ここではボードのメンテナンスについて書いてあります。エッジのサビ取りやソールのキズの修理などマイボードをメンテナンスして大切に
のってやろう!! |
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シャープなターンをするにはエッジの状態によっても左右されます。
エッジのサビ取りはシーズンはじめや長い間使ってないとエッジにサビがついているときがあるのでサビを取っておこう。
あと滑ってるとエッジが落ちて丸くなってしまうのでエッジを研磨してエッジのキレをもどしてやろう。 |
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【ちょっとしたエッジのサビ取り】 |
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必要なもの |
・サビ取り用エライザー(ゴムタイプのやつ)かシャープナー
・防サビペン |
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やり方の手順 |
1. |
サビ取り用のゴム製のエライザー(消しゴムみたいなもの)で軽く文字を消すような感じで取っていきます。
※シャープナーは引いたときにエッジが削れるようにセットして研磨していこう。エッジの角度は90°にして削る。 |
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2. |
エッジの角に当てないようにエッジに対して平行にして削って、エッジの角に当てるとエッジが丸まるので注意しよう。 |
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3. |
サビを取ったらサビ止めしておこう。 |
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サビ取り用のゴム製のエライザー |
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シャープナーで研磨 |
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錆び取りの前と後 |
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エッジが錆びている状態 |
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錆び取りで錆びを落とした状態 |
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【ひどいエッジのサビ取り&エッジの研磨】 |
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必要なもの |
・ファイル(ヤスリみたいなもの)
・仕上げ用ファイル
・ファイルガイド
・耐水ペーパー(800番ぐらい)
・防サビペン |
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やり方の手順 |
1. |
ファイルガイドをソールに軽く押し当ててファイルを引くと削れるようにして親指とファイルガイドではさむで軽く押さ
えるようにつかみます。 |
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2. |
はじめは軽く目の粗いファイルで削ります、ある程度削れたら次に目の細かい仕上げ用のファイルで削る。 |
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3. |
オイルストーンで手がふらつかないようにして面を整えていき、仕上げは800番ぐらいの耐水ペーパーで磨いて
完成です。 |
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4. |
サビをとったらサビ止めをしておこう。 |
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POINT |
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削るときにエッジに墨入れ(マジックなどで染めて削れているか見る)をするとわかりやすいですよ。 |
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不要なエッジ(ノーズとテールの部分)を丸めるのがダリングで、エッジの接雪面以外のノーズとテール部分のエッジにひっかかって逆に
危険なので丸めておこう。
あと万が一、人と接触したときにエッジでケガしないようにするためなのでやっておこう。これもマナーなのでね。 |
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必要なもの |
・ファイル
・ガムストーン
・耐水ペーパー(800番ぐらい)
・防サビペン |
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やり方の手順 |
1. |
ノーズとテールが反りはじめているところからエッジを落としています。床にボードを横にして立てておくとボードの2箇所
(ノーズとテールのところ)が床につきます、そこより少しボードの先の方(指2本分ぐらい)から削ります。
目の細かいファイルで目で見てちょうど角が丸まるくらい、指で触ってみてツルっとしたひっかからない程度まで削る。 |
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2. |
そのあとはガムストーンで面を整えていきます。この時にソールまで削らないように注意しながら削りましょう。
最後に800番ぐらいの耐水ペーパーで磨いてサビ止めをして完成だよ |
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ファイルを使ってノーズとテールのエッジ
をおとす |
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ガムスートンで面を整えて耐水ペーパー
(800番ぐらい)で仕上げます |
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CHCEK |
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ボードによってはノーズとテールの部分にはじめからエッジがないものもあるので、そのままで大丈夫だよ。 |
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POINT |
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削りはじめるところから先にいくにつれて徐々に丸みをつけていく感じに削るといいと思います。 |
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ダリングの前と後 |
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エッジの角が残ってる状態 |
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ダリングすることによって角を落とす |
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ソールについたキズをリペア材を使ってキズに埋めて修理するのがリペアだよ。ある程度傷が深く芯材が見えてしまってるぐらいだと
内部を腐食させる危険性があり、滑走しているとき抵抗となったりします。そこでリペア材を使って補修しないとダメです。
ちょっとコツがいるけどがんばってやってみよう。 |
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【浅いキズのリペア方法】 |
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ある程度浅いキズだったらワックスを使った方法があります。 |
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必要なもの |
・硬めのパラフィン系ワックス
・クリーナー(リムーバスプレーなど)
・スクレパー |
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やり方の手順 |
1. |
ソールのキズのまわりの汚れをクリーナー(リムーバースプレー)などを使ってとります |
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2. |
アイロンを使ってキズ口をワックスで埋めていく。固まると凝縮するので少し盛り上がるぐらい埋めます |
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3. |
完全に冷え固まったらスクレパーを使って余分なワックスを剥がしていきます。でっぱりがなくフラットな状態まで
削ったら完了です |
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あとは通常通りワクシングして仕上げていきます |
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1. |
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2. |
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3. |
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クリーナーを使って汚れを
落とします |
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ワックスをキズ口に垂らして
埋めていきます |
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余分なワックスを剥がして
フラットにします |
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【深いキズのリペア方法】 |
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深いギスになってしまうとリペア材を使った補修方法があります。 |
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必要なもの |
・リペア材
・リペア用ハンダゴテ(ライターでもOKだよ)
・彫刻刀
・メタルスクレーパー or ファイル
・耐水ペーパー(220、320、400番ぐらい) |
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やり方の手順 |
1. |
ソールのキズのまわりを彫刻刀で削ってリペア材を埋めやすくする。(削り過ぎには注意してください) |
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2. |
リペア材をリペア用のハンダゴテを使って埋めていく、空気が入らないように慎重に重ねて埋めていくのがコツだよ。 |
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リペア用のハンダゴテがない場合は直接ライターなどの火で溶かしてススが入らないようにソールのキズの部分に
垂らして埋めていく。 |
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3. |
リペア材が冷え固まったら長めのファイルかメタルスクレーパーで少しづつ削っていきます。 |
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4. |
キズの部分がだいたい平らになったら220番ぐらいの耐水ペーパーから使っていき、320→400番と細かいものに
変えていきボードのソールからテール方向に磨いていって完成!! |
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1. |
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3. |
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キズのまわりを削ってリペア材
を埋めやすくする |
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リペア材を溶かす、ススが
入らないようにする
(ライターでもOK) |
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リペア材をキズに埋めていく |
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4. |
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5. |
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完成 |
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メタルスクレパーではみ出た
リペア材を削る |
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耐水ペーパーで磨いて
フラットにする |
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<ボードのトラブルについて> |
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ソールが白くなっている状態 |
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@ソール全体が白く粉を吹いた状態になっている |
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シーズンオフにそのままボードを放置した状態でシーズンインで見てみたらソール全体が白く粉が吹いた状態になって
なっている場合はソールが酸化している状態です。酸化している状態ではワックスののりも悪く滑走性能を著しく低下
させてしまいます。
【 処方法 】
サンディングなどして酸化したソールを研磨してやる必要があります。
【 対策 】
対策としては長期間しようしない場合は酸化防止としてソールにワックスをホットワクシングして剥がさずそのままの状態
にしておくことによってソールの酸化を防ぐ効果があります。 |
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Aベースバーンによりエッジサイドが白くケバだっている状態になっている |
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エッジサイド部分のソールは雪面とより多く接しているため雪面との摩擦でP−テックス(ソール)にケバがたってくめ
現象をベースバーンと言います。
【 対処方法 】
ショップに出してソールを研磨するサンディングするのがベストですが自分でする場合はケバだっているところに硬めの
ワックスでホットワクシングを2、3回繰り返すことによってケバをとることができます。
【 対策 】
ソール全体にホットワクシングしたあとにエッジサイドにもう1回ホットワクシングすることによってソールへのダメージを
少なくすることができます。 |
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デッキが剥がれてきている |
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デッキ部分の剥離については滑りへの影響は少ないのですがそこから水分などが入っていき内部を腐食させる危険性があります。
【 対処方法 】
剥がれてきたデッキ部分をエポキシ樹脂などを使って接着することによって剥離の拡大と内部の腐食を防ぐことができます。
デッキの剥がれが大きく広範囲に及んでいる場合はショップに相談しよう。 |
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