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20世紀の日本をひとまとめに見る授業

山形県(大江町立本郷西小学校)/小林 正樹

20世紀の日本をひとまとめに、鳥瞰する授業です。資料集、辞書、持っている知識をフル回転させた授業になります。世紀の変わり目には最適です。


1.「2000年」を表す文字が「金」である理由は何ですか?

 12月12日、毎年「日本漢字能力検定協会」から発表される。新聞、テレビでも報道されるので、興味を持たせるようにしておく。

2000年→金メダル・南北朝鮮の金氏・金融破綻・新しいお金(2000円札・500円玉)・「きんさん」の死・金髪の流行・イチローの高額な契約

2.20世紀はいつからいつまでですか?

 世紀が100年ずつ変わることをおさえる。

1901年から2000年まで

3.20世紀の最初の大きな出来事は何ですか?

「何を見れば分かるかな?」と問いかける。資料集の年表の欄をみんなで確認する。

1901年:八幡製鉄所、1904年:日露戦争 などが出て来るであろう。

4.年表から、20世紀の出来事を読みましょう。

 「○○○○年、〜〜〜」と、順番に読ませる。

5.20世紀の日本を表す二字熟語は何でしょうか?

 ノートに書かせ、黒板にも書かせる。

6.実は、これも発表されています。

 「日本漢字能力検定協会」からの発表を板書する。

1位「激動」、2位「平和」、3位「発展」、4位「戦争」、5位「不況」、6位「混沌」、7位「激変」、8位「希望」、9位「成長」、10位「明暗」

7.もう一度、二字熟語を選び、その理由も書きましょう。

 子ども達が黒板に書いた熟語、発表された10の熟語の中から選ばせる。

 発表させ、交流する。

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