道徳:イチロー

◇イチローの記録達成記念の道徳授業です。
 「誰でしょう」と問い、予想で次々と答えさせました。

1 子どもの時は、野菜嫌い。
2 小学生の時はピッチャー。
3 7年連続で日本一。
4 名字は、「鈴木」。
5 アメリカでも1番。
 
 4、5で答えが出てきました。
 日曜日の読売新聞、号外を見せ、知っていることを言わせました。なかなか野球を知らない、どんなすごいことをしたのかもまだわからない学年ですので、次からの問いも難しいかなと思いましたが、しっかりと考えていました。
「アメリカの小学生に、どうすればイチロー選手のようになれるんですか?と言われて、何と答えたでしょうか。」

『〜〜〜を持って、生きてほしい。』
 
 Nさんが、「きあい」と考えました。いい言葉です。正解は、「目標」だそうです。
「その時に、『次の三つを大事にして下さい』 とも言いました。三つのこととは、何でしょう。」
 子ども達は、次々に「三つのこと」を予想して書いて持ってきました。
 
「ちから・ゆうき・もくひょう」
「もくひょう・いのち・こころ」
「なかま・じぶん・ともだち」
「もくひょう・ちから・やるき」
「もくひょう・れんしゅう・がんばること」「いのち・きもち・やるき」
「れんしゅう・もくひょう・がんばり」
 
 どれもこれも、ピッタリと合いそうです。
 
 でもイチローが言ったのは、右の三つでした。
「バット・グローブ・スパイク」
 
 つまり、「道具」を大切にしてほしいということです。
 イチローは、フォアボールで一塁に出る時、バットをそっと地面に置くんだそうです。他の選手は、ぱっと投げてしまうのに。
 この後、自分たちが使っている道具の代表である、筆入れを点検してみました。
 鉛筆も、消しゴムも、筆箱も、一つ一つが道具です。これらを丁寧に扱うことを、イチローはすすめているんですね。
◇S君の感想です。

 ぼくは、べんきょうのときいつもどうぐをつかっています。それをとてもだいじにしたいです。
 イチローは、バットやグローブやスパイクを自分であらってて、いいと思いました。あと、たいせつにしていてすごいとおもいました。(以下、略)