2024年 白イチジク 蓬莱柿一文字仕立て!

 年間作業  挿し木  定植~仕立て  生育状況  収穫出荷

古くから日本で親しまれてきた白いちじく 果重50g~100g、果実は円形、果皮は赤紫色です。 皮が薄く、糖度が16~20度で、甘味多くて酸味もある美味しいイチジクです。いわゆる白イチジクです。冷やして食べるとおいしい日本に古くからある在来種。「蓬莱柿」(ほうらいし)とも言われます。 イチジクの中では耐寒性は強く、寒地でも育ちます。乾燥にも強いので水切れしにくいです。 豊産性で育てやすい品種です。
別名:蓬莱柿(ほうらいし)、白いちじく、日本イチジク、ホウライシ)

 年間作業
  □定植
 1年目(挿木は前年)
▲剪定
 冬季作業で説明
×摘心
 春~夏作業で説明
※消毒
 主にカミキリムシ対策です。5月上旬にガットサイド剤の塗布。5月~7月上旬にモスピランの散布。6月~7月中旬にダニ剤の散布。
★収穫…下記で説明

〇イチジクの作業で一番忙しいのは8月~9月の収穫時で他の季節はマイペースで作業が出来ます。
 挿し木
2月下旬に剪定した白イチジクの枝を2~3芽で切断※先端の細い枝の使用は避ける。
 切断枝を約24時間浸す。※出来れば発根剤を使用した方がいいかと思います。
 
 
 今回、オキシベロンを使いました。
 挿し木用土は赤玉土、鹿沼土、腐葉土を混合し使用
 
 挿し木はポットを使用
 
 約50日でこの状況です。
※圃場が有れば5月下旬から6月で定植できます。又、苗として仮定植して来年、春まで待ちます。
 
 

定植、仕立てまで

※白イチジク(蓬莱柿)の一文字仕立ては上記イラストの枝の間隔は70cmと広くした方が赤イチジクに比べ葉が大きいので込み具合に余裕が出来、太陽の光が良く当たります。

 
 平成6年1月の在来種の主な作業・・・元肥、剪定、除草
元肥(苦土石灰40kg  固形30プラス30Kg)、剪定(昨年収獲枝2~3芽残し)、堆肥置き(2t)
作業が完了したNO2、3イチジク畑400㎡
※幹が白いのは昨年塗布した「ガットサイド」カミキリムシ対策
生育状況
一文字仕立て 白イチジク在来種5年目NO2畑 300㎡
 一文字仕立て 白イチジク在来種5年目 NO2畑 300㎡

 NO3畑 白イチジク在来種5年目 NO3畑 100㎡

 白イチジク在来種5年目 令和6年6月5日の状況

 白イチジク在来種5年目 令和6年6月5日の状況

 白イチジク在来種5年目 令和6年7月12日の状況
 
 白イチジク在来種5年目 令和6年7月12日の状況
 

令和6年8月中旬収獲
 令和6年8月中旬 出荷1箱 4パック
 令和6年8月中旬 出荷コンテナ(10パック分)
 
 令和7年1月12日の状況(6年目) 堆肥置きは完了、剪定は2月に中旬予定。
 
 
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