道徳:後片づけのレベル

 
◇まずは、机の上にあるノート、筆入れ、鉛筆、消しゴムなどを、バラバラにさせました。その後、椅子を入れないで立たせ、全員を廊下に出しました。
「みんなは、本郷西小学校にやってきたお客様です。2年生の教室にやってきました。どんな子たちがいるのかな?おっと、残念ながら、体育のため教室にはいないようです。」
と言って、教室をのぞかせました。
「どんな感想ですか?」
   「椅子がバラバラです。」
   「机の上も、きちんとしていません。」
   「ちゃんとした方がいいと思います。」
 当然です。グチャグチャにさせたのですから。
「先生だったら、このクラスの子たち、頭の中までグチャグチャになってないか、心配になります。」
という話をしました。
◇その後、片づけの5つのレベルを紹介しました。

レベル1→全部やってもらう。
レベル2→いっしょにやる。
レベル3→自分でできる。
レベル4→言われなくても自分で。
レベル5→他の人のもやってあげる。
 
 
◇この後、自分のロッカーの確認、整理、机の中の確認、整理をし、小学生の作文を紹介しました。
 また、
「船が港に着く時、バックして止まるようにする。どうしてかな?」
と問い、「出船の精神」(もちろん、こんな難しい言葉は使いませんが)にも触れました。難しい問いだと思ったのですが、Rさん、Rさんが正解でした。

 今日、かたづけのべんきょうをしました。ぼくは、このどうとくを、またやりたいです。理由は、前よりもこのどうとくが、かんたんだたからです。ぼくがわかったところは、レベル4と、レベル2でした。ぼくのロッカーはきれいだと思っていたけど、ピアニカが少しななめになっていたのでざんねんでした。《R》

 これから、言われなくても、自分でほかの人にたよらないようにしたいです。あと、これから友だちがこまっていたら、やってあげたいです。《N》
 
 
◇4月8日の出会いの日に伝えた、「あいさつ・返事・あとしまつ」を身につけさせたいという願いの、
「あとしまつ」の授業が、ようやくできました。
 そう言えば、いつの間にか「はいっ。」の返事がよくなってきています。