茶飲み話(平成17年度) 
 トリノオリンピックと堀江?メール

 トリノオリンピックが閉幕しました。日本のメダル数は、予想を大幅にはずして金メダル1個でした。
 開会前は、メダル5個、開催中は、どの競技どの競技でもメダル候補がいるような感じを受けるような放送でした。
 しかし、確実性が高かったのは、スピードスケートとフィギアスケートぐらいではなかったでしょうか。
 それをどの種目においても、「メダルに近い。可能性は高い。」といっていたマスコミほどいいかげんなものは、いなかったのではないでしょうか。
 
これと同様に、情報のこわさをしらせたのは、堀江?メール問題でした。2月28日現在、メールは、堀江氏が出したものではないことがほぼ決定されたと思われます。
 しかしながら、内容は、まだガセではないようなことをいいていましたが・・・・

 現在、情報は集めようとすれば大量に集めることができます。しかも、問題が大きければ大きいほどいろいろな情報を集めやすい傾向にあります。
 しかし、それに伴って、ガセ情報はたまた一部ガセ、一部本当など様々な内容の情報も多くなっています。
 集めた情報を選別し、ふるい分けるという作業も重要になってきています。
情報の精査を怠っていると本当の情報を見失うこともあるので注意する必要があります。

 追記として、JOCの役員がオリンピックの選手のスリム化とかいって選手の選別を強化することをいいていましたが、役員等の人数を減らせば案外スリム化ができそうです。
 オリンピックは、スポーツ競技特にアマチュア競技の底辺を拡大するきっかけとなり、スポンサー探しに駆けずり回る選手たちにスポンサーを与えるきっかけともなるものです。
 選手の選別の強化も必要ですが、選手たちに競技に集中させる環境づくりもJOCの仕事ではないでしょうか。
 
 雪・雪・雪

  12月から雪が降り続いています。その量は、もはや昨年を越えたかもしれません。
 加えて、今年は、風が強く、吹雪の日が多いように感じられます。
  
 今年の大雪がニュースにとりあげられ、雪の少ない地方の人にも雪国の生活の大変さがわかってもらえたかもしれません。でも最近、この大雪に便乗しての悪徳商法が横行しているそうです。
 雪下ろし代金として高額な金額を請求するそうです。ニュースでは、屋根の雪下ろしで20万円請求されたこと
  に対して怒っていましたが、この値段は一概に高額だといいきれないのです。

 なぜかといいますと、その家の屋根の広さが広く、積もっている雪の量が多く、下ろした雪の処理をきちんとやってくれていれば、あながち高額とは言い切れないのです。ただ、雪下ろしの作業をする前に見積もりをとってもらい、高額であれば、予算の範囲内の作業をしてもらうなどの交渉は必要と思います。

 また昨年、山形県で、羽越線の列車脱線事故が起きました。その地方は、風が強いため風力発電の風車も建設されています。
 はっきりした原因はまだわかっていませんが、風のための脱線・転覆という説が有力です。
 自然の力の凄さをあらためて知らされた事故でした。

 
        
 耐震強度偽装問題

  適正価格について、一言書いた日からしばらくして耐震強度偽装の事件が明らかになりました。
   設計事務所、施工主、建築主、確認検査機関さらに経営コンサルタントも関係してる構図に発展しそうな状況になりつつあります。

 安く、工期を短縮する工事を目指すことについては、異論はないと思います。しかし、机上の計算で行なわれたとすれば問題です。一般にコンクリートの強度は、28日目における強度を基準としています。
 なぜ28日なのかといえば、一般的に28日目がコンクリートの強度のピークであるからです。
 しかし、実際の施工で28日の期間置くことはありません。なぜなら、ある一定の高さまでしかコンクリートを入れることができないからです。そのときは、ある程度固まったコンクリートの上から継ぎ足すかたちで高さを上げていきます。一般に、5日から9日程度(気温等による)間隔をあけていきます。

 また、型枠の高さが高いほど継ぎ足す回数が少なくなります。しかし、コンクリートは、セメントと水と骨材(石)から作られるため、比重の重い骨材と水に分離します。特に、建物に使われているコンクリートは、薄いため材料分離しやすくなります。材料分離するとコンクリートの強度が落ちていきます。

 このように、新工法を開発するためには、いろいろな事柄を検索して試験して、初めて認められる工法となるわけです。他の分野でも同じことだろうと思います。それを、コストのみで行なったならば責任は重大であろうと
考えます。また、確認検査機関の人が制度に責任があるようなことを発言していましたが、問題外と思います。
今回の事件の関係者は、行政も含め、少なからず責任があることを知ってください。
 
 
 適正価格ってなに?

 
11月11日に社会保険労務士試験の合格発表がありました。合格した皆さんおめでとうございます。
  残念ながら不合格であった皆さん、試験は来年もあります。再チャレンジするかしないかはわかりませんが、勉強してきたことは財産になると思います。
    
 社会保険労務士として開業するには登録が必要となります。また、各都道府県にある社会保険労務士会の会員にならなければなりません。実際のところ、この会費が高いのです。特に仕事のあまりない会員にとっては、その負担は重くのしかかります。「安くならないかな」とか「国民年金でも半額免除があるのだから
 所得の少ない会員にも半額免除がないのか」などと思ってしまいます。

 一時期、談合が問題になって「落札率が95%だから談合だ」とか「談合がないから落札率が下がった」とかいわれてきました。談合か否かは、落札率で決まるのでしょうか。安く工事を行なえばよいのでしょうか。
 ものには、適正な価格があると思っています。CMでも言っています。
          「安い価格には、理由がある。」
 
 仕事がら建設業者の人と話す機会があります。そこでこのような話を聞きました。
  「社会保険に加入しないと、保険料の負担分、安い値段を入れることができるから仕事がとれる。」また、「社会保険なんて入らなくても入札に影響ない。」などといってる業者の話です。

 人が多ければ、会社にかかる保険料の負担は大きくなります。例えば月給30万円の人にかかる会社の負担は、1月約36,000円です。工事をするには、最低でも人が10人から15人必要ですから10人として1月約36万円、年では、432万円かかる計算となります。
 まじめに社会保険に加入している会社は、当然その分を上乗せして計算しているため値段は高くなります。
  数字だけで判断することは、危険だと思いませんか。最低限、公共工事を行なう業者には、社会保険の  加入を義務づけることが必要なのではないでしょうか。
 考えてみてください、公共工事は税金です。正直者がばかをみる使われ方でよいのですか。
  
 
 もうすぐ10月

 朝晩、めっきり涼しくなってきました。今年の夏は、新庄祭り250年で過ぎていきました。
  ホームページ用に、デジカメで山車を撮影したところ満足のいく写真が写っていませんでした。
 そのため、いまだに去年の写真のままになっています。更新は、来年になりそうです。

 さて、これから冬に向かっての準備で忙しくなってきます。今年は、石油の値段が高く、困っています。
  政府では、夏のクールビズ、秋冬のウォームビズといっているが東北の冬は、厚着でどうかなるほど甘くない。やっぱり、部屋の中をある程度暖かくしておかなければ生活できません。
  いまは、石油の値段が下がるのを期待するしかないですね。欲をいえば例年並までになってほしいです。

 10月は、社会保険労務士制度推進月間ということで、山形県社会保険労務士会では「なんでも電話相談会」を10月2日に開催します。年金、賃金等で悩んでいる人は、相談してみてください。
 

 ブログがはやっています。

  最近ブログというものが人気です。ブログとは、ウェブログを省略した言葉であり、日付入りの記事ページを中心としたウェブサイトを指すときに使われています。
   特徴としては、それぞれの記事にリンクをはれる、記事ごとにコメントを付けられる、新しい記事が常に上部に表示されるといった特性をもつサイトを指しています。

 従来のウェブサイトは、HTMLエディタなどで、ページを1ページずつ作っていく必要があります。このHPもホームページ作成ソフトを使っていますが、基本はHTMLです。
  しかし、ブログでは、文章を入力するだけで簡単にページが作れるため、簡単にページの作成、更新が可能であり、また、記事ページや目次ページのデザインや見た目を簡単に変更できる点や、記事を
  カテゴリや月ごとに自動的に分類して表示できます。

 ブログは2000年ごろから米国を中心に広がり始め、ニュースやインターネット上の出来事を紹介しながら意見を述べることができ、ほかのブログ記事を参照しながら投稿できる点などが注目され、急速に普及してきました。

 社会保険労務士のブログも多くなってきました。しかし、まめに更新しているブログは数が少ないことも事実です。「ブログ開設しました。」で後が続いていないものもあります。

 結局、ブログもホームページも更新が大事な要素であることは違いがありませんね。
 毎日のようにブログを更新している人達には頭が下がる気持ちです。
                                            (参考:YHOO!JAPAN‘ブログとは‘)


 連休も終わりました。

 あっとゆうまに桜も散って、大型連休も終了しました。私は、連休中に羽黒町に行ってきました。
 目的は、松が岡にある映画「蝉しぐれ」のオープンセットを見に行くことでした。
 金峰山や月山、鳥海山が見渡せる場所に主人公等の家が建っています。
 
 さほど広くは無かったが、景色を含めると広大なセットのような気がしました。
  映画はまだ公開されていないが、ぜひ観たいものである。
 

 桜の季節

 新庄市にも春がやってきました。前回(下記)から約3週間後の4月下旬の様子をお知らせします。
  いたるとこにうず高くあった雪がほとんど融けています。新聞の積雪情報にも0cmと表示され、気温も10度を超えています。桜は、まだつぼみです。しかし、赤く色づいてきているのがわかるようになりました。

 4月29日からは、新庄のかど焼き大会が最上公園で始まります。
 「かど」とは、にしんのことで新庄の春を告げるさかなでもあります。例年なら桜が散っているのに今年は、桜満開の時に行なわれそうです。


 ホームページの更新
 前回の更新から約3か月間ホームページを更新することができませんでした。
 今年の冬は、何年かに一度といわれるほど雪が多く、いたるどころにいまだに雪が積まれています。
 毎日毎日雪かきが日課となり、多いときは、朝、昼、晩と食事を取るように雪かきをしました。

 「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、3月の彼岸が過ぎてからは春の到来が少しずつ実感でき、今では、一日一日雪が少なくなっているのがわかるようになってきました。

 4月は、新年度の始まりです。法改正や新しい法律が施行される月でもあります。
 なるべく更新しようと考えていますが、どうなることか・・・・