学級通信で学級作り
平成12年度:大江町立本郷西小学校
第6学年・学級通信
七転び八起き
bT4 2000.6.29
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国語『石うすの歌』(5)
◇今日は2の場面の学習です。
いつもの通り、指名なし音読からスタート。
負けずに「私もあげるわ」と言ってしまったと言うことは、千枝子は瑞枝をあまり歓迎していないのではないか。
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この考えに「賛成」「反対」で、討論させました。ここは省略しますが、討論の仕方がかなりよくなってきました。
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@「○○さん、どうですか?」
A「“○ページ○行”を開いて下さい。」 「指で押さえて下さい。」
B「みんなで一緒に読んでみましょう。 さん、ハイ。」
C「わからなくなりました。」
「考えを変えます。」
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こんな言葉が自然に出るようになってきました。
さて、答は、「歓迎している」でしょうね。「反対」という証拠がたくさん出されました。
◇今日、最も考えさせたい問題は、これ。
一人ひとりがノートに書き、そして、黒板に書く。それを見ながら討論する、という形を取りました。
7人全員が黒板に書く、これだけでもすごいことだと思います。考えを持って授業に参加しているのですから。
・(Kさん)軽くなるとうそを言ったみたいに思ったから。
・(Sさん)おばさんにとっては信じられないことを言ったから。
・(Yさん)歌を歌ったから。
・(Sさん)石うすが歌を歌うの。
・(Tさん)おばさんにとってはくだらなくて、そんなのあるわけないと思っているから。
・(Hさん)千枝子が言ったから大笑いしたと思う。
・(Yさん)本当に軽くなるのか、と思ったから。
時間がなくなり、説明して終了です。
「(前半・省略)というわけで、今までおば あさんに言われていたことを、自分が考え た事みたいに千枝子が言ったから大笑いしたんだ。つまり、Hさんが、正解!」
(Hさん)ぼくは、千枝子と瑞枝のこともわかったし、先生もぼくに賛成みたいだったので、すごくうれしかったです。ぼくに質問も来なかった。 |
(Yさん)最後に先生が、千枝子が自分で言ったように聞こえたから、周りの人が面白くて笑えたと言っていて、私は「ああ、そうだったんだ!」と思って、先生の言っていることがわかって、どうして大笑いしたかがわかってよかった。 |
(Sさん)千枝子がおばさんに、「団子がほしけりゃ、うす回せ」と言って、みんな大笑いをしていて、おばさんはいつまでも笑っていて、よっぽど千枝子が言ったことが面白かったんだなあと思いました。
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