短い時間を日記に!


   ホクをかんさつ
             T K
 今日、ホクをかんさつしました。ホクは、ホクの家から出てこなかったので、雪をなげたら出てきました。
 ほえなかったので、わたしは、
「わん。」
と言ったら、
「わんわんわんわんわんわん。」
と言ったので、
「やべ、とめなきゃ。」
と思っていました。Mねえちゃんが来ました。
「何やってんの。」
「わお、びっくりした。えっ、何やっ てるかって。」
「そう言ってんじゃん。」
「しゅくだいで、かんさつをして書く 日記で、見てるの。」
「へー。」
 
◇Kさんの日記は、観察しようと努力している姿が思い描かれます。
◇日記指導第3弾「短い時間を日記に!」の作品です。
 1校時に全員の日記を読みました。大爆笑の連続でした。点数を付けていきました。
最高は9点。Kさん・Rさん・Yさんです。
 

   お父さんのかんさつ
             T R
 ぼくは、お父さんの行動を見て、それを書きました。お父さんは、5時に帰ってきました。
「はあー、つかれた。」
と言って、のそのそと茶の間に入りました。お父さんは戸を開けて、力がぬけたみたいに、
「ただいま・・・・・。」
と言いました。ぼくは、
「お帰り。」
と言いました。
 お父さんさんはすぐ、茶の間にあるこたつに入って、いびきをかきながらねてしまいました。
 その後ぼくは、ねているうちに、足からくつ下をとって、においをかがせました。おもしろかったです。
 
◇Rさんの日記も、何か反応してもらおうと、行動しているのが分かります。しかも、その後どうなったんだろうと、興味がわいてくる、いい日記です。
 
◇三つの指導をしました。
 今は、「かんさつ日記」だけをテーマにしているのですが、「かぎかっこ」も使いながらの日記、思ったことを書いた日記を意識しなくとも書ける子が多くなってきました。 “楽しんで書く”まで進ませたいと考えています。