長潟の夏へ戻る
カルガモファミリー
   
   6月27日。
   オスとメスが同じ色で、くちばしの先に黄色い模様がある淡水ガモ類。アジアの温帯から熱帯
  で繁殖し、日本でも全国で数多く繁殖する。繁殖期は水田、川、池沼などで生活し、水辺を歩く
  泳ぎながら水面でついばむ、水中に首を突っ込むなどして、草の実や葉、水草、さらには水棲昆
  虫や貝のようなさまざまな動物質の餌も食べる。水辺近くの草むらや休耕した畑、竹やぶなどの
  乾いた地上に巣をつくる。産卵期は4〜7月、卵数は10〜12個。孵化した雛はすぐに地上を歩く
  ことができ、親鳥に導かれて水辺へむかう。   [引用文献:山渓カラー名鑑 日本の野鳥]
   写真は、道路沿いの排水路内にいたカルガモ、昼休みに発見した。
   おそらく、近くの休耕田の藪の中で生まれた雛たちだろう。11羽いたが、日を追う毎に数が減
  って、最後に見た時には6羽であった。身の危険を感じると、すばやく橋の下や、合流している
  ヒューム管の中に逃げ込む。しかし、雛たちを11羽も連れていては、すばやく隠れることができ
  ない。親鳥は『クワックワックワッ』と鳴いてかなり焦って泳いでいた。驚かせて、可哀想な事
  をした。