キイトトンボ
7月24日。
体長約38mm、後翅長約20mm。♂の腹部は鮮黄色で、第8〜10節の背面には黒斑がある。♀
の腹部は全体黄緑色で黒斑を欠く。額に1本の横の降条があり、これは本属の特徴。水草や挺
水植物の多い低地の池沼に発生し、個体数も多く、産地も普遍的。成中期は5〜9月でとくに7
〜8月に多い。北海道(南部)、本州、四国、九州、対馬、種子島、屋久島に広く分布。
[引用文献:改訂新版 世界文化生物大図鑑 昆虫T]
写真は、午後4時過ぎに鉢伏で撮影したもの。道端の雑草や水草を注意深く観察すると見つける
ことができる。