7.マーケット・セグメンテーション
◆対象市場の明確化
○マーケット・セグメンテーションとは…
一定の基準に基づいて市場を細分市場(セグメント)に分けて、自己の対象を絞り込むこと。
これによって、効率的・効果的な市場へのアプローチをすることができる。
●市場は、年齢、職業、収入、価値感、行動などを持った多くの消費者から構成されている。
●企業は、市場全体を顧客として甲斐画一的な製品の開発を、行うよりも、自己の製品をより強く求める顧客層に対してマーケティング努力を集中することが合理的である。
市場をより細かなセグメントに分ける基準は四つある。
<<セグメンテーション基準>>
1.人口属性基準
性別や年齢、収入など消費者個人の基本的な属性の違いに基づく分類軸。
[年齢、性別、収入、家族人数、教育程度、職業、人種、宗教]
2.地理基準
行政区画、地方、人口密度、気候など地理上の違いに基づく分類基準。
[国、地方、地域(行政区画)、人口密度、気候など。]
3.心理基準
性格、ライフスタイルなど消費者の考え方や価値観の違いに基づく分類基準。
[性格、ライフスタイルなど。]
4.行動基準
既存製品の購買量や購買頻度、広告や価格に対する反応の度合いの違いに基づく分類基準。
[購買量、購買頻度、広告への反応度、価格変化への反応度、ブランド・ ロイヤルティ、ストア・ロイヤルティ、メーカー・ロイヤルティ]
デモグラフィック特性---人口属性基準
---地理基準
ライフスタイル特性------心理基準