国語:お手紙 場面Aの授業
◇国語のスタートは、毎回「漢字スキル」です。やることが決まっているため、すっきりとスタートできます。
◇今日の読み取りは、2の場面の最後の音読から始めました。
「すぐやるぜ。」をかたつむりくんになったつもりで読んでみよう。
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元気よく、はっきりと大きな声で読んだ子には、
「3点、5点、4点・・・・」
と低い点数を付けていきました。
私が見本で読みました。ゆ〜っくりと、の〜んびりと。
「先生、もう一回読みたい。」
と、再挑戦です。
「8点、10点、9点、9点・・・」
高得点が続きました。
7ページ。「がまがえるくんへ」と太字で目立つように書いたのはなぜですか。
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ノートに書かせ、黒板に書かせ、話し合いです。
・ペンで書いたから。
・お手紙だから。
・お手紙のさいしょだから。
・見えやすいから。
質問させ、意見を言わせ、もう一度どれがいいかを尋ねます。
「見えやすいから」が指示されました。次のように書き直しをさせて、わかりやすくしました。
「がまがえるくんに、はっきり見えやすいから。」・・・玄関でずうっと待っているがまがえるくんが、遠くからでも読めるように太字で目立つように書いたのでしょうね。
これもノートに書かせ、
「そうかな。それだけかな。」
とノートを返し、何度も挑戦させました。何度も何度も持ってくる子は、それだけ考えたことになります。
「がまくんをおどろかせたいから」という考えが多かったです。
Y君が、たいへんいい考えを書いてきました。
「楽しみがなくなるから。まってたほうが、どきどきしてまってられるから。」
なるほどなあと思いました。ドキドキが大きい方が、楽しみが多くなりますよね。
待っているのは、がまくんとかえるくん。ドキドキドキドキしながら、二人いっしょに待ちたかったのではないでしょうか。そして、封筒を開けたときの驚きの、そして喜びの顔を見たかったのではないでしょうか。そのためには、「自分で届ける」では、感動が薄くなってしまいます。