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カルガモ
   
   6月16日。
   オスとメスが同じ色で、くちばしの先に黄色い模様がある淡水ガモ類。アジアの温帯から熱帯
  で繁殖し、日本でも全国で数多く繁殖する。繁殖期は水田、川、池沼などで生活し、水辺を歩く
  泳ぎながら水面でついばむ、水中に首を突っ込むなどして、草の実や葉、水草、さらには水棲昆
  虫や貝のようなさまざまな動物質の餌も食べる。水辺近くの草むらや休耕した畑、竹やぶなどの
  乾いた地上に巣をつくる。産卵期は4〜7月、卵数は10〜12個。孵化した雛はすぐに地上を歩く
  ことができ、親鳥に導かれて水辺へむかう。     [引用文献:山渓カラー名鑑 日本の野鳥]
   写真は、通勤途中で遭遇したカルガモのつがい。畦畔をスタコラサッサと移動する姿がかわい
  い。コンクリート畦畔の横に人が歩ける幅30cm程度の盛土がある。カルガモにとってもこの
  30cm幅の盛土は歩くのに都合が良い。イネ丈が40cm程度になると畦畔は隠れるのに都合が
  良い。水田は、カルガモにとって大事な生息場所となっている。