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6月2日撮影

アオサギ
  
    6月2日。
    じっとたたずんでいることが多い。全身灰色の大きなサギ類。ユーラシアからアフリカ大陸
   の温帯から熱帯で広く繁殖する。日本では北海道、本州、四国、対馬で繁殖し、北方のものは
   冬期は暖地に移動する。川、池沼、水田、干潟などに棲息し水の中をゆっくり歩いたり、じっ
   と立ち止まって待ち伏せたりしながら魚を捕える。大きな魚はくちばしで突き刺して捕える事
   が多い。捕えた魚はくわえ直して頭から飲み込む前に水で洗うことがある。カエル、昆虫類等
   も餌にする。じっと休んでいる姿を見ることが多く、翼を下げ、前であわせる独特のの姿勢で
   日光浴をする。丘陵地のよく茂った林などに集団繁殖し、ゴイサギなどと混合コロニーを作る
   こともあるが、単独コロニーの場合が多い。産卵期は4月から5月。産卵数は3〜5個。
                             [引用文献:山渓カラー名鑑 日本の野鳥]
    写真は小松堀排水路の矢板護岸にたたずんでいたアオサギが飛び立ったところ。フォーカス
   を合わせ、カメラを流して撮影した。安物のデジカメの割にはうまく撮れたと思う。アオサギ
   はほとんど単独行動が多いが、若鳥の兄弟がたまに一緒にたたずんでいることがある。