「討論のある授業」の実際


道徳:トルコ大地震

 ◇2学期最初の道徳です。次の流れで授業を進めました。
(1)トルコの大地震について知っていることを書きなさい。(発表)
(2)助かったけどいろんな物がなくて困っている20万人の人のために、 物(食 べ物・着る物・飲み物など)を、今、送ってもいいでしょうか?
   ・いい;25人
   ・悪い;1人    (話し合い)
(3)ボランティアとして、今すぐトルコまで行ってもいいでしょうか?
   ・いい;22人
   ・悪い;3人    (話し合い)
(4)学習をして考えたことを書きなさい。
 
◇阪神大震災での犠牲者は6430人です。今回のトルコでの地震の犠牲者は12000人を越えるようです。
 今朝、全校朝会で校長先生から地震についてのお話もありました。児童会でも、募金活動が始まりました。
◇(2)(3)は、どちらも、「悪い」が正しいのです。
 Mさん・Kさん・Mさんの意見にもありました。今行ったとしても、「ジャマになる、まきぞえになる、自分もけがをする、病気になる」かもしれないのです。
 かえって、周りの人に迷惑をかける可能性が高いのですね。これは、インターネット『NHKボランティアネット』からの情報です。
僕は、トルコの人に物をやっていいか悪いかを考えました。僕は、「いい」と書きました。でも、「悪い」という人もいました。あとから、「悪い」が当たって、僕はびっくりしました。(Rさん) 
 実は、インターネットでこの情報を知った時、私も意外でした。そこで、今回の授業となりました。
ちょっとそれはきつい。がれきの下にたっくさんの人がいるのに。ただぼきんだけで、一般の人はただずっと、テレビとかで見ているだけなんて、それはちょっと悲しい。(Kさん)
 そうかもしれませんね。でも、伝染病のおそれがあったり、がれきを大型の機械で運び出す作業も始まるのだそうです。
私は、ボランティアに一般の人も行っていいと思っていた。でもちがうと聞き、ちょっとがっかり。その理由は、私はまだ行けないけど、大人だったら行きたいと思ったからだ。でも、心の中で私はボランティアしてみたいと思っています。(Kさん)
 放課後、ワークスペースのパソコンで、『NHKボランティアネット』を何人かで見てみました。すると、情報が変わっていました。
先遣隊(せんけんたい;先に行って様子を見てくる人)3名、25日に現地入り。
 一般ボランティア希望者のとりまとめを開始。費用は、自己負担。看護婦・保健婦・ボランティア経験者がよさそう。
とありました。Kさんのように、「行きたい!助けたい!」という人が、いるんです!!