国語:ふきのとう
春になったのは何ページからか?
◇国語の時間の大半を、漢字と音読の学習に費やしてきました。
「漢字スキル」を使っての学習は、「指書き」がポイントです。かなりできるようになってきました。指導を続けます。画数を唱えながら「指書き」ができた後に、鉛筆を持たせたいと考えています。
「音読(声に出して読む)」は、クセがなかなか抜けないようです。
「よが あけました。」のように「分かち書き」になっている部分を、
「よがぁ、あけましたぁ。」
と読んでしまうクセです。スッキリと、
「よがあけました。」
と読ませたいのですが、なかなか直りません。これから、繰り返してやっていきます。
◇今日の国語は、昨日の道徳に続いて、話し合いをさせました。
という問題です。
三つに分かれました。
G・・・K
I・・・H・N・H・R・S
K・・・S・Y・R・H
それぞれ、考えを書かせ、発表させ、質問をさせ、交流の時間を取りました。やり方は、昨日の道徳の時間と同じです。
この流れで、自分の考えを言える子を育てたいと考えています。
まずは、「考えを書く」。
次に、「書いたことを読む」。
さらに、相手の考えに「質問する」。
さらにさらに、自分の考えを「述べる」。
2年生としては、高度な授業かもしれませんが、慣れればきっとできます。話し合いに面白さを感じられるようになるまで、続けようと思います。
◇さて、今回の話し合いで光る発言をしていたのが、Y君とS君でした。
Y君の発言です。
「“すっかり”と書いてあるから、Kです。」
S君も教科書から理由を見つけて発言できていました。みんなのいい見本となっています。
ただし、答えはみんな間違いです。
「Gは、ちょっと早すぎたね。
“すっかり”ということは、もっと前から春になっていたってことでしょ。だからKは間違いです。
Iは、春風がやっと息をはいたところだから、まだ早いね。
もう一度、ここだ!というページを書いてごらん。」
こうやって、次々と正解者が出ました。
◇「討論のある授業をしたい」・・・私の持ち続けている夢の一つです。