5.マーケティング・ミックス
◆最適なマーケティング手段として…
組織は、自由に操作できる統制可能なさまざまのマーケティングを持っている。標的市場のニーズを満たしていくために必要なこれらの手段の最適な組み合わせのことをマーケティング・ミックスという。
○マーケティング・ミックス…最適な組み合わせ。
<<マーケティング・ミックスの流れ>>
▲マーケティング手段 ▲サブ・ミックス
●サブ・ミックスは、4P(1.商品計画-製品-プロダクト-Product)(2.価格設定-プ ライス-Price)(3.チャンネルの構築-流通-プレイス-Place)(4.プロモーショ ン活動-プロモーション-Promotion)のそれぞれのPの中での組み合わせを指す。 ただし、価格は製品の1つの要素と考えて製品・サービス・ミックスで一緒にしている。
<<マーケティングの手段>>
●製品---機能、スタイル、サイズ、品位、付属品、ブランド、パッケージ、
保証など。
●価格---メーカー希望小売価格(標準小売価格)、流通業者への取り引き価格、値引、リベート、支払条件など。
●チャンネル---取り引き相手、販売エリア、輸送、荷役、保管、物流拠点など。
●プロモーション---広告 、PR、パブリシティ、セールス・プロモーション、人的販売など。
※マーケティング学者ノースウエスタン大学のP・コトラーは、S・Jレヴィとともに、教会、病院、大学、博物館、慈善団体などの非営利組織もマーケティングを行っているとするマーケティングの拡張概念を1969年にJournal of Marketing誌上に発表した。