もう一つの飛行場 山形、庄内空港だけが飛行場ではない
山形県には山形空港と庄内空港がありますね。
でも、県内にはこの他にも複数の飛行場があります。今回は白鷹町にある空港を探訪してみましょう。
私は50歳代のサッカーメンバーで作っているモセスサッカーチームに所属していますが、時々練習会を白鷹町で行います。その時に空の上に爆音がするので上を見上げると飛行機(といっても小さな一人しか乗れないもの)が飛んでいるのです。気持ちよさそうにのんびりとした爆音で空の上をゆったりと飛行しています。いいなあ!といつも思うのでした。長井サッカーチームの人に「どこからあの飛行機は飛んでくるのか」と聞くと「すぐそこだ」というではないですか。そしてニヤリと笑って「白鷹町には飛行場があんのさ」と言うではないですか。「まさか」と言うと「本当だ、ここからすぐだよ」と言われれば直ぐに探しに行く性分ですから行ってみました。
荒砥の町から新しいハイウェイを南に長井の方にまっすぐ進むと丁字路になりますが、そこを西の方に進みます。
すると最上川をまたぐ大きな橋が出てきます。睦橋と言います。
後ろの山は葉山です。川は最上川です。この睦橋の右手に飛行場はあります。この橋は1979年に架けられた橋です。竣工はPSコンクリート社によるものです。
所在地は白鷹町荒砥広野地区となります。
橋の北側の眺めです。最上川がゆったりと流れています。最上川が最ものんびりと
流れている地域といえると思います。
橋を西の方に渡りきると次の看板が道路の北側に見えるはずです。
そうです。ここが山形のもう一つの飛行場なのです。
この看板を背にしてみると次の光景になります。この道の先が飛行場です。
さあ見えてきました。ミニ飛行機がカバーを被って駐機しています。
まったくの野ざらし駐機です。
飛行機群をもう少し詳しく見てみましょう。可愛らしく勢揃いしています。
エンジンのナセル部を見てみましょう。
本格的な面構えをしているのにビックリします。
別の飛行機も見てみましょう。いろいろの機種があります。
では次に飛行場全体を見てみましょう。
滑走路は当然ダートです。、
次の景色を正面にして大空に離陸するのでしょうから、気分は最高でしょうね。
ではそろそろ飛行場をおいとましましょう。飛行場を後にして睦橋からまた飛行場
の方を見てみると又のどかな景色が広がっていました。
小さい頃、セスナ機にあこがれ、操縦本を買い込み、夢中になって操縦方法を自己流で
覚えようとした私にとってここで飛行機を飛ばしている人たちは最高の人生をおくっている
とうらやましく思えてきます。 ガンバレ ミニ飛行機たち。
背景は白鷹山と荒砥の町