チュウサギ
7月20日。
短めのクチバシをした、中形のシラサギ類。アフリカ、アジア、オーストラリアの熱帯から温
帯で広く繁殖する。日本には夏鳥として普通に渡来し、本州から九州までの各地で繁殖する。西
南日本には稀に残留するものもある。
水田や湿地で生活し、川の流れの中や干潟に出る事は少ない。餌は昆虫、カエル、アメリカザ
リガニ、魚など。産卵期は4月から8月。夏羽では、くちばしは黒く目先は黄色い。冬羽では、く
ちばしは黄色く先が黒いことが多い。体の大きさはダイサギとコサギの中間だが、クチバシの長
さはコサギより短い。[引用文献:山渓カラー名鑑 日本の野鳥]
写真は通勤途中に撮影したもの。イネ丈が大きくなったので、畦際から田んぼの中へ侵入しよ
うとしていた。イネの中では、舞い下りたり、飛び上がったりできない。イネの無い畦際に舞い
下り餌を探す。イネの中に顔を突っ込んで、餌を探すこともある。カメラ視線を感じて、こちら
の様子をうかがっている。距離は30m程度。なかなか逃げない。