10月11日

    セイタカアワダチソウ
  小松堀排水路と高速道路の斜面に咲く黄色い花、セイタカアワダチソウ。
  北アメリカ北東部原産で、明治中期に国内に持ち込まれ、第二次世界大戦後急激に分布を拡大し
 たキク科の多年生草本である。繁殖は、種子および地中を密に走る地下茎による。地上茎は密生し
 高さ3mにも達する。国内では沖縄県から北海道まで広く分布し、特に大都市近辺の空き地や河川
 での密度が高い。しかし、年2回の刈取りで他種の生育が可能となり、優占化を阻止できると考え
 られる。河川堤防などで近年本種の繁茂が極端に減少したのは、年2回以上の草刈が行われてい
 ることによる。本種は虫媒花であり、ヨモギやブタクサの様な花粉症の原因とはならない。
                             [引用文献:外来種ハンドブック]
  写真は、昼休みに撮影したもの。排水路も道路もセイタカアワダチソウの黄色い花で賑わってい
 る。セイタカアワダチソウの黄色い花は、最近の日本の秋をイメージする色となっている。

長潟の秋へ戻る