「スイミー」を読もう(2)
◇今日の問題は、48ページと49ページから。今日は国語の時間が2回あったので、ゆったりと進めました。
1 「スイミーはおよいだ、くらい海のそこを。」を普通の文に直しなさい。
→「スイミーは、くらい海のそこをおよいだ。」
2 海には何がいっぱいあったのですか。 →すばらしいもの
3 スイミーが見たおもしろいものを順に書きなさい。
→くらげ→いせえび→魚たち→こんぶやわかめ→うなぎ→いそぎんちゃく
4 こんぶやわかめはたくさん生えているのですか、少しですか。
5 そう考える理由は何ですか。
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4と5が、今日のメイン問題。
どんな理由を見つけるのか、楽しみにしていました。
「たくさん」・・・7人
「少し」・・・・・3人
という結果でした。正解を告げずに、理由を書かせます。理由を発表することで、考えに深まりが出てきます。いいかげんな理由では、なかなか相手を納得させられないものですから。
「たくさん」のわけは、
「りゆうは、こんぶやわかめの林と書 いてあるから。」
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というようなことを書けば、OKです。
「林」に注目させ、だから「たくさん生えている」とイメージできればいいわけです。ところが、この「イメージ」がくせものです。
ノートを点検しながら、「少し」の理由を書いたSさんのノートに驚かされました。
上の理由を超える理由が書いてあったからです。Sさんの理由は、こうです。
「りゆうは、森と林は、森のほうがたくさんあるから、林は少しだとおも いました。」
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読んでもらうとYさんが、
「ぼくも同じようなこと書いったよ。」
と言うので、読んでもらいました。
「りゆうは、林はでかいけど、森のほうが大きいから。」
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◇“なるほどなあ!”です。素晴らしさに、感激です。二人のノートにも花丸です。みんなにも、二人の言ってることがわかるかどうか確認しました。・・・理解していたようです。次のように話しました。
「林も木がたくさん生えてるでしょ。森よりは少ないかもしれないけどね。」
まさに、「イメージ」の世界です。