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三次的自然の創出
農業生産性が高く、かつ自然環境にも恵まれた「三次的自然」とも云うべき新たな農村環境の創出をめざすべきである。各種ビオトープの保全整備をおこなうとともに、環境保全型農業の推進を図り、地域全体として豊かな生態系を保持しうるような施策が必要。 |
農業者と住民との協働
農村自然環境の保全復元を図るには、農業関係者のみでなく、地域の住民、市町村、関係団体、ボランティア、生物や工学の専門家など、多様な人たちの協力協働が必要。 |
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トキの年間採食量
トキの年間採食量:73kg
1日当たり平均採食量:200g |
ビオトープの設計施工時のポイント
現況把握
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生物情報整理
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ゾーニングと目標設定
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施設の設定
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地元との合意形成 |
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棚田式魚道
左は岐阜県牧田川で自然石は「玉石」を使用。
右は岐阜県根尾川で自然石は「割り石」を使用。 |
遡上の比率
中央部から遡上33.4%
左右岸から遡上66.6% |
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棚田式魚道と階段式魚道
階段式魚道は、側面から上れないので、上り口が狭い。
棚田式魚道は、どこからでも上れるので、上り口が広い。 |
棚田式魚道の構造の特長
上流側と下流側のプールがスリットを流下する水で繋がっている。計画のプール水深は200mm程度。 |
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棚田式魚道の構造の特長
自然河川の流量の変化に対応できる魚道。縦横方向の勾配を工夫して、常に遡上できる流況となる。 |
棚田式魚道の構造の特長
プール水深を20cm程度にする事で、土砂が堆積しない。 |
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棚田式魚道の構造の特長のまとめ
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