コガモ
平成17年2月11日。
北半球北部で広く繁殖し、日本では主に冬鳥として渡来後、湖沼の全面結氷しない地方で越冬
する。本州の山地と北海道では少数の個体が繁殖している。越冬地では湖沼、川などで生活し、
市街地の公園の池にも多い。人家の庭の池にも飛来することがある。広い湖にいる時は、開けた
水面に群れているよりは、奥まった入江の岸にいることが多い。水辺を歩きながら泥水をついば
んだり、枯草をしごいたりして、主にイネ科植物などの草の小さい実を食べる。カモ類は、つが
い関係が1年毎に解消し、越冬地で毎年新しいつがいが作られる。11月から翌年1月頃は、求愛行
動が見られる。繁殖地では山間の池に棲息し、草むらの地上に巣を作る。
[引用文献:山渓カラー名鑑 日本の野鳥]
写真は2月の比較的暖かい日の昼休みに撮ったもの。毎年、相手を変えてコンビを組むコガモ。
お互いに、去年の相手の方が良かったと思う事はないのかな? 小松掘排水路で一番多い冬鳥。