ミドリヒョウモン
9月13日。
前翅長35〜40mm。年1回発生し6〜7月頃出現する。盛夏には夏眠し秋に再び活動する。
越冬態は卵または幼虫。平地から山地の渓谷沿いや山間の草地に多く、敏速に飛翔し、各種の
花を訪れる。食餌植物はスミレ類。北海道、本州、四国、九州に分布。♀に暗緑色の型があり
近畿・中国地方では採集例が多い。[引用文献:改訂新版 世界文化生物大図鑑 昆虫T]
写真は午後3時頃、被災したため池堤の上で撮影した。実は、査定官の到着が遅れて、今か
今かと現地で待っていた時に発見した。十数秒とまっては、近くの花に移る。とまってから、
翅をゆっくりと広げたり、閉じたりする。とまっている植物はシシウド。日あたりがよい湿地
に生育する。