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8月2日
  
   出穂。 イネの開花。
  穂がでると、すぐに稲の花が咲き始める。天気が良い日には、稲の開花は午前9時頃から
  始まり、午後1時ぐらいに終わる。イネは自分で受粉させることができる。だから花粉の
  量はすごく多い。籾が開いて、中から黄色いオシベが伸びてくる。黄色の花粉は、なめら
  かで、つぶつぶしている。咲き終わると籾が閉じて、外に伸びたオシベは籾にはさまって、
  ゆらゆらと風に揺れている。
   田んぼ全体で最初に穂が出始める時期を「走り穂」、ほとんどの穂が出てしまう時期を
  「穂ぞろい」という。 また、田んぼ全体の半分の茎が出穂した日を「出穂期」という。
                             [引用文献:田んぼの学校 入学編]