笑)。僕らがいるから笑いになってるだけであって。川島君が、十川さんに、勇気を出して「そんなに嫌がらないでくださいよー」って言ったら、「うん、あんまり見ないでくれる?」って返してましたからね。それから、十川さんがあんまりお腹の調子が良くなくって、川島君が「大丈夫ですかー?」って言ったら、「うん、優しくしないで」って(笑)。本気で嫌がってましたね。十川のSはドSのSですからね。(川島君が、今日の仕事が終わってから打ち上げに駆けつけるらしいということを誰かが告げます。)
車で?高速で来るの?白熊にETCってつけられるっけ?川島君は、朝起きるたびに「ETCカードが 挿入されていません カードをご確認下さい 今日は カレーの日」とかって鳴るんだろうね(笑)。白熊君がほんとに戻ってくるんだったら、待ってなきゃね。何時ぐらいになるのかな。午前2時ぐらい?!・・・・・・こんだけ喋ってて本人がいないっていう(笑)。ふざけるにもほどがあるね。◇ 川島君のあまりのイジられように、客の中にも「かわいそう…」って引いてる人がいて、それがオモロかった。
E02 シップ on the necklace◇ 昨日の写真の流れから、「シップ・オン・ザ・ネックレス」を歌おうかという話になり。最初は冗談交じりに、タケが「シップ!オンザネックレース!」って感じで軽く歌ったところ、剛さんは「えーっ?!」という感じでしたが、kenkenがベンベン弾き出してそのままスタート。この曲は完全にkenkenが引っ張ってたね。途中のソロもものすごかったッス。◇ 勿論リードボーカルは竹内さん。延々「シップ!オンザネックレース!」と客と一緒に歌ってましたが、途中から、「I say シップ!you say ネックレス!」とコールを煽る。…のですが、全く客には伝わらず。苦笑しながら「オレがシップ!って言ったら、ネックレス!」と日本語で丁寧に説明。しかしそれでも最初は半分ぐらいしかわかってなかったような気がする。◇ 後半は1人1人がソロでつないでいくセッションスタイルに。最後で再び「シップ!オンザネックレース!」と歌ってシメでした。アホのように盛り上がりましたねえ。あんなに盛り上がったのは初めてだと言っていいほど。剛さんはドラム叩いてたんだっけか。ハッキリ言ってこの曲の間あんま見てなかった。それぐらい盛り上がったということで。◇ 次の曲に入る前、kenkenのベースのストラップが取れちゃってて、ローディさんが慌てて直そうとしてたんだけど、kenkenが「いいよ」って制する、というのを目撃した。この曲の後半からずっと取れてたらしいんだが。その後も結局ストラップ無しで、ずっと手で持ってやってた。弾きやすさよりもこのライブの流れ、イキオイのままやりたいっていう、そういう思いだよね。かっちょよかった。
E03 音楽を終わらせよう
◇ どう考えても「シップ・オン・ザ・ネックレス」がオーラスの盛り上がりだったのに。興奮冷めやらぬなか、間をおかず剛さんがギターを弾き始めます。♪どうしたんだい 時代よ・・・・・・というこのフレーズは、昨日の曲と一緒だなあ、なんて思いながら最初はふーんと聞いてましたが。突然剛さんが途中から ♪終わりたくない 終わりたくない・・・・・・と歌い始めたところで、一つ一つの言葉が急に胸にズバズバ刺さってきて。ああ、これは剛の気持ちでもあるし、自分の気持ちでもあるんだ、と確信を持って思えたんですよね。しかも、今、ここで、思ったことが、同じなんだという凄さね。さらにそれを盛りたてるバンドさんの演奏を聴けば、バンドさんの気持ちでもあるということが伝わってきた。そこには、これまで味わったことのない大きな感動がありました。音楽を心で感じるとはこういうことかと。30年以上生きてて初めてわかったような気がする。◇ このテイクがそのままCDリリースされたのも、あの場にいた者としては「当然!」と思えますね。あのCDを聴くたびに、いまだに総毛立つ。
自分がどういうことを考えているのかを伝える機会というのが、本当に無くて。大人たちが何を思っているのかも全然わからなくて。その間に挟まれて、いろんなものが残念な結果になることが多くあります。いろんなものに左右されたり、影響されたりしてものを作るということに僕は本当に疲れていて。ありのままの自分で、皆さんに何かを伝えたいんです。その思いは、極端すぎるとか、バランスが悪いとか言われたりもしますが。一度きりの人生ですから。自分にしかできない人生を生きていきたいなあと思っています。その答えを、短期間ではありますが、このツアーを通して得られたような気がします。また、自問自答したいときには、この「美我空」というプロジェクトを始めると思います。そうでないときはまた、別の何かになると思いますが。いろいろあって混乱するかもしれませんが、僕は僕ですから。不安がることも心配することもありません。ホームページを立ち上げさせてもらってますので、そこでさまざまな進行状況をお知らせすることができると思います。皆さんが待っていてくれる限り、自分の才能と努力を最大限に使って、最高のものをお伝えしたいと思っています。僕というものは、生まれてから本当に変わっていない。勝手に変えていくのは、イメージだったりとか、想像とか、噂話です。僕は、ここに立っている僕のみです。空はいつも皆さんとつながっています。僕はいつも苦しくなった時、応援してくださる方の声援とか、愛情だったりを思い出しています。別にマイクを通してるからこんなことを言っているわけではなくて。僕がつらくなったときは、皆さんのことを思い出して、空を伝って手を伸ばすような、手をつなぐような、心をつなぐようなイメージでいます。誰よりも、といってもいいぐらい、心からそう思って生きていますので。皆さんも、僕とつながっていると感じてください。心からの言の葉です。
◇ 飲み会トークとかはもう、剛さんはノリノリでまくしたてるように喋っており、会場も爆笑だったのですが。そっからなんの切り替えもなく、真面目トークやシリアスな曲演奏にすぐさまぐーっと入っていけるのには驚きでしたね。何か作ってたらあれだけの振り幅は逆に処理しきれないと思う。自然体だからこそできることだよなあ。ついていく方は若干大変ですが(笑)。◇ それにしても、「シップ・オン・ザ・ネックレス」と「音楽を終わらせよう」の盛り上がりはものすごかった。奇跡のドアが開く瞬間を見た気がした。名古屋に行って本当に良かったなあ。ああいうのがあるから、ライブ通いはやめられない。
以 上