我が町 鳥海月山両所宮の初詣光景

 平成26年1月1日は未明から大雨となった。
 私は雨音で目が覚めた。私のこれまでの記憶では元旦にこんなに雨が降った
 という記憶はない。
 でもこれが雪に変わっていたらと考えるとそれも怖いことだ。やはり晴天が一番
 良いのだが。
 さて、我が町(銅町、宮町)の中心的存在である通称「お宮様」は鳥海、月山を
 お祭りする神社であり、神域に数多くある社殿の一つは桃山時代のものもある
 歴史的にも由緒ある神社である。
 今年も平成26年の元旦参りの光景はどのようになっているかなと思い午前10時
 に出かけてみた。
 今年は雨の中での参詣となったので大変であった。
 靴はゴム長靴でないと泥土の道を歩けなかった。
 参詣者は全員傘を差しながらのお参りで片手に甘酒と 破魔矢等を持って大変
 難儀の様子だった。


 まるで傘行列のようである。


 駐車場はドロドロの状態で車を降りてからが大変のようだった。
 それに出店もお客がいなく商売あがったりの様子。
 なんだか今年の日本の大変さを表しているようで気になった。

 このような祭礼を行うには地元町内会や氏子総代会の力が必要になってくる。
 現在は何とか全員で懸命に取り組んでいるが近年の高齢化と働く場所が国外に
 なっている状況が今後も続くとなると先が心配である。



 次の光景を見るともはや雪国の光景でない。昨年は一面白い雪に覆われていたのに。


 さて、以上が我が町の鳥海月山両所宮の初詣光景である。
 ここは山形県では2番目に参詣客が多い所であるが年々静かな参詣光景になっている
 のが気にかかる。
 昔は酒を飲んで大いに気勢を上げる人間も多く祭りを盛り上げていたのだが近年はその
 ような人間もいなくなり静かな参詣となっている。
 なんだか地域から元気がなくなっているなあと心配になってくる。

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