1.ブランド(brand)とは何か。

・ その語源はburn(焼く)にあるといわれる。放し飼いの牛が、他の牧草地に紛れ込んでも、自分の所有だとわかるように、目印の焼き印(brand)をつけたのが始まりだった。
・見分けにくいものの中から、識別するための工夫。他の商品と区別するために、新しいコンセプトストーリー、そしてキャラクターをそなえることが、ブランド戦 略の成功のカギとなる。
・またブランドをクリエイトするためでもある。

○WOVEN LABEL
・ネームは商品のブランドを表示するだけでなく、ブランドのイメージを表現しなければならない。
・企画からデザインに至るまで一貫してよりよいイメージを創る姿勢で望む。

○ PRINTING LABEL
・主に品質表示や取扱表示などに使用さる。短時間に大量生産が可能なうえ細かい図 柄や微妙な色彩の表現ができるため、従来の衣服の内側への使用に加えて、最近では外側にファッションデザインの一部として使用される傾向が 強くなってきている。
(ex)写真のイメージをそのまま生地に印刷したワンポイント的な表現もあり、紙印刷とは一味違った感覚がある。

○TAG LABEL
・下げ札はブランドはもとより商品の品質、生産者を表示するとともに、店頭で消費者の注目を集め、他の商品にイメージの差をつける役割も担っている。

○FILM PACKAGE
・商品を保護するフィルム・パッケージは、同時に店頭などではっきりと商品のイメージを表現し、ブランドを顕在化させることが大切。

○ SEALING
・ワンタッチでどこにでも張り付けることのできるシールはサイズやプライスの表示をはじめさまざまな目的で使用されている。

○PACKAGE
・パッケージは現在では商品の一部とまでいわれるほど重要なアイテム。
 店頭におけるブランド顕在化効果はもとより、商品のもっているイメージを増幅させるデザインや機能が求めらる。