道徳:やさしさを考える
◇主な問いを載せながらふり返ります。
面白い人・やさしい人が4人で、一番多かったです。
2 「やさしい」って、どんなことを してくれる人ですか。
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これはいろいろ出ましたが、省略します。
3 これはやさしいですか。
@朝マラソンの時間。着替えで遅れる2年生が多い。他の学年はもうすでに集まっている。鈴木先生に、
「待ってないで、スタートしてください。」
と言うことは、やさしいですか。
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やさしい→4人、やさしくない→6人
話し合いをさせました。以下のABも同じく、話し合いをさせました。
誰に対してのやさしさか、ということに気づいてきます。
待たせたら、「時間を守っている子」に失礼です。待たせたら、「遅れた子」にも甘やかしていることになります。
話し合いで、「意見を変えたい」という子が続出しました。
A下校の時、
「“車に乗らない?”と知ってる人に言われても、“いえいえ、私は元気ですから歩いて帰りす”と断りなさい。」
と言うことは、やさしいですか。
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やさしい→7人、やさしくない→3人
これは、学校側からお願いのプリントを出しました。「歩かせてください」と。話し合いでは、その理由が出てきました。
Bサッカーをしていてちょっとけがをし立ち止まっている子に、
「危ないから、すみっこに行きなさい。できそうなら、やる気があるならまた出てきなさい。」
と言うことは、やさしいですか。
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やさしい→9人、やさしくない→1人
「危険」を避ける必要があります。そこをわかっている子が多かったです。
◇さて、@ABの三つを言ったのは誰か、といいますと、私・小林です。
「厳しい」と感じるでしょうか?
「やさしい」と感じるでしょうか?
「もっとやさしくした方がいい」と感じるでしょうか?
「いや、当然だ」と感じるでしょうか?
◇話し合いでは、すべて「やさしい」という方向へ進みました。じっくり考えさせればわかる2年生なのです。