ついに飛べなかった日本製旅客機

 令和2年10月23日の山形新聞の朝刊に三菱重工業が製造している
 ジェット旅客機MRJシリーズが事業凍結となる記事が出ていた。
 私はこの記事を見ても驚かなかった。これまでの経過からこのような事態は
 十分に予想されていた。
 それにしても残念なことは事実だ。日本中の人たちがガッカリしたことと思う。

 日本の技術力の低下は以前から心配されていた。でも私はまだ挽回できるのではとの
 淡い期待を持っていた。
 しかし、今回のこの事態で日本は技術面で大きなピンチになっているのだと思う。
 三菱重工業は以前にも大型旅客船の建造で大チョンボをしている。
 自動車はみんなが知っているようにどうにもならない。
 これでは飛行機、造船、自動車という基幹産業分野での三菱の存在は名前だけに
 なってしまった感がする。
 このような日本を誰がどのように再生していくのだろうか。


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