長潟の夏へ戻る

ゴイサギ
   
  
6月8日。
   星明かりの空をふわっふわっと飛ぶ、夜行性のサギ。ユーラシア大陸、アフリカ、南北米大陸
  の温帯から熱帯で広く繁殖し、日本では本州から九州までの各地で数多く繁殖する。北方のもの
  は冬期は暖地に移動するほか、西南日本のものの一部はフィリピン方面へ渡る。夜行性で、昼間
  は竹やぶや茂った林などのねぐらで休息する。夕方、薄暗くなった頃飛び立ち、池や沼、養魚場
  などで魚やカエルなどを捕える。夜通し行動し、明け方にはねぐらへ戻る。若鳥などは時折、昼
  間行動することがある。産卵期は4〜8月、繁殖期にはよく茂った雑木林、マツ林、竹林などで集
  団行動し、他のサギ類と混合コロニーを作る場合が多い。巣は木の枝の上に作られるが、1本の
  木に数つがいから10数つがいが隣合って巣を作る。    [引用文献:山渓カラー名鑑 日本の野鳥]
   写真は、通勤途中に撮影した。成鳥であるが、午前8時半頃に田んぼの畦畔で一休みしていた。
  ねぐらへの帰り道を間違えたのか? 数分間のんびりと休んだ後に鳥屋野潟方面へ飛び去った。