キジ
7月8日。
オスは赤い顔と緑の胸が目立ち、長めの尾をした日本の国鳥。ユーラシア大陸の温帯に広く分
布する。日本では本州から九州までの各地に留鳥として生息し、繁殖している。地方によってや
や羽色が違い、4亜種に分けられている。狩猟鳥であり、また人工増殖が可能なので、多数の放
鳥が行われている。平地から山地の明るい林、林縁、草原、農耕地などに見られる。主に地上を
歩いて餌をとり、草の葉や実、昆虫やクモなどを食べる。夜のねぐらは樹上にとる。産卵期は
4〜7月で、巣は地面を浅く掘り作られた簡単なもので枯草などを敷き、6〜10卵を産む。繁殖期
のオスは「ケン、ケン」と鋭く鳴きたて、翼を激しく震わせて「ドドドド」と羽音を立てる。
[引用文献:山渓カラー名鑑 日本の野鳥]
写真は、通勤途中に撮影したオスのキジ。左側は宅地横の雑種地。右側はイネ丈が高くなった
田んぼ。いつも遭遇するのはオスのみ、単独行動をしているので、よく分からないが、たぶん、
数羽のオスが生息していそうだ。メスを撮影するチャンスはまだ無い。