ファースの家 設計主旨
高梨建設株式会社

 

ファースの家(工法)について、この工法は北は北海道から南は九州まで普及していて、日本の風土に合った工法だと考えております。
山形では吹き抜けは珍しいですが、北海道では吹き抜けの家も最近は増え出してます。
日本の場合は夏は高温多湿になる為
冬にばかり合わせると住みづらくなるケースがあります。
下記に
『木の特性とファースの家について』も書いてありますので是非ご覧下さい。

*当社「光庭のある家」には、除湿機は設置しております。
詳しい当社仕様については、クリックして下さい。

・・寒い部屋・暑い部屋がなく・・夏のシメジメした部屋もなく家中が快適環境です・・

  主な特徴
快適湿度と省エネ効果       
窓から取り入れるソーラーエネルギーは無駄無く
30%以上も暖房に活用します。

(次世代パッシブ基準30%以上をクリア)*間取り・大きさによって変わります。
*間取り及び窓の形状により変わります。

 室内の温度湿度を調整      
空気が床下から壁内を通り天井裏へ一定に流れる仕組み。
(サイクルファン)

(屋根裏を収納として利用できます。他の高気密高断熱工法との違いは空気環境の湿度調湿ができます。)

クリーンで爽やかな空気      
一年中、春のような心地よい暖かさに包まれる住まい。夏のジメジメ感もなく快適環境
(屋根裏に上がってみると、空気のクリーン差がわかります。通常の住宅では屋根裏はとても不快なスペースになってます。)

からだもポカポカ           
太陽熱暮らしの中からつくられる生活熱も家全体を暖める構造。
(暖房や冷房は基本的に輻射熱で行う事で体にやさしい工法です。)

ジメジメや乾燥のしすぎの防止  
除湿機スカットール+木材等が建物内の湿度等の調整
スカットールはたばこの煙等の空気の汚れも除去します。湿度は約0%〜60%にする事で、カビやダニの発生を抑制し、又木材の腐朽菌予防にも効果的です。

24時間熱交換換気システム   
マイコン制御により、熱交換式集中換気扇が外気を室温に近づけ適量換気。
(換気システムにより、春秋等は自然の空気を室内に取り入れます。)


   「木の特性とファースの家(工法)について」ファースの家

1.木は呼吸する  ファースの家
は湿度が少なくなったら水分を吐き出すなどの、室内の湿度のバランスを保つ働きがあります。
ファースの家工法)では外回りの間柱内を空気を循環させる事で部屋の湿度40%〜60%に保つ事で、カビの発生抑制、風邪などのウイルス菌の抑制、またハウスダスト及び構造材である柱、梁等の強度を保つことで住みやすい家になると考えております。

床下にはスカットール及び除湿機を設置する事で、
床下の湿度調湿管理ができるように考えております。
又、スカットールはたばこ等の汚れた空気を吸収し、きれいな空気にして室内や壁の中を循環させます。

2.木は腐らない   
木が腐る原因は腐朽菌です。
この菌は酸素と水分の両方が揃ってはじめて繁殖します。
このどちらか一方が不足していれば、木は腐る事はないです。
現在の住宅の断熱はグラスウール等で行っておりますが、この場合空気の流れを止める事で断熱効果をあげておりますので、どうしても約30年位で建替えになります。
*グラスウールに水分を含んだ場合、排出できない為。

3.木は鉄より強い!?ファースの家
同じ重さの杉と鉄を引っ張って、その強さを比較すると杉は鉄の約4倍の強度があります。
地震を受ける建物の耐振力は建物の重さに比例するので軽い家にはあまり力がかからず、大きな被害から免れることができます。



4.ファースの家の設備等  ファースの家
ファースの家の暖房及び冷房は基本的に輻射熱により行います。
直接暖かい空気を体にあてる
のと違い赤外線的効果で体を温めます。
ファンヒーター等による暖房は暖まりも早いですが、ファンヒーターの前に植物を置くと枯れるように、部屋が乾燥して喉を傷めたり又、ゴミ
ダニの死骸等を部屋中に撒き散らして、ウイルス菌等をばらまくなどの逆効果もあります。

床等は、床暖を行ったような暖かさになります。
特に良い点はUBの床が暖かいので
浴槽に入った瞬間足元が寒いなどの感じがありません。(急激な血圧の変化防止)
脱衣室が暖かいのはいいですよね。
小屋裏も物置として使用もでき、真夏や真冬時でも何時間もいられるのもこの工法の特徴です。


欠点     ファースの家
高気密高断熱工法場合どうしても設備費がかかります。
その欠点を補う為、間取りを今までと同じ小部屋の集まりにしますとどうしても割高になります。
その為、間取りはオープン的にすることで割高な面を少しでも解消できます。
*戦後前の日本本来の住宅ように、部屋と部屋をつなぐように。(廊下を少なくする。)

又、ガス・灯油設備は基本的に使用できません
これは高気密の為通常の住宅よりも隙間面積が少なく、火を使うことでの空気の汚れ又二酸化炭素の発生を押さえ、又水蒸気(湿度調湿等をしやくする為です。)


ただ、住宅の湿度管理+空気環境+内部結露もこれからの『住まい』には重要なポイント
だと考えております。
その為IHクッキングヒーター及びエコキュートを奨励しております。

(ファンヒーターは通常3時間に一回は窓を開けて、部屋の換気をするように説明書があります。)
でも一度暖めた部屋を3時間後に、窓を開けて部屋を換気したら又寒くなりますよね!

又外の音は聞こえずらいのですが、内部反響は今迄の家よりも大きいです。


維持費      
電気料は月平均で大体月1万5千円〜2万円程度です。(約40坪)
*個人差があります。
火事などの恐れはガス、灯油よりはないので火災保険での割引等があります。
(AIU保険等)

設備等について
設備費(暖冷房等)は基本的に付いております。
坪単価で見ると、割高のように見えますがFFやエアコンをつけるのとそんなに変わりがないです

(間取り等によっては違う場合があります。)


・・・ちょっと一言・・・
これから環境に良い高性能持った省エネ住宅が数多く建設していきます。
又国等での、税金面での優遇・助成金などいろいろな有利な点が多くなっていくと考えております。
自動車等も燃料電池(電気)などによるクリーンエネルギー対応も現実味がでてきました。
ガソリンも値上げ、又将来国では環境税等の導入も考えられております。
是非、”これからの家”のテーマで考えてみては!

お家は何十年も住み・家族の健康を守る大切なものです!
家の中の空気も吸うし、又室内は裸足で歩きます。

是非、家を買う(モノ) → 家はご家族を守るもの と考える方が増えることを切に願います。



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