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コガモ 
   
   4月3日。
   北半球北部で広く繁殖し、日本では主に冬鳥として渡来後、湖沼の全面結氷しない地方で越冬
  する。本州の山地と北海道では少数の個体が繁殖している。越冬地では湖沼、川などで生活し、
  市街地の公園の池にも多い。人家の庭の池にも飛来することがある。広い湖にいる時は、開けた
  水面に群れているよりは、奥まった入江の岸にいることが多い。水辺を歩きながら泥水をついば
  んだり、枯草をしごいたりして、主にイネ科植物などの草の小さい実を食べる。カモ類は、つが
  い関係が1年毎に解消し、越冬地で毎年新しいつがいが作られる。11月から翌年1月頃は、求愛行
  動が見られる。繁殖地では山間の池に棲息し、草むらの地上に巣を作る。
                            [引用文献:山渓カラー名鑑 日本の野鳥]
   写真は、12時頃佐潟の周遊コースの起点付近で撮影したもの。今年はじめに運命の赤い糸で結
  ばれたつがいが、ヨシ原の水際でたたずんでいた。