道徳:災害と日本人
◇ちょうど、阪神・淡路大震災より、10年目が今日でした。
「1995年1月17日午前5時46分、 何が起きたでしょう。」
と尋ねると、7名が手を挙げました。昨日、今日のニュースで話題となっています。
《Yさん》今日は、かなりきけんなことばかりでした。あわじ大しんさいの時も、みんなゆずり合い、そしてやさしくしてあげられていて、いいと思いました。日本人はやさしいんだなとわかりました。
つなみもじしんもおきました。12月26日にそんなにかなしいできごとがおこったとわかりました。
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震災の様子の写真を8枚見せ、少しだけ説明しました。
また、多くのボランティアがあったことも話しました。学校の図書室にあった、『ありがとな がんばろな〜阪神・淡路大震災でのたすけあい〜』という絵本も読み聞かせました。
◇地震、津波のことも話しました。
「ほぼ10年後のことです。2004年の 12月26日、何が起こりましたか。」
年末休み中のことですが、まだ毎日のようにニュースに流れています。
「外国で地震がありました。」
「津波も来ました。」
こんなことが話されました。
《Kさん》今日、道徳でボランティアのべんきょうをしました。ひなんしている人たちがたいへんなので、わたしたちもきょうりょくしたいです。
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◇阪神・淡路大震災の年は、「ボランティア元年」と言われるのだそうです。
その10年後の日本です。
今回の津波に関しても、5億ドルの無償援助を決定しました。
また、国際緊急援助隊も派遣しました。
「たくさんの国が救助に向かいました。そ の中で、日本の救助隊は、現地に何番目 に着いたでしょう。」
5番目、7番目、8番目という声もありました。
「答えは、1番目です。一番早く現地に着 いて、まだ生きているかも知れない人た ちを助けようとがんばりました。
残念ながら、生きている人をさがすのは 難しかったそうです。それだけ大きな被 害だったそうです。」
◇最後に、
「この本の中学生のように、みんなができ るボランティアを考えてみよう。」
と呼びかけました。
「書き損じ葉書集め隊」を作ろうかと考えています。