学級通信で学級作り
寒河江市立三泉小学校:第5学年
bP71 2000.3.15
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5年生:ラストメッセージ(6・最後)与えられた場で精一杯の努力をしよう
◇「5年生:ラストメッセージ」も、本当にラストとなりました。
◇「与えられた場」とは、どんな「場」でしょうか?
・トランペット鼓隊の自分の楽器という「場」
・通学班長、委員会の委員長という「場」
・または、上の場合ではない「場」
・三泉地区にすんでいるという「場」
・三泉小学校という「場」
・その中の5年生という「場」
・担任が小林だったという「場」
もちろん、自分から進んでその「場」に立った、というものもあるでしょう。
でも、ほとんどは、自分ではどうしようもない、何ものかが自分に与えてくれたものなのです。
その「何ものかが自分に与えてくれたもの」の中で、最も大切なものは何か・・・、そう、「命」です。確率的には、この世に自分が存在するということは、天文学的な数字である、ということを3学期の理科で学習しました。自分の命も、周りの人の命も、同じように大切なのです。
◇S君を6月に亡くしました。彼にとっての「与えられた場」が、たった11年間だったと考えると、悲しくてたまりませんでした。
そして、教師として仕事をしている限り、この「与えられた場で精いっぱいの努力をしよう」ということを伝えていこうと、強く思いました。
◇「精一杯の努力」とは、どんな努力でしょうか。
・教室、ワークスペース、下足箱のそうじ、自分の分担箇所をきれいにしていました。
・最後のトランペット鼓隊、予定よりも30分も早く終わりました。
・その後の卒業式準備、本当にてきぱきとしてくれました。飾り付けも、星のペンダントも「招待状」も、みんなみんな、すごい集中力でした。予定よりも1時間早くさよならできました。
こんな姿が「精一杯の努力」なのです。当たり前の姿なのかもしれません。でも、これらの行為を、心を込めて、気持ちを入れてやること、これが貴いことなのです。
「精一杯の努力」をしている人の学習もしました。昨年の乙武さん、今年は星野さんの学習を道徳の時間にしました。彼らは、普通のこととして、「精一杯の努力」ができている人たちだと思います。
◇いよいよ最高学年です。何ものかがあなたのために与えてくれた様々な「場」が、準備されていることでしょう。
「精一杯の努力」をしてほしいと思います。
きっときっと、その「精一杯の努力」は実を結ぶはずですから。・・・新年度も、与えられた場で精一杯の努力を続けます、私も。
◇今号で『かがやきU』はおしまいです。
1年間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
いつまでもこの28名の子供たちを見守り続けることを約束して、終刊といたします。