協三工業4トン大谷鉱山タイプの巻

ペアーハンズ製(HOeナロー)





この手のタイプでBL型は結構模型化されていたとは思いますが、DL型でキャブの部分の箱が無いのって見た記憶が
無く、ペアーハンズもマニアックなものをチョイスしたなと思う所です。私的には嬉しいのでいいのですが、そんなDLの
製作奮闘記を紹介してみようと思います。この車両が出来たら第2弾鉱山パイクも作りたい思いです。


製作編


上回りですがボンネットカバー以外は全てホワイトメタル製です。なのでここは瞬着で組み立てていきます。台枠にはシッカリと「協三工業」の文字
が浮き出ています。取説は入っていましたが、重要な部分はしっかりと書いてはあるのですが、完成図が載ってなくて細かいパーツの取り付け位
置なども書いてないので、試行錯誤しております。キャブのメーターパネルの丸いもの2つも、窪みがあったので感で付けてみました。たぶん合っ
ていると思うのですが、あとは実物の写真を参考にしてみました。このタイプのDLは初なのでなんだか何もかもが新鮮です。2007.7.9




挿入済みではないので車軸にギアを挿入します。が入れようとしても入りません。えー自分で穴を広げないといけないのかー。とドリルで揉んで入
りましたけど。ん〜先行き不安です。まぁこういう作業もキット物の宿命なのでしょうか(汗)。2007.7.9




洋白板でハンダ出来そうなパーツはハンダ付けしました。ライトはこのキット用の物ではないらしいのですが、おまけとして付いていましたので取り
付けました。ちょっとデカイような気もしますが...。上回りの前部のエンドビームに丸い窪みがあって、取説にもパーツの絵はあるのですが、全パ
ーツの中にどんだけ見てもこのようなパーツが入っていなかったので、自作して取付けという事なのか?。まぁそれ程複雑なパーツではないので
自作してしまいましょうか。ちなみに右下のパーツは取説にまったく存在していませんです。2007.7.10




このキットの駆動方式は、車両自作派の方がよく採用しているタイプのようですが、私自身は初めてなのでこのような構造なのかと勉強になりま
す。しかしこのモーターは小さいですね。初めてみました。時代の流れとは凄いものです。キャブが無い分ボンネット内に収めなければなりません
からね。2007.7.10




エンドビームの窪みのパーツはプラ丸棒と真鍮線で作りました。集電線を絶縁する為プラバンが入っていましたが、これも自分で取説通りに穴開
け加工をしました。モーターも駆動フレームに取り付け、上回りの残りのパーツも付けました。2007.7.10




下回りと上回りが形になりました。下回りを試走した所、色々と調整したのち軽いせいか空転気味ですが走りました。なのでボディを載せてみまし
たが走りません、と言うかどうもショートしているようで、怪しい所はセロハンテープでカバーしました。これだけやっても前進はOKになりましたが後
進がまったく走らず、相変わらずショートし私を悩ましてくれます。何でだろうと色々調べてみると原因はこれ(下記事)でした。2007.7.10




車輪のフランジがボディに両方触れていてショートしていました(矢印の部分)。これかよ!。なのでリューターで削りました所、前後進共に快走し
てくれました(嬉)。スローもいい感じに効いてまして良いです。ちなみに画像は改良後です。2007.7.10




これでホントの未塗装完成でしょうか。いやぁ〜しかしかっこいいです。本物はこれで坑内をナベトロなどを牽いて走っていたのでしょうね(妄想)。も
う一台製作したら鉱山パイク作りたいですね。塗色も悩む所ですかね。2007.7.10



                     完成編(2007.7.20完成)


塗装しました。実物が何色だかはわからないので、メーカー見本のオレンジ系で塗ってみました。2両なので車番を手書き風に入れてみました。




車両にウェザリングしてないせいか浮いちゃっていますね。




あらぁ〜カトー3t機も現役だったのですね。鉱口から顔を出しました。


終わり