お客様のお好み、ご指定の和菓子を出来る限りご希望にそう様に、また数も少量より承っております。ふる里の四季を伝統の味に託してお送りいたします。
私ども小松屋は天保三年の創業以来、北前船により上方文化の影響を受け、そのお菓子づくりに対する職人気質は、今に受け継がれております。
茶席菓子のご用命も承っております
“朱の菓子器にあったお菓子を”“春らしい演出を”
といったお客様のご要望に、季節の花や色をあしらい、
オーダーメイドでお応えいたします。
お菓子とは、心を和ませるもの。
お客様に楽しんでいただき、ご満足いただける菓子が
小松屋の原点でございます。
ご用命は、電話・店頭及びメールPOSTにて御予約を承っております。
※慶事・弔事用お菓子についてもお気軽にお問い合せくださいませ。

 

春一番が吹いて桃のつぼみがようやくほころぶころ、子供たちは雛菓子と白酒をもらいながら家々の門をくぐります。この風習は雛めぐりと称され、昭和三十年ごろまでは雛まつりとなれば、あちらこちらでこのような光景を目にすることができました。子供たちにとって人の家を訪ねるということは自然と礼儀作法が身に付くことであり、雛菓子を与える側も幼い子らが訪ねて来てくれた歓びとともに、女の子としての健やかな成長を願っていたのでしょう。小松屋は創業以来、桃の節句の頃となれば片栗細工の雛菓子を作り続けております。小松屋の雛菓子は、鯛・貝・稲穂・胡瓜・亀・兎など、ひとつひとつ当主が手描きで彩色をし端正に仕上げられます。これも上方文化の影響の表れかもしれません。
雛めぐりの幼き心を胸に、今年も伝承の雛菓子づくりをこれからも続けて参りたいと存じます。
■当主による彩色の風景■