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アオサギ

   12月16日。
   じっとたたずんでいることが多い。全身灰色の大きなサギ類。ユーラシアからアフリカ大陸の
  温帯から熱帯で広く繁殖する。日本では北海道、本州、四国、対馬で繁殖し、北方のものは冬期
  は暖地に移動する。川、池沼、水田、干潟などに棲息し水の中をゆっくり歩いたり、じっと立ち
  止まって待ち伏せたりしながら魚を捕える。大きな魚はくちばしで突き刺して捕える事が多い。
  捕えた魚はくわえ直して頭から飲み込む前に水で洗うことがある。カエル、昆虫類等も餌にする
  じっと休んでいる姿を見ることが多く、翼を下げ、前であわせる独特のの姿勢で日光浴をする。
  丘陵地のよく茂った林などに集団繁殖し、ゴイサギなどと混合コロニーを作ることもあるが、単
  独コロニーの場合が多い。産卵期は4月から5月。産卵数は3〜5個。
                             [引用文献:山渓カラー名鑑 日本の野鳥]
   写真は宅地沿いの排水路溝畔でたたずんでいるアオサギ。時間は朝8時過ぎの通勤途中。
  幅1.5mほどの排水路で採餌したあとに、次はどこへ行こうか考え中のようだ。手前の田んぼ
  にはひこばえがはえている。ムクドリやツグミがよく飛来する田んぼだ。