アオサギ
9月8日。
じっとたたずんでいることが多い。全身灰色の大きなサギ類。ユーラシアからアフリカ大陸の
温帯から熱帯で広く繁殖する。日本では北海道、本州、四国、対馬で繁殖し、北方のものは冬期
は暖地に移動する。川、池沼、水田、干潟などに棲息し水の中をゆっくり歩いたり、じっと立ち
止まって待ち伏せたりしながら魚を捕える。大きな魚はくちばしで突き刺して捕える事が多い。
捕えた魚はくわえ直して頭から飲み込む前に水で洗うことがある。カエル、昆虫類等も餌にする
じっと休んでいる姿を見ることが多く、翼を下げ、前であわせる独特のの姿勢で日光浴をする。
丘陵地のよく茂った林などに集団繁殖し、ゴイサギなどと混合コロニーを作ることもあるが、単
独コロニーの場合が多い。産卵期は4月から5月。産卵数は3〜5個。
[引用文献:山渓カラー名鑑 日本の野鳥]
写真は幹線用水路のコンクリート岸上に舞い下りて、自分の縄張りを確認しているところ?
タキシードを着たジェントルマンが威風堂々とたたずんでいるようだ。田んぼはイネ刈り直前。