「スイミー」を読もう(1)
◇音読の練習を続けてきました。「スイミー」は、ストーリー性もあり、読んでも心地よく、2年生にぴったりのお話です。
10回読んだら、シールを1枚あげています。シール10個以上の子もいます。
◇さて、音読だけではもったいないので、内容のお勉強も始めました。
「漢字スキル」→「音読」→「内容の読み取り」という流れの45分間ですので、時間にして25分ほどでしょうか。
◇前回は以下の問題を出しました。
1 この物語の場所はどこですか。→海
2 場所ははっきりわかりますか。→わからない。
3 「みんな赤い○○○なのに」 →からだ
4 スイミーはどんな魚ですか。→まっくろな魚
5 何よりもまっくろなのですか。 →からす貝
6 「まっ」を使った言葉を書きなさい。→「まっか」「まっさお」など
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しっかり読んでいればすぐに答えられる問題ばかりです。
◇今日の問題は、46ページからでした。
1 つっこんできたものは何ですか。→まぐろ
2 どのようにつっこんできましたか。→すごいはやさでミサイルみたいに
3 「一ぴきのこらず」を平仮名三文字で表すと →「ぜんぶ」「すべて」
4 スイミーだけ、どうして逃げられたのですか。
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「4」に時間をかけました。
10人中10人が、「たぶん、泳ぐのが速かったから。」と書きました。
これは、正解です。でも、これだけでは足りません。
S君が、「たぶん、泳ぐのが得意だから。」と書きました。「速い→得意」という、連想です。これは、「○」としておきました。
R君が、「たぶん、自分を守りたいから。」と書きました。ちょっと話し合わせたのですが、なかなか結論が出ません。「△」としました。自分を守りたいのは、スイミーだけじゃなかったでしょうから。
もう一つ出させたかったのですが出ません。じらして、じらしてから、言いました。
「たぶん、スイミーがまっくろだからです。
泳ぐのが速くて、しかもまっくろだから、まぐろに見つからずに逃げられたのでしょう。みなさん、どうですか。」
みんな、“なるほど〜!”という感じの表情でした。
「スイミー」・・・面白いなあ!