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チュウサギ

   9月22日。
   短めのクチバシをした、中形のシラサギ類。アフリカ、アジア、オーストラリアの熱帯から温
  帯で広く繁殖する。日本には夏鳥として普通に渡来し、本州から九州までの各地で繁殖する。西
  南日本には稀に残留するものもある。水田や湿地で生活し、川の流れの中や干潟に出る事は少な
  い。餌は昆虫、カエル、アメリカザリガニ、魚など。産卵期は4月から8月。夏羽では、くちばし
  は黒く目先は黄色い。冬羽では、くちばしは黄色く先が黒いことが多い。体の大きさはダイサギ
  とコサギの中間だが、クチバシの長さはコサギより短い。 [引用文献:山渓カラー名鑑 日本の野鳥]
   写真は昼休みに撮影したもの。イネ刈りが終わったばかりの田んぼの畦で一休みしているとこ
  ろ。くちばしが黒い3羽の幼鳥を連れた親鳥が周囲を警戒している。奥に背中を見せているのも、
  親鳥か? 南方へ渡来する季節がやってきた。