ワックスと聞いてすぐ思い浮かべるのはボードを滑るようにするものだと思うでしょう。これもワックスの1つの大きな役割です。 でもその他の役割としてソールの汚れを落としたり、ソールの保護を行うときにも使います。またワックスでもいろんな種類がその用途によっても使い分けます。 ワックスの役割やワックスの種類について書いてあるので参考にしてみてください。 |
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【 ワックスの役割 】 | ||||||
@滑走性能の良くする | ||||||
ワックスの役割の中で一番使ってる役割はこれだと思います。なぜワックスを塗ると滑るようになるかというと、滑っているとボードと 雪面の間に摩擦熱によって水の膜ができる。これが抵抗になって滑りにくくなるのだがワックスを塗ることによって水をはじき水滴を 作る。この水滴の上をボードを滑るので抵抗が少なくなり滑走性能がよくなる。 |
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Aソールの汚れを落とす | ||||||
ソールの汚れ落としに使うというのは滑っているとソールは汚れてきて滑走性能を低下させてしまう。この汚れを落としてやるときに使う。 ベースワックスをホットワクシングしてやることによってソールについた汚れをワックスをはがすのと一緒に取り除くことができる。これは 回数を増やすことによってより効果がうまれ滑走ワックスののりが良くなるのでホットワクシングするときにはぜひやって欲しい。 また、手頃にソールの汚れ落しができるスプレークリーナーがあるのですがソールについている油分も一緒に取ってしまうのでソールを 痛めてしまうことがあるのでひどい汚れ意外はなるべく使わない方がいいかもしれない。 |
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Bソールの保護 | ||||||
ソールの保護というのはワックスを塗ることによってソールを酸化から保護する役割を持っています。 ですからシーズンオフになってそのままボードを眠らせておくんじゃなくって、ベースワックスをホットワクシングしておきワックスをはがさない でそのままにしておくとソールの保護になるのでボードのケアも大切にね。 |
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【 ワックスの種類 】 | ||||||
・固形タイプ | ||||||
主にホットワックシング用として硬くてブロック状になっている。生塗りできるタイプもあるよ。 | ||||||
(クリーニングワックス) (ベースワックス) |
→ | フッ素が入っていないパラフィン系のワックスで、ワックスをソールに付着させやすくするために 浸透性が高いパラフィン系のワックスを下地として塗ります。 あとソールのクリーニングとしてワックスを何度も塗ることでソールに付着した汚れを取り、ワックス の層が汚れを浸透しにくくします。 また保管時にソールにワックスを塗った状態にしておくことによってソールの酸化を防ぎ、ソール の保護に使います。 |
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(滑走ワックス) | → | メインのワックスとして雪温によってワックスも分かれているので状況によって使い分けることが できます。一般的にフッ素が含有されているワックスでワックスによってフッ素の含有量も違って きます。フッ素が多くなると価格も高価になります。フッ素の含有量が多いと日本に多い湿雪では 効果的だが逆に湿気の極端に少ない雪では逆効果になることがあります。 生塗りできるタイプもあるので1つゲレンデに持っていっても重宝するよ。 また、パラフィン系の滑走ワックスもあり、ワックスによっても特徴があるのでゲレンデのコンディ ションに合わせて選ぶといいと思います。 |
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ワックスの素材 パラフィンワックス、フッ素ワックス、グラファイトワックス、ガリウムワックス... |
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・ペーストタイプ | ||||||
ファンデーションのようにペースト状になっているのでホットワクシングでなく生塗りにして使うよ。 滑る直前の天候の変化などにもすぐ塗れるので対応がきく。 |
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・パウダータイプ | ||||||
ワクシングしたあとにパウダータイプのワックスをふりかけて仕上げる。 別名スタートワックスで純フッ素ワックスでできているものが多く非常に高価です。 効果を十分に発揮させるには下地をきちんと仕上げることが大切です、下地がうまくできていないとワックスの付着も悪く効果が思うように でなくなってしまいます。 |
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・スプレータイプ | ||||||
一番手軽に塗ることができる。先にスポンジがついているのもありスプレーしながらワックスが伸ばせる。 でも持続性がほかのワックスより劣ってしまう。 塗ったあとはコルクで伸ばすようにしてソールに浸透させてやるといいよ。 持続性が短いので滑りに行く度に塗る必要があります。 |
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