at 京セラドーム(2011.01.08-2011.01.10)





M C 1

1 月8日
光  「年末年始は家族で過ごしたいものですよね。祖父、祖母、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん…
剛  「そこあんまり広げんでええんちゃう?
光  「いろんな家族がありますが。
剛  「そうですよ。みんな一人で生まれてきたわけじゃないんです。
光  「一人じゃ子供は作れませんからね。
剛  「そういう類の話じゃなくて。
光  「たぐい(笑)?!あかん、今日一番オモロイのでてもうたわ(笑)。

「たぐい」の何がオモロイのかは全然わかりませんでした…。

剛  「今日ビックリしましたよ。僕はコンサートの10分前ぐらいにスタンバイしたんですけど、行ったらオマエもういたからね。
光  「わかる?いかに楽屋でやることがないか。
剛  「スタッフに「どれぐらい前からいるの?」って聞いたら、「15分前からいるんですよ」って珍しがってた。
光  「寒いから、少しでも早く始められるんだったらと思って。場内放送の人が、オレらがスタンバイしてるすぐ横で喋ってるんですよ。なんか面白いことしてやろうと思ったんだけど、その勇気はなかったね。
剛  「僕は全然やりますけどね。とりあえずその人を中心にぐるぐる回ったりとか。
光  「アブナイ。キミやったらマイクを奪いかねん。
剛  「いつの日かマイクを奪いますよ。で、場内放送してるのに誰も気づかへんかったらオモロイな。

光  「「君も堂本FAMILY]というツアータイトルには、「皆で一つになろうよ」っていう思いが込められてるんです。「いや私は田中ですけど?」って思う方もいらっしゃると思いますけども。
剛  「逆に「君も田中FAMILY」やったら訳がわからなすぎるからね。
光  「ちなみに田中さんはどれぐらいいますか?(はーい!)佐藤さんは?(はーい!)鈴木さんは?(はーい!)堂本さんは?……全員やろっ!!!
剛  「スーパーMC拗ねたで(笑)。
光  「まだこのタイトルについて来れてないみたいですね。
剛  「ネットでいろいろ登録する時とかも、皆さん一回「ど、う、も、と」って入力して、「あ、違うわ…」ってなるぐらいになってもらわんと。

光  「これだけ沢山の方が来て下さってるんですから、「私、KAT-TUN見る予定やったのに、なんでか来てしまったわー」っていう人もいるんじゃないかと思うんですが。ごめんなさい、ボクは赤西くんじゃありません(笑)。
剛  「赤西くんの一件はなんかちょっとややこしいみたいですよ。僕は応援してますけどね。なんやったらキミがKAT-TUNに入ったらええやん。
光  「よし!入ろか!
剛  「ギリギリでいつも生きていたいんでしょ?ボクは申し訳ないけどギリギリでいつも生きていたくないです(笑)。
光  「今日アンタオモロイねえ(笑)。
剛  「今日ねえ、すごく眠いんです。
光  「気持ちがリラックスしてるってことだよね
剛  「緊張が解けてるってことなんです。歌も歌いやすかったりとか、エエ感じみたいですよ。
光  「エエ感じです
剛  「ただこっから目が覚めていくにつれて急にオモロなくなっていくかもしれません。
光  「じゃあこのままでいてください(笑)。

光一さんのフォローが優しすぎて(涙)。








1 月9日
剛  「かなり上の方にも客席があるんですね。こっちからみると遭難してるみたい。なんとか助けてあげたいなっていう(笑)。
光  「皆さんやっぱり一番前が嬉しいの?僕は後ろから見るのがいいけどね。全体が見えるから。
剛  「この後いろいろ練り歩きますけど、すぐそこにいるのに、やっぱりバードウォッチング的な人多いですよね。最近思うんです。ボクを見てるのではなく、本当にバードウォッチングなんじゃないかと。もしかしたら肩に鳥がとまってんちゃうかと。だって絶対フィルター通さずに見た方がいいじゃないですか。
光  「僕もそう思いますね。

剛  「ご招待して見に来られる方も、「KinKiのファンの人っておとなしいですね」っていう意見が多いですよね。
光  「多分ね、(KinKiのファンは)ものすごいルールを守る子たちやねん。よく見るとチケットに書いてあるんです。「応援は胸の高さで」って。でもオレ守らんでいいと思う。そんなルールいらない。
(えーーーー?!)
光  「エエやろ!オレのコンサートや(笑)!!!
剛  「上げたくなったら上げてもいいと思うけど。後ろの人が見えづらいってことでしょ。
光  「だからオレうちわ嫌いなの。
剛  「だってうちわは普通あおぐものですからね。かざすものではない(笑)。
光  「うちわがなかったら上げてもいいんでしょ?だったらうちわいらないと思うよ。

ワタシもうちわはいらないと思いまーす。でも2人組だからこんなこともいえるんでしょうね。人数多いグループだと、やっぱり「オレのファンがいた!」って感じで確認できて嬉しいみたいだから。逆にいえば、光一さんは別にどっちのファンとか識別するのはどうでもいい、って考えてるってことだよねえ。男前。

光  「さ、それでは………それでは何だ?
剛  「いやいや、オマエから言い出した「それでは」やから。オレからしたら「それでは」は「何だ」ですよ。
光  「その今の受け答えが、オレ的にものすっっごいオモロイ(笑)。
剛  「先に言っときますけど、今、ものごっつ眠いねん。
光  「誤解しないでいただきたいのは、剛くんはこれぐらいの状態がいいんです。リラックスしている証拠なんです。
剛  「ボク、緊張しいなんでね。これぐらいがほどよいみたい。今は全然緊張してない。眠気の方が勝ってますね(笑)。
光  「それぐらい皆さんの包容力があるってことだよね。
剛  「本当にねえ、君たちがそうさせてるよね。「寝てもいいんだよ」って。
光  「アカンやろ(笑)!
剛  「そういう包容力を感じてしまってるんですよね。いや、勿論寝ることはないですよ(笑)。コンサート中に寝てたら末期ですからね。

前日は優しすぎて泣いた光一さんのフォローも、ここまでくるとなんか腹立ってきた(笑)。一体どんだけ甘いんですかっ。







1 月10日
剛  「今日成人を迎えられた方もいるんじゃないですか?
光  「ハイおめでとっ。
剛  「もっとたっぷり言ってください。
光  「おーーーーめーーーーでーーーーとーーーーーう。
剛  「たっぷりってそういう意味じゃなくて。
光  「成人式したのなんでつい最近のことのようですけど、もう12年前だって。僕らは立会人がマッチさんで、剛は東山さんで。
剛  「足冷たくてよく覚えてへんけどね。雪降っててん。健と2人で正座して、その後全然しびれてへん感じで振るまうのが大変でしたね。
光  「しばらくしてから、「どうぞ足を崩して下しさい」って言われて、やっと崩せる!って思ったら、マッチさんが崩さへんねん!マッチさんが崩さへんかったら、オレら崩されへん。

光  「我々合作のシングルを出しまして。「Family 、ニョロ、ひとつになること」。ニョロ(~)って本当はなんていうの?
(「から」ーーーーーー!!)
光  「KARAは♪ララララララ~~~~、やろ。
(踊ってしまう光一さん)
剛  「やめて!今、「カラ?」ってきいた瞬間に、「あいつ絶対にやる!」って思ったら、♪ララララララ~、って。おっさんが一人でケツ振ってるで(笑)。まんべんの笑みで。家でPVとか見てんやろ?
光  「家帰ったらすぐゲームですよ。
剛  「今年はゲームのやりすぎにも気を付けてくださいよ。
光  「気をつけませんよ。オレの人生勝手だもん。

誰だ自信満々に「から」とか言った人(笑)。「チルダ」かと思ってたけど、「波ダッシュ」というらしい。ちなみに剛さん、「まんべん」ではなく「まんめん(満面)」な。って訂正はどうでもいいんですけども。それにしても「やめて!」って抗議する剛さんがケナゲ。KARAに嫉妬しないで(笑)!







M C 2

1月8日
光  「30超えてからなんやけど、事務所に「お墓買いませんか」っていうDMが毎年のように来るのよ。「剛とか他の人にも来てるんでしょ?」ってきいたら、「光一さんだけです」って。
剛  「すごいね(笑)。何でやろ。やっぱ、どでかい墓作ると思われてんちゃうん?
光  「前方後円墳みたいな?入った人は呪われるとか?
剛  「ピラミッドや。ピラミッドか…ピラミッドええなあ。 ← ついついピラミッドに食いついてしまった剛さん(笑)。
光  「実は、今日楽屋でまた渡されたんですよ(笑)。

光  「今年の正月は何してました?
剛  「家でずっと音楽を作ってましたね。そんでゴハン作って、食べて、洗濯して、をずっと繰り返してました。
光  「ボクは、珍しく年明けゆっくりさせてもらって、今日が仕事始めなんですよ。その間ね、見事に一歩も外に出ませんでした。家大好き!
剛  「あと打ち合わせで出たりとか。家族呼んで、オカンにおせち料理作ってもらったりもしましたよ。キミは一体、1日何時間ゲームやってるんですか?
光  「…ソレきく?起きるでしょ。とりあえずリビング行って。「ピッ」。
剛  「今の何ですか。
光  「電源です。起動中にコンタクト入れて。で、こう(斜面に寝そべる)ですよ。
(寝そべったままコントローラーをもって家での様子を再現する光一さん。しかしツルツルの衣装のため斜面から何回もずり落ちます。)
剛  「ソレ(ずり落ち)、確信犯ですよね?
光  「腹減ったな…って思ったら、(コントローラーを)置きーの、なんか食って。また始めて。よしフロ入るか、って思ったら、置きーの、フロ入って。眠くなってきたな、歯磨いて寝るか、でコンタクトを取りーの。寝ますわな。また起きますわな。よう寝たなあ。「ピッ」。
剛  「また同じやん!そんな早い段階で「ピッ」っていくの?
光  「いいんですボクはこれで。大丈夫、仕事はちゃんとやってますので。
剛  「仕事やるやらないじゃなくて、目とかにも悪いよ?
光  「もう目悪いからね。

ああ…剛お母さんの忠告を一切きかない息子・光一(中2)。お母さんが「ネトゲ廃人」という言葉を知らないことがまだ幸い。それにしても、光一さんのネトゲへのハマり方を見るにつけても、パンちゃんのねこっかわいがり方を見るにつけても……明らかに何かの代償行為だよねえ(涙)。30超えて覿面。光一さん、寂しいんじゃないかしら……。絶対自分では認めないと思いますけども。

光  「東京ドームでは剛さんからも誕生日プレゼントをいただきまして。
剛  「どうやった?アレどうやった?
光  「ごめんなさい、まだ封も切ってないです(笑)。
剛  「是非
光  「あのね、ステージ上で紙袋に入ったのを渡されるんですけど、出せないようなやつなんです(笑)。それでね、去年、一昨年やったかな。その時も、福袋的にいろいろ入ったのをもらって。「これいつ使うねん!」っていうようなやつもあって。
剛  「ありましたね。
光  「捨てるわけにもいかんし、自分の寝室にポンと置いてたのね。そしたら、うちの母親がいつものように冷蔵庫に食材を入れにきてくれて、リビングも片付けてくれて。寝室に行ったら、散らかしてたソレがキレーに袋に入ってた(笑)。どう思ったやろなあ?!
剛  「自分で買ったんやったらアレやけど、他者からもらったやつですからね。

ワタシにとっては結構衝撃的なエピソードだったんですけども。光一ママンの心中やいかにっていう。でも剛さんはまったく悪びれることもなく平然としてるのでちょっと意外でした。そればかりか「どうやった?」って執拗にきくとは……「アレ」がワタシの想像しているものであれば、5万人の前でなんというセクハラかと。しかし光一さんはさらっと受け流してた。オトナだなー。

剛  「MAとMADが楽屋に来まして、「光一君の誕生日プレゼントを渡し損ねたんです」と。ほんだらMC中に渡してあげーさ、って話になって。
光  「アイツら今年忙しかったんで、用意できてないんですっていう話は聞きました。でもね、米花さんとこっしーからは、ゲームの中でプレゼントもらったんですよ。
剛  「ゲームの中でプレゼント?ちょっとちょっと、暗いよ。直接渡さんかい。
光  「一番実用的な消耗品をもらったんです。
米  「こっしーは花贈ってました。
越  「アマリリスを一本。
光  「ポスト調べたらアマリリスが入ってて。
剛  「オマエ嬉しそうやなあ。
辰  「僕らからのプレゼントはまずこちら、近未来のおもちゃです。
光  「……待ってくれ。開けた形跡があんねん。キミらさんざん遊んだやろ?
米  「いやいや、遊んでないです。

まずはUFO型のふわふわ飛ぶ玩具「X-Flyer」。手でコントロールして空中で動かせるというもの。スイッチオンにすると床からふわーっと浮き上がったのですが、何故か光一さんは、それに猫のように飛びついてキャッチ(笑)。「まさかの!?」「まさかの取る!?」と後輩大ウケ。何故かステージの端の方に行ってしまうので、光一さんが必死に追っかけてってステージから落っこちそうになってました。

辰  「光一くん、そんな必死に(笑)!
米  「はしゃいでますねえ。
(もう1回飛ばそうと床に置きます。)
辰  「1回上がるまで待ってからですよ!
福  「光一くん、我慢ですよ!
(「我慢です!」と後輩に口々に言われたにもかかわらず、やはり我慢しきれずキャッチしてしまう光一さん。)
光  「イエーイ!!!
剛  「そうやって取るやつちゃうから(笑)!まるで猫じゃらしやな。
光  「今回のコンサートで一番疲れた(笑)。

続いてのプレゼントは、頭皮マッサージ器の「ティングラー」。傘の骨みたいな10本ぐらいのワイヤーで頭を包み込むのですが、「ぞわっ」とするなんともいえない快感がくるのだとか。あと薄毛にもいいらしい(他意は無い)。「コレ知ってる!」と早速つけてみる光一さん。しかしうまく頭に入りません。

剛  「コレ普通すーっといくのに、何で2回もパチン!ってなんねん。
光  「(ようやく成功)めっちゃくすぐったい!

次、遠心力で手首を鍛える「パワーボール」。「コレ知ってる!昔持ってた!」と率先して回して見せる光一さん。ちなみにティングラーはずっと頭に挿したままです。
剛  「あのオッサン何やねん(笑)。頭に何かささってるわ、何か握ってるわ。宗教的な儀式をやってるみたいですよ。これワイドショー入ったらヤバイよ。
光  「コレ懐かしい。
福  「次のはここで見てください。
剛  「コレは俺の審査にひっかかったやつや。
光  「もうさー、黄色い袋の時点であそこのやつだよね。
辰  「出さないでくださいよ!オレら仕事無くなっちゃいます!
光  「へー、「新感覚!超ストレッチ素材!超強力!無段階調節!」だって。
(頭のティングラーを引っ張られる光一さん。)
光  「おおっ!!!

辰  「危ないこと言いそうなときはコレひっぱるといいんですね(笑)。

黄色い袋に入った、とりあえず袋から出せないものらしいです。何だろう……剛さんが元旦にあげたものと同じ?っていうか剛さんが元旦にあげたやつってもっと別の何かなのか。わっかんねえ。そして最後のプレゼントは黒いバケツ型の「帽子」。

光  「普通の帽子やけど?
福  「光一くんがいつもジャージの時に被ってる帽子が破けたということなので。
光  「オレ、いっつもジャージで稽古場とか行くんだけど、帽子いつも困るわけ。ジャージなのに帽子だけオシャレなのって嫌じゃない?だからオシャレっぽくないやつを被ってたんです。でもメシ食いに行った時、ロウソクの上に置いちゃって、穴空いてもうて。燃えた割には小さかったけどね。10円玉よりちょっと大きいぐらいで。まだいけると思って被ってたんだけど。
剛  「背中を追ってる先輩の帽子が破けてるわけやからね。後輩としては帽子の穴を埋めていきたいと。
米  「だから一生懸命みんなでそういう帽子を探そうということで、6人集まって買い出しに行ったんですけど、なかなかみつからなくって。
辰  「やっぱりどの帽子もオシャレなんですよ。
光  「オマエら若干選び方おかしい(笑)。
米  「光一くんが欲しい帽子を真剣に探したんですよ。
越  「真剣にダサい帽子を……いやオシャレじゃない帽子を探しました。
剛  「今なんか“ダ”ってきこえたけど(笑)。
光  「でも前のやつに似てるよ。
(と帽子を被る光一さん。)
米  「ちなみにその帽子、みんな試着しました。
剛  「オレも。
光  「何でやねん(笑)。でも、やることがシャレてるよね。“ダサイ帽子”って(笑)。

メインの帽子よりもX-flyerに食いついた光一さんはも一回それで遊んでました。さらに、町田さんから手作りのネックレスももらい、その場でつけてた光一さん。わー、「Endless SHOCK」みたいだ。さらにさらに、剛さんからも「プレゼントがある」と。

剛  「「ベビースターおやつコロッケ」です。
光  「最高やね!
(みんなちょっとずつ食べてましたけど、最終的に剛さんが本気食い。)
剛  「ちょっと、お水持ってきて。
光  「止まらなくなるのはわかるけども。普通に食うてるでこの人(笑)。
剛  「歌って踊った後のおやつコロッケは美味しいなあ。
光  「これから、2人で作った曲を全部やりますけども……
剛  「……うん。……オナカいっぱいで頭回らへん。 ←かなりポヤーンとしてる剛さん。
光  「この人歌に入ったら変身するから。大丈夫。

いやーん。「歌に入ったら変身するから」とか。沢山のプレゼントをもらって上機嫌だとはいえ!けしからんあまあま具合だ!







1 月9日
光  「昨日きいた話なんですけど。裏にスタンバイしてた子たちが、オープニングのMCで、「どうも堂本光一です」「堂本剛です」って言ってるのをきいて、「兄弟?」「兄弟?」って言ってたって(笑)。
剛  「面白いですねえ。
光  「昔、滝沢の舞台を見に行った時なんだけど、開演までちょっとここで待っててください、って言われて。そしたら舞台に出るちっちゃい子たちがきて、オレのいる場所が彼らのスタンバイをする場所だったんだろうね。「(邪魔くさそうに)……ちょっと、すいません!」って言われて(笑)。一生懸命衣装をスタンバイしてた。その後、サンチェと話してたら、オレとサンチェが同じようなニット帽をかぶってたのを見て、「ハハッ、似てる!」って(笑)。
剛  「結構そういうの経験してるんですね。
光  「変に「オハヨウゴザイマス!」みたいにちっちゃい子にいわれると、もっと自然でいいよって思うんだよね。だから逆に気持ち良かった。
剛  「ボクはあんまりちっちゃい子とからむことがないからな。
光  「「堂本兄弟」とかでも、10代の子とかがゲストで来たとき、たまに話してて、「うん」とか言われると、ちょっと気持ちいいんだよね。
剛  「それは典型的なオッサンの現象ですよ。 ← その通り!

光  「先輩のバックの時やってた振りは覚えてんねんけど、自分たちの曲の振りの方が忘れるな。
剛  「「欲望のレイン」のイントロとかな。あれも昨日踊れたのに、今日はようわからんようになってもうた(笑)。昨日は完璧やったけどね。
光  「ものすごい細かい振りをやってるんですよ。アレもえらい昔にやってたやつで。
剛  「最初、「このイントロ絶対オレらやってへん」って言ってて。だって覚えてへんもん。
光  「「こんなん、やったら絶対覚えてる」って。昔の振付ビデオを出してきて。
剛  「ビデオをチラッと見たら、オレが出てきて。音がかかった途端めっちゃ踊ってた(笑)。
光  「すいませんね、ボクあそこ、♪Umm…、Broken My Hreat…って歌ってて踊ってないもんで。
剛  「ブロークンマイハートなんてお客さんが言うたらええやん。ズルいわあ。お前もややこしいあの振付やれや。

光  「昔の楽曲なんかをやる時、「振り起こし」っていう作業をするんです。ビデオを見たりして、昔の振付を思い出すっていう。それでようあるんですけど、「ちょっとここ忘れたな…ビデオ見ようか」って見たら、「KinKi Kids2人ともやってへんやん!」っていうことが(笑)。
剛  「ようあるよね。見たら2人とも何か…(だらーっと歩いてる)。
光  「ヒドイ(笑)。
剛  「挙句の果てには後ろの方の机に座ったりして(笑)。
光  「そのうち全然違うとこに思考がいっちゃって、「そういやコイツいたよね!」とか。

剛  「ジュニアの子たちもさ、これからどんな人生が待っているんだろうね。
光  「さっきみたいに、「そういやコイツいたよね!」ってなっちゃうこともあるしね。
剛  「あんだけ頑張ってたのに…っていう子もおるしな。SMAPさんのバックやってるとき、銀テープが出てくるところの前に立って、銀テープが後頭部に当たってジャニーさんに怒られた奴とかな。
光  「アレは完全にSMAPにはめられたな。
光  「そういうイタズラはよくありましたね。
剛  「今そういうのないよね。
光  「ないよね。
辰  「ちょっとちょっと、光一くん!大嘘つきじゃないですか。「最近ないよねそういうの」って。
米  「さっき、人をステージから落とした人がいましたよ。
辰  「「最近ないよね」じゃないですよ。後ろで爆笑でしたよ。
剛  「何、オマエ人落とした?ライブ中に人落としたあかんよ。
光  「松がいたんで、こー、落とした(笑)。

光  「松、オマエちっちゃい頃、花道の下でスタンバイしてた時何やってた?
松  「それはダメですよ光一さん。
剛  「そんな何かアカンことしてたん?
光  「そんなにアカンことしてたんだよ。
剛  「下にスタンバイしてる時に、アカンことなんて絶対できないと思うけどな。何してたん?
(松崎くんが剛さんにこしよこしょと)
剛  「………サイテーやな
(ステージ上の人々は大笑い。)
光  「マジなトーンだったぞ松!
松  「まあ若気の至りというか。

なにコレ……どんだけ剛さんは女子扱いなんですかっ。「サイテー」って言われて喜んでる場合じゃないぞ皆(笑)。

剛  「昔、ジュニアで必ずライブ前にサポーター履く子がいたのよ。
光  「いた!!肌色のな。
剛  「彼は絶対に、隠れてサポーターを履いてから衣装を履くんです。で、皆が「何ソレ?」って言うと、「履かないと調子が出ないんです」って。で、皆で「ウェ~イ」ってサポーターを投げて遊んでたら、最後オレが投げたのが、出前で注文したカレーうどんの中に
光  「で、その子泣いちゃったんだよな!
剛  「しゃがんで泣いちゃったの。オレ本当に悪ノリしちゃったと思って、カレーうどんがポタポタしてるサポーター持って、泣いた子のところ行って、「ごめんな…」って。そしたら泣きながら、「…洗って下さい!」って(笑)。そういうのはありましたね。

剛  「こっしーは何か持ってるよね。釣り行った時な、前回こっしーが全然釣れてへんかったから、今回は絶対釣りたいって言ってて、そんでやっとかかったんのよ。めっちゃデカイのが。終わってからメジャーでサイズを測ろうってなって、こっしーは最後に測ることにして。まずオレの測ったら65あるやつもあって。さあ、こっしーのは……って辰巳がメジャーで測ったら、「…大佐、悲しいお知らせがあります。…56センチです!!」
光  「なんで(笑)?!
辰  「普通の大きさだったんです。
剛  「56でもおっきいで?でも、60UPしてる人がいるからさ。ただ体高がすごいから、卵を持ってると。で、腹ににスーッと入れたら、また辰巳が「…大佐、卵がありません!!」
辰  「ただ太ってただけ(笑)。

剛  「こういち、これちょっと見て(笑)。
光  「剛さん、これだけ広い会場で、そんな地味なところ笑うのやめてくれる?
剛  「いやだって、マイク(スタンドのマイクを差すところ)がこう(下向き)なってんねん。
光  「そんなことはいいから、早くギター持ちなさいよ!
剛  「浅草芸人か(笑)。

「こういち、ちょっとこれ見て」はマイクに向かってじゃなくて、ほんとに光一さんに向けて言ってたので、マイクには小さい声でしか入らなかったのですが。すごく素っぽくて、しかもめっちゃ笑いながら言ってて、本日一番のツボポイントでした。







1 月10日
光  「僕らがコンサートで使うムービングってありますけど。あれ、キミよくトラブるよね。
剛  「そうですね。レコーディングしてても機械止まるね。
光  「オレもよく止まる!!
剛  「………ボクの話だったハズなんですけど。乗っかってったのにさらに上乗せって。どういうことですか。無人島に取り残されたような気分ですよ今。
光  「(まったく意に介せず)オレも止まるのよ。
剛  「…もうボク凍え死にそうですよ。………よく止まるんですか
光  「最近カメラもデジタルじゃないですか。
剛  「結構前からだと思いますけど。
光  「(まったく意に介せず)最近そうでしょ?
剛  「………はい
光  「だからよく止まる。まあカメラ嫌いなんでそのオーラも出てるのかも知れないけどね。
剛  「確かに、えらい空気作って撮る人おるやん。「オレの世界!」みたいな。アレは苦手やわ。
光  「スタジオにその人の趣味の曲かかってるからね。
剛  「髪のながーい、背のたかーい、黒ずくめの女の人が、「今日のカメラマンの○○です」「よろしくお願いします」「すいませんそこ立ってもらってそれで……」「……なんて?!」って(笑)。「はよ撮れや!」思う時あるね。
光  「そもそも写真なんて1枚撮れば十分やねん。
剛  「一緒に仕事する人は、今まで見たことないような堂本光一を撮りたい取りたいって思うんじゃない?
光  「いや、オレはオレなんで。今まで見せたことないとこなんて、これからも見せませんから。
剛  「ファンの人からしたら見たいよね?
光  「皆、オレの10分の1ぐらいしか知らんね。残念ながら。写真は苦手です。

ああ…まったくトークの道を譲らない光一さん。こういうのを剛さんは「いっつもやろ?いっつもオレが合わせてる!」って言ってるんでしょう。光一さんはソレに気づいているのかいないのか。でも時には剛さんに「……で?」とかって逆襲されますからね。結局お互い甘えてるってことだと思います(誰だオマエ)。

剛  「今年も面白い年になればいいなと思いますね。2011年も、音楽的に面白いことができればいいなと。
光  「例えば?
剛  「何でもできると思いますよ?また合作するとか。コンサートの形式を変えるとか。オレ、今案があんねん。おまえのとこに話しに行くから。
光  「残念ながらNO!というかもしれませんけどね。
剛  「全然それはいいよ。オマエにはオマエの考えがあるからな。オマエのNO!を受け入れるだけの大きいおっぱいを、オレは持ってるから。
光  「おっぱい?!
剛  「それぐらいのやらかさを持ってると。オマエがNO!って言ったことについて、「なんやと!」って思うようなしょうもない人間ではないということですよ。
光  「それはそうですよ。それは仕事する上で当たり前や。
剛  「オマエはオレよりおっきくないと思うけどね。
光  「やらかくはないかも(笑)。

トークでは譲ったり譲らなかったり、グズグズの2人ですが(笑)。お仕事では多分、「どっちかがNO!と言った仕事はしない」っていうのが最低限のルール何だと思うんですよ。どっちかがNO!って言ってるのに、どっちかが、あるいは周りが押し切る、ということは絶対無いんだなと。まあ当たり前か。光一さん、剛さん、スタッフのどこから出てきたアイデアであれ、ちゃんと納得してやれてるんだなと考えると、なんか安心できる。

剛  「今回のライブでは後輩とよう喋ったなあ。何やろなあの元気。なんか脳味噌が違うよな。
光  「大分行ったとき、ホテルの部屋に温泉がついてたんですよ。だからみんなでオレの部屋に集まって、トランプでもやろうかってことになって。最初に部屋に来たのが福ちゃんとこっしーなんだけど、「失礼しま―す!」って入ってきて、「うわ!すげー!すげー!」って声が聞こえるから、温泉の方見に行ったんやなーと思ってたら、もう入ってたからね(笑)。オレより先に入ってんじゃん!
剛  「そうやってMADがみんなはしゃぐやんか。それを冷静に米花さんが見てて、町田もそうなんかなーと思うと、町田はただぼーっとしてるっていう(笑)。この図式、相当面白いよ。
光  「よくできてるよね。
剛  「キミらの例の「大佐!」の下りに入る早さ、一体何なん(笑)?オレが作ったわけでもなんでもないからね。オレはぼーっとしてただけなのに、「大佐!ご指示を!」ってくるから、5、6分で終わるかと思ったのに、延々3時間とか。そんでな、光一が楽屋でゲームしてるときに、松に「行け!」って言ったら、「わかりました!」って言いながら、絶対しばかれるって思って、オマエの楽屋に全然入って行けへんねん。
光  「それはオレが乗ってこないって思ってるから? ← ちょっとサビシイ光一さん…。
松  「いや(焦)、光一さんには光一さんの空間ってのがありますから。
剛  「まじめかオマエ(笑)。廊下であんだけ騒いでんやから一緒やで。
光  「帝劇でもほんとうるせーもん。植草さん一回本気で怒ってたよ。

今回のライブで松崎くんがMキャラだということがよくわかりました。なんかみんないじりたくなるみたいで。

剛  「(大佐口調で)みんなに報告しなければならないことがある。私が長く連れ添ってきた、同じ部隊の隊員がいるのだが、その彼が………KARAに入ることになった!
福  「震えがッ!震えが止まらないッ!
越  「モルヒネ・モルヒネを!  ← 全員アホすぎる(笑)。
剛  「でも……これが現実なんだ・…!みんな、あの夕陽を見てみろ。綺麗じゃないか。
辰  「大佐(泣)!
剛  「泣くな!夕陽に向かって敬礼だ!
光  「………………コレいつまで続くんですか?
剛  「オマエ全然入ってけーへんやん。それなのになんでKARAには入るん?
光  「入らない(笑)!ちなみに辰巳が楽屋で練習してたよね。
辰  「光一さんにご指導を受けました
剛  「ご指導?!
光  「「アレ?これ逆ですかね?」とか言ってるから、いや逆じゃないよと。
辰  「「逆じゃないよ。でも辰巳、手も回すんだぞ。お尻が左いったときに回すんだぞ!」って。
剛  「何を嬉しそうに言ってるんですか(呆)。

剛  「あいつら(MAD)ずーっと元気やな。落ち込む時とかあるんかな?
光  「いや、あいつらも陰の部分を持ってるよ。でも出さへんな。米花さんは顔が派手だけどね。
剛  「米花は鰻屋さんで外国人向けメニュー出されたことあったよね。
辰  「マジっすか(爆笑)?!
光  「この話知らなかった?
剛  「鰻屋さんに一緒に行った時、メニュー出されて選んでてんけど、米花さんにもう一つメニューが出されて、見たら「KIMOYAKI」とか書いてあって。めっちゃオモロかったで(笑)。

確かKinKi youツアーの時の話だったと思いますが。「KIMOYAKI」がだいぶツボにはまったらしいMADは、このあとメンバー紹介の時、「キモヤキーーーーー!!!」と全員で叫んでました(笑)。



以 上

    photo by Jaime Olmo